世界最高峰の格闘技とeスポーツが融合!「ONE マーシャルアーツ・ファン・フェス」
いま、ONE Championship(以下、ONE)がアツい。 ONEは、東南アジアや中国に市場を急速に拡大し、アメリカの「UFC」と勢力を二分する世界最高峰の総合格闘技団体だ。2011年にシンガポールで産声をあげて以来、アジア各国で大会を積み重ねてきたONEが、今年の3月に日本に初上陸を果たして、約半年が経った。そして、来たる10月13日、今度は、記念すべき第100回大会「ONE:CENTURY 世紀」を、両国国技館で行う。 そして、日本国内におけるONEへの期待の高まりを象徴するかのように、10月5日、6日の2日間に渡り、ベルサール渋谷ガーデンにて「ONE マーシャルアーツ・ファン・フェス」が開催され、たくさんの人が詰めかけた。
瀬川 泰祐(せがわたいすけ)
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2019/10/07
このイベントの大きな特徴は、eスポーツと格闘技を同時に体感できるという新しいスタイルをとったことだ。このスタイルをとった理由について、ONE Championship日本代表取締役社長の秦アンディ英之氏は、次のように理由を語る。
「ONEとeスポーツの顧客層が重なるからです。現在eスポーツに携わっている競技者は世界で1億3000万人いるとされています。さらに人口超大国の中国では、将来的に3億5000万人もが、eスポーツの競技者になるとも言われています。そのような市場が存在する中で、我々のマーケティングデータを調べていくと、ONEのファンのうち約7割がeスポーツに興味があるということがわかりました。」
eスポーツとの融合の意図を語る、ONE Championship日本代表取締役社長・秦アンディ英之氏
秦アンディ英之氏の言葉の通り、会場内は、格闘技とeスポーツの融合というコンセプトを体感できるよう、「マーシャルアーツ・ステージ」と「ゲーミング・ステージ」の2つのステージが組まれ、さらに2つのステージの間には、ファンと選手たちが交流できる「ミート&グリート」ゾーンが設けられていた。 場内の入り口付近に設置された「マーシャルアーツ・ステージ」では、ONE本戦への出場権を賭けた真剣勝負が目の前で繰り広げられた。また、格闘技セミナーや、ONE出場選手らによる公開練習が行われるなど、最高峰の格闘技の息づかいを間近に感じることができた。
ONE本戦への出場権を賭けた「ONE WARRIOR SERIES」では、日本人選手が海外選手たちと熱戦を繰り広げた。
修斗やパンクラスといった国内総合格闘技団体の王者たちによる公開ワークアウトでは、流れるような技に格闘ファンの視線が集まった。
場内の奥に設置された「ゲーミング・ステージ」では、一般参加のゲーマーたちが「TEKKEN」や「STREET FIGHTER」のトーナメント戦を繰り広げ、さらにその奥のステージでは、プロのゲーマーたちが登壇し、その卓越した技術を披露すると場内は大きく盛り上がっていた。そして2日目には、史上最高のパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強の称号)と称される、デメトリアス・ジョンソン選手が登場し、eスポーツプレイヤーと「ストリートファイターV」で真っ向勝負する場面も。
ゲーミングステージに登場したデメトリアス・ジョンソン選手は、ゲーム好きとしても有名だ。
また、2つのステージの間に設置された「ミート&グリート」ゾーンでは、世界のトップファイターやリングガールが、サインや握手を求めるファンたちと笑顔で交流を楽しんだ。
若松佑弥選手のコメント 「格闘技に熱心な方が来てくれて、びっくりしました。今までファンと交流するイベントは初めてだったので、楽しかったです。試合では格闘技とはなんぞやという試合をお見せし、わかりやすい結果で勝ちたいと思います。」
平田樹選手のコメント 「日本大会だからこれだけたくさんの方が集まってくれたと思うんですけど、アイドルになったような気分でした(笑)。今回の試合は、殴り合いをテーマにしているので、強くてかっこいい女の姿を見に来てください。」
2日目には、元ONE世界ライト級王者・青木真也選手も登場し、快くサインや写真に応じていた。
リングガールたちが「ミート&グリート」ゾーン登場すると、男性ファンたちの長蛇の列がしばらく続いた。
この2日間、格闘技をリアル&バーチャルに楽しんだファンたちの期待は、大きく膨らみながら10月13日の「ONE:CENTURY 世紀」へ続いていく。
取材・文・写真:瀬川泰祐
■ONE Championship公式サイト https://www.onefc.com/jp/
■大会名:ONE: CENTURY 世紀
■日程: 2019年10月13日(日)
第1部: 7:30開場 8:30開始 14:00終了(予定)
第2部:16:00開場 17:00開始 23:00終了(予定)
■開催地:両国国技館(東京都墨田区横網1-3-28)
■対戦カード:
