
ヨコハマ・フットボール映画祭が6月4日より開催!上映作品を一挙紹介!(2日目)
世界各国から選りすぐったサッカー映画が楽しめるイベント、ヨコハマ・フットボール映画祭2022が、神奈川県横浜市のかなっくホール(6月4日〜5日)と、シネマ・ジャック&ベティ(6日〜10日)で開催される。 12回目を迎えた今回は、全8作品の上映と川崎フロンターレFROの中村憲剛氏、今年3月にJリーグのチェアマンを退任した村井満氏、そして20年前に行われた日韓ワールドカップで、日本代表をベスト16進出に導いたフィリップ・トルシエ氏(Zoom出演)など、豪華ゲストの登壇も予定されている。

日程 :2022年6月4日(土)~6月5日(日)
会場:かなっくホール 神奈川県横浜市神奈川区東神奈川1丁目10−1
アクセス:東神奈川駅 (JR京浜東北線・京浜急行)から徒歩1分、東白楽駅(東急東横線)から徒歩10分
サンシーロの陰で

サンシーロの陰で ©2020 Black Spark Film AB, Panic Srl, SF Studios Denmark
サッカーの才能が認められ若くしてイタリアのインテル・ミラノと契約したものの、鬱病を患った影響でわずか9ヶ月で退団。
その後、若くして引退することになってしまったスウェーデン人サッカー選手、マルティン・ベングソンの自伝を基にした作品だ。華々しく見えるサッカー界にある選手間の競争や、それらがメンタルにもたらす影響が克明に描かれている。

バモス!ドミンゴ -夢の実況席

バモス!ドミンゴ -夢の実況席- ©Kinesis Film House SA de CV, Adastr Films, SARL
どんな仕事も長続きしないドミンゴは、「自分の大好きなサッカーの実況者なら、長く続けるのではないか」と考え、地元のサッカー選手たちへのインタビューや、グラウンドの脇にドラム缶を置き、勝手に実況の練習を始める。
時に無茶とも思える方法で、サッカーの実況者になろうとするドミンゴだが、 幾多の困難に臆面しようとも彼の夢を追い続ける情熱や、彼のことを応援してくれる周囲の人々の姿は、見ている人の胸を熱くさせることだろう。

バモス!ドミンゴ -夢の実況席- ©Kinesis Film House SA de CV, Adastr Films, SARL
アディダスVSプーマ -運命を分けた兄弟

アディダスVSプーマ -運命を分けた兄弟- ©Zeitsprung Pictures GmbH and G5fiction
まだサッカー界において靴があまり重視されていなかった1920年代、アディダスの創業者でもあるアドルフ・ダスラーは靴の製造業を開始する。その後、兄のルドルフが営業に加わった会社は、徐々に知名度を上げ、 1936年のベルリンオリンピックでは、シューズを提供した4選手が金メダルを獲得するなど、業績をさらに伸ばしていくこととなる。
アディダスVSプーマ -運命を分けた兄弟- ©Zeitsprung Pictures GmbH and G5fiction
だが、第二次世界大戦に突き進むヒトラー政権に対する考え方の違いにより、兄弟の仲は修復不可能な状況に陥っていくこととなる。 「スポーツ選手に対して、良質な靴を届ける」ことを善とするアドルフに対し、ナチス党の顔色を伺うルドルフ。
アディダスVSプーマ -運命を分けた兄弟- ©Zeitsprung Pictures GmbH and G5fiction
政権寄りのルドルフが、徴兵制を逃れた不公平さも相まって、事業を続けることが難しくなった兄弟は、対戦後の1948年にダスラーは解体。弟のアドルフは、「アディダス」、兄のルドルフは「プーマと」を設立し、それぞれの道を歩むことになる。
ある試合

ある試合 ©2020 Ensemble Film GmbH. All rights reserved.
スイス人審判のフェダイ・サン氏が、自身担当した試合を記録した短編ドキュメンタリー映画だ。
FIFAとBSCヤングボーイズ協力の元で作成された本作品には、熱量溢れる観客の集うスタジアムの中で、冷静に試合をレフェリングする審判の仕事や、審判が直面している試合の緊張感、そして、時に選手の人生を左右することになる責任の重さなどを感じられる作品に仕上げられている。

ある試合 ©2020 Ensemble Film GmbH. All rights reserved.

ある試合 ©2020 Ensemble Film GmbH. All rights reserved.
当日は、元国際審判の家本政明氏をゲストに迎え、『教えて!いえぽん in YFFF2022』を実施。家本さんが語る審判という職業の本音にも注目したい。
バモス! 実況席から見た世界 実況アナの両巨頭がサッカー愛を語る

ゲスト 倉敷保雄(フリーアナウンサー)

西岡明彦(スポーツコメンテーター)
サッカー実況を題材にした『バモス!ドミンゴ -夢の実況席-』の上映を記念し、サッカー実況アナの第一人者でもある西岡明彦氏とスポーツコメンテーターの倉敷保雄氏によるクロストークが実現した。
西岡さんと倉敷さんが実況席で見ているものとは?試合の魅力をどのような言葉で伝えようとしているのか。アナウンサーという職業の裏側や本音に迫る。
サロン・ドゥ・トルシエ 言いたいこと全部言いますSP!

フィリップ・トルシエ(元サッカー日本代表監督・zoom出演)

笹木かおり(タレント)
2002年に行われたW杯日韓大会の開催から20年を迎える今年、監督としてサッカー日本代表を初のベスト16入りに導いたフィリップ・トルシエ氏をゲストに迎え、笹木かおりさんが当時の舞台裏に迫る。
日本が記念すべきW杯初勝利を掴み取った対ロシア代表戦の舞台・横浜に凱旋帰国するトルシエ氏の本音から目が離せない。
日程 :2022年6月4日(土)~6月5日(日)
会場:かなっくホール 神奈川県横浜市神奈川区東神奈川1丁目10−1
アクセス:東神奈川駅 (JR京浜東北線・京浜急行)から徒歩1分、東白楽駅(東急東横線)から徒歩10分
日程 :2022年6月6日(月)~6月10日(金)
会場:シネマ・ジャック&ベティ 神奈川県横浜市中区若葉町3丁目51
アクセス:黄金町駅(京浜急行)から徒歩5分 関内駅(JR京浜東北製)から徒歩15分
主催:ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会 / 特定非営利活動法人横浜スポーツコミュニケーションズ
後援:横浜市市民局 / 公益財団法人日本サッカー協会 / ドイツ大使館 / 公益財団法人日独協会 / スイス大使館 / 日英協会 / スウェーデン大使館 / メキシコ大使館 / インテルクラブ・ジャポネ
パートナー:gol. / ジョイホース横浜 / セリエ /GOALSTUDIO / コカ・コーラ ボトラーズジャパン / 平倉社労士
公式サイト:https://yfff.org
ツイッター: https://twitter.com/yffforg