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ミズノ『モレリア』神が作ったサッカースパイクvol.2「最先端の技術を注入して進化を」

サッカー男子日本代表がワールドカップ初出場を果たした1998年フランス大会の舞台で、モレリアを履いてピッチを駆け巡る日本人選手もいた。今回も、企画開発に携わる水口氏に、モレリアの新モデルや今後の展望などについて語っていただいた。

Icon 22d3205e be9b 4127 a8b9 c79a36b16411 佐久間秀実 | 2018/06/27
ミズノ『モレリア 』vol.1「軽量性・柔軟性・素足感覚」

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――1990年代以降のモレリア

水口:1990年代に入ると、トヨタカップでサンパウロFCの選手がモレリアを履いて世界一に輝きました。そして1999年には、モレリアを履いているリバウド選手がバロンドールを受賞し、その頃からモレリアの販売数も比例するかのように増加していきました。
 

――熱狂的ファンが多い「モレリアウェーブ」

水口:モレリアは、軽量・柔軟・素足感覚をコンセプトにベーシックなデザインでありましたが、時代の流れとともに派生モデルを投入してきました。2003年には、「モレリアウェーブ」という新モデルを販売。ミズノのランニングシューズに搭載されているクッション性と安定性を兼ね備えたミズノウェーブをサッカースパイクに融合させました。

「モレリアウェーブ」は、今でも販売されていまして、それしか履けないという熱狂的ファンの方々が多いですね。踵のホールド感やフィット感が何物にも変えられない感覚で、愛好者が非常に多いことはすごく有難いです。
 

――続々と新モデルが誕生


水口:「モレリアEL」や「モレリア JP」などの様々な派生モデルが誕生しました。そして、大人気となっているのが「モレリアネオ」となります。次世代のモレリアを目指して開発した「モレリアネオ」は、オーソドックスでシンプルでかっこよく、繊細さもあり評価が高く、凄く進化しているモデルだと思います。特に高校生たちから絶大な支持を得ています。

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モレリアネオⅡ

――最新のモレリアⅡ、モレリアネオⅡが誕生

水口:2015年にモレリア誕生30周年を記念してモレリアⅡをリニューアル。多くのプロ選手にMORELIA Ⅱに関してアンケートをした時に、「どこも変える必要がない」という声が多かったんですよね。ミズノ開発チームは、「もっと軽くならないか」「もっと素足感覚を上げられないか」ということを突き詰めて、新しい素材を搭載したりフィット感を向上させるためにパーツの大きさを追求し、現在のMORELIA Ⅱは生まれ変わりました。


また、2016年に発売した「モレリアネオⅡ」は、初代モデルから細かな改善を施し、足にしっかりとフィットして素足感覚をさらに追い求めたシューズになっています。

――2年連続でJリーグMVP受賞


水口:モレリアⅡを履く広島の青山敏弘選手が2016年に、川崎の中村憲剛選手が2017年にJリーグでMVP を2年連続という輝かしい成績を残されています。

モレリアは軽量性・柔軟性・素足感覚というコンセプトを誕生時から変えていません。それがモレリアの強さであると思います。

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モナルシーダ


――モナルシーダについて

水口:モレリアのコンセプトを継承し、部活生を対象としたモデルとなっています。日本の工場で、モレリアと同じラスト(足型)を使って作っているのがポイントで、モレリアの魂を受け継いでいます。

「モナルシーダ」は、モレリアに由来した名前で、実はカレッカ選手が初めてモレリアを履いた場所が「アパルシーダ」と言います。モレリアはメキシコの地名で、モレリアと言う都市にあるサッカークラブの名前が「モナルカス」と言い、この2つを合わせた造語が「モナルシーダ」となっています。


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――今後の展望について


水口:モレリアのコンセプトを守りつつも、時代、時代に合った最先端の技術を注入して進化を遂げていきたいですね。

選手が「何も履いていないんじゃないか」と感じることができるように、いつまでも追い求めていきたいです。

モレリアの進化は、止まることはないでしょう。  (了)

ミズノ モレリア
https://www.mizuno.jp/football/morelia/


取材協力/ミズノ株式会社
 
写真提供/ミズノ株式会社 
取材写真/佐久間秀実