第1部:7:30開場 8:30開始 14:00終了(予定) 放送:AbemaTV 格闘チャンネル(https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/EkZXesra1QK4t7)
(メインイベント) 女子アトム級世界タイトルマッチ:アンジェラ・リー vs ション・ジンナン
(コーメインイベント) フライ級ワールドグランプリ決勝:デメトリアス・ジョンソン vs ダニー・キンガッド
(コーメインイベント) ライト級ワールドグランプリ決勝:エディ・アルバレス vs ザイード・フセイン・アサラナリエフ
(第8試合 ) ムエタイ 女子アトム級:ジャネット・トッド vs エカテリーナ・ヴァンダリーバ
(プレリム第7試合) フライ級:若松 佑弥 vs キム・デファン
(プレリム第6試合 ) ムエタイ ストロー級:サムエー・ガイヤーンハーダオ vs ダレン・ローラン
(プレリム第5試合) ウェルター級:岡見 勇信 vs アギラン・ターニ
(プレリム第4試合) 女子アトム級:平田 樹 vs 石毛 里佳
(プレリム第3試合) ストロー級:池田 仙三 vs リト・アディワン
(プレリム第2試合) フェザー級:プー・トー vs ユン・チャンミン
(プレリム第1試合) キャッチウェイト/68kg:スノト vs クォン・ウォンイル
第2部:16:00開場 17:00開始 23:00終了(予定) 放送:AbemaTV 格闘チャンネル(https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/F9RT64eAMEefHq)
(メインイベント) ライトヘビー級世界タイトルマッチ:アウンラ・ンサン vs ブランドン・ベラ
(コーメインイベント) バンタム級世界タイトルマッチ:ビビアーノ・フェルナンデス vs ケビン・ベリンゴン
(コーメインイベント) フライ級ムエタイ世界タイトルマッチ:ロッタン ・ジットムアンノン vs ウォルター・ゴンサルベス
(コーメインイベント) フェザー級キックボクシングワールドグランプリ決勝:ジョルジオ・ペトロシアン vs サミー・サナ
(第7試合) ライト級:青木 真也 vs ホノリオ・バナリオ
(第6試合) ヘビー級:マウロ・チリリ vs アルジャン・ブラー
(第5試合) 女子アトム級:山口 芽生 vs ジェニー・ファン
(プレリム第4試合) ストロー級/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ:猿田 洋祐 vs 北方 大地
(プレリム第3試合) バンタム級/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ:佐藤 将光 vs ハファエル・シウバ
(プレリム第2試合) ウェルター級/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ:エルナニ・ペルペトゥオ vs 手塚 裕之
(プレリム第1試合) ライト級/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ:松本 光史 vs 久米 鷹介
観戦チケットはこちらから https://onechampionship.zaiko.io/e/onecentury
「ONEとeスポーツの顧客層が重なるからです。現在eスポーツに携わっている競技者は世界で1億3000万人いるとされています。さらに人口超大国の中国では、将来的に3億5000万人もが、eスポーツの競技者になるとも言われています。そのような市場が存在する中で、我々のマーケティングデータを調べていくと、ONEのファンのうち約7割がeスポーツに興味があるということがわかりました。」
eスポーツとの融合の意図を語る、ONE Championship日本代表取締役社長・秦アンディ英之氏
秦アンディ英之氏の言葉の通り、会場内は、格闘技とeスポーツの融合というコンセプトを体感できるよう、「マーシャルアーツ・ステージ」と「ゲーミング・ステージ」の2つのステージが組まれ、さらに2つのステージの間には、ファンと選手たちが交流できる「ミート&グリート」ゾーンが設けられていた。 場内の入り口付近に設置された「マーシャルアーツ・ステージ」では、ONE本戦への出場権を賭けた真剣勝負が目の前で繰り広げられた。また、格闘技セミナーや、ONE出場選手らによる公開練習が行われるなど、最高峰の格闘技の息づかいを間近に感じることができた。
ONE本戦への出場権を賭けた「ONE WARRIOR SERIES」では、日本人選手が海外選手たちと熱戦を繰り広げた。
修斗やパンクラスといった国内総合格闘技団体の王者たちによる公開ワークアウトでは、流れるような技に格闘ファンの視線が集まった。
場内の奥に設置された「ゲーミング・ステージ」では、一般参加のゲーマーたちが「TEKKEN」や「STREET FIGHTER」のトーナメント戦を繰り広げ、さらにその奥のステージでは、プロのゲーマーたちが登壇し、その卓越した技術を披露すると場内は大きく盛り上がっていた。そして2日目には、史上最高のパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強の称号)と称される、デメトリアス・ジョンソン選手が登場し、eスポーツプレイヤーと「ストリートファイターV」で真っ向勝負する場面も。
ゲーミングステージに登場したデメトリアス・ジョンソン選手は、ゲーム好きとしても有名だ。
また、2つのステージの間に設置された「ミート&グリート」ゾーンでは、世界のトップファイターやリングガールが、サインや握手を求めるファンたちと笑顔で交流を楽しんだ。
若松佑弥選手のコメント 「格闘技に熱心な方が来てくれて、びっくりしました。今までファンと交流するイベントは初めてだったので、楽しかったです。試合では格闘技とはなんぞやという試合をお見せし、わかりやすい結果で勝ちたいと思います。」
平田樹選手のコメント 「日本大会だからこれだけたくさんの方が集まってくれたと思うんですけど、アイドルになったような気分でした(笑)。今回の試合は、殴り合いをテーマにしているので、強くてかっこいい女の姿を見に来てください。」
2日目には、元ONE世界ライト級王者・青木真也選手も登場し、快くサインや写真に応じていた。
リングガールたちが「ミート&グリート」ゾーン登場すると、男性ファンたちの長蛇の列がしばらく続いた。
この2日間、格闘技をリアル&バーチャルに楽しんだファンたちの期待は、大きく膨らみながら10月13日の「ONE:CENTURY 世紀」へ続いていく。
取材・文・写真:瀬川泰祐
■ONE Championship公式サイト https://www.onefc.com/jp/
■大会名:ONE: CENTURY 世紀
■日程: 2019年10月13日(日)
第1部: 7:30開場 8:30開始 14:00終了(予定)
第2部:16:00開場 17:00開始 23:00終了(予定)
■開催地:両国国技館(東京都墨田区横網1-3-28)
■対戦カード:
第1部:7:30開場 8:30開始 14:00終了(予定) 放送:AbemaTV 格闘チャンネル(https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/EkZXesra1QK4t7)
(メインイベント) 女子アトム級世界タイトルマッチ:アンジェラ・リー vs ション・ジンナン
(コーメインイベント) フライ級ワールドグランプリ決勝:デメトリアス・ジョンソン vs ダニー・キンガッド
(コーメインイベント) ライト級ワールドグランプリ決勝:エディ・アルバレス vs ザイード・フセイン・アサラナリエフ
(第8試合 ) ムエタイ 女子アトム級:ジャネット・トッド vs エカテリーナ・ヴァンダリーバ
(プレリム第7試合) フライ級:若松 佑弥 vs キム・デファン
(プレリム第6試合 ) ムエタイ ストロー級:サムエー・ガイヤーンハーダオ vs ダレン・ローラン
(プレリム第5試合) ウェルター級:岡見 勇信 vs アギラン・ターニ
(プレリム第4試合) 女子アトム級:平田 樹 vs 石毛 里佳
(プレリム第3試合) ストロー級:池田 仙三 vs リト・アディワン
(プレリム第2試合) フェザー級:プー・トー vs ユン・チャンミン
(プレリム第1試合) キャッチウェイト/68kg:スノト vs クォン・ウォンイル
第2部:16:00開場 17:00開始 23:00終了(予定) 放送:AbemaTV 格闘チャンネル(https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/F9RT64eAMEefHq)
(メインイベント) ライトヘビー級世界タイトルマッチ:アウンラ・ンサン vs ブランドン・ベラ
(コーメインイベント) バンタム級世界タイトルマッチ:ビビアーノ・フェルナンデス vs ケビン・ベリンゴン
(コーメインイベント) フライ級ムエタイ世界タイトルマッチ:ロッタン ・ジットムアンノン vs ウォルター・ゴンサルベス
(コーメインイベント) フェザー級キックボクシングワールドグランプリ決勝:ジョルジオ・ペトロシアン vs サミー・サナ
(第7試合) ライト級:青木 真也 vs ホノリオ・バナリオ
(第6試合) ヘビー級:マウロ・チリリ vs アルジャン・ブラー
(第5試合) 女子アトム級:山口 芽生 vs ジェニー・ファン
(プレリム第4試合) ストロー級/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ:猿田 洋祐 vs 北方 大地
(プレリム第3試合) バンタム級/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ:佐藤 将光 vs ハファエル・シウバ
(プレリム第2試合) ウェルター級/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ:エルナニ・ペルペトゥオ vs 手塚 裕之
(プレリム第1試合) ライト級/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ:松本 光史 vs 久米 鷹介
観戦チケットはこちらから https://onechampionship.zaiko.io/e/onecentury