伝説のスター集結。「日伊国交150周年ユベントスレジェンドチャリティーマッチ」
ユベントスに所属していたスキラッチやトレゼゲなど、錚々たるメンバーが『ジャパンレジェンズ』と試合をすると聞き、駆けつけた。往年のユベントス・レジェンド達は、今どんなスパイクを履いているのか? 「日伊国交150周年ユベントスレジェンドチャリティーマッチ」に潜入取材した。
菊池 康平
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2016/11/12
ラバネッリ、スキラッチ、ユリアーノ、ディノ・バッジョ、トレゼゲ、フェラーラなど胸が熱くなるメンバーが出場すると聞き、都内から群馬へ向かった。
しかし、群馬へ向かう道中に一抹の不安がよぎった。
「この試合の為に、全員同じスパイクが支給されるという素敵なオチがあったらどうしよう!?」
スキラッチ (アディダス エックス15.1レザー)
ラバネッリ (アディダス プレデター)
トレゼゲ(アディダス プレデター)
トリチェッリ(アディダス コパムンディアル)
ディリービオ(ナイキ マーキュリアル)
オリビエ・カポ(アディダス エース)
ディノ・バッジョ(アディダス プレデター)
アモルーゾ(アディダス プレデター)
アントニオ・キメンティ(プーマ エヴォパワー)
ピッチでウォーミングアップを始めた選手達の足元を見て、その心配が杞憂だったことに気付いた。
それ以上に、使い込んだスパイクを履いている選手もいて、歳を重ねた今でも母国でボールを蹴っていることを想像し、嬉しくなった。
試合は45分ハーフで行われた。
先制点はジャパンレジェンズ。
この日、サイドバックで躍動した齊藤俊秀からのセンタリングを松原良香がヘディングでGKタッコーニの守るゴールに突き刺した。
しかしその11分後、イタリアW杯の得点王スキラッチが押し込み1-1と追いつく。
その後は平均年齢の若いジャパンレジェンズが躍動し、アマラオが2得点。前半を3-1と、ジャパンレジェンズのリードで折り返した。
後半から出場した鈴木隆行が、後半18分に得点しリードを広げる。
この得点で試合は決したかと思われたが、ユベントスレジェンズが意地をみせた。
後半27分にトレゼゲが現役自体を彷彿とさせる見事なゴールを決めた。そして、後半33分のジャパンレジェンズのオウンゴールにより、4-3と1点差となる。
後半34分に松原良香がこの日2点目となるゴールを決めるが、最後まで諦めないユベントスレジェンズは、後半39分にアモルーゾがゴールし、再び1点差と迫るが、このままタイムアップ。
5-4でジャパンレジェンズが打ち合いを制した。
チャリティーマッチのチケット代から1枚当たり200円を車いすの購入に充て、福祉団体に寄付するほか、当日は地震が続くイタリアや日本の被災地支援のために募金活動も行われた。
取材/菊池康平 写真/長田慶
しかし、群馬へ向かう道中に一抹の不安がよぎった。
「この試合の為に、全員同じスパイクが支給されるという素敵なオチがあったらどうしよう!?」
スキラッチ (アディダス エックス15.1レザー)
ラバネッリ (アディダス プレデター)
トレゼゲ(アディダス プレデター)
トリチェッリ(アディダス コパムンディアル)
ディリービオ(ナイキ マーキュリアル)
オリビエ・カポ(アディダス エース)
ディノ・バッジョ(アディダス プレデター)
アモルーゾ(アディダス プレデター)
アントニオ・キメンティ(プーマ エヴォパワー)
ピッチでウォーミングアップを始めた選手達の足元を見て、その心配が杞憂だったことに気付いた。
それ以上に、使い込んだスパイクを履いている選手もいて、歳を重ねた今でも母国でボールを蹴っていることを想像し、嬉しくなった。
試合は45分ハーフで行われた。
先制点はジャパンレジェンズ。
この日、サイドバックで躍動した齊藤俊秀からのセンタリングを松原良香がヘディングでGKタッコーニの守るゴールに突き刺した。
しかしその11分後、イタリアW杯の得点王スキラッチが押し込み1-1と追いつく。
その後は平均年齢の若いジャパンレジェンズが躍動し、アマラオが2得点。前半を3-1と、ジャパンレジェンズのリードで折り返した。
後半から出場した鈴木隆行が、後半18分に得点しリードを広げる。
この得点で試合は決したかと思われたが、ユベントスレジェンズが意地をみせた。
後半27分にトレゼゲが現役自体を彷彿とさせる見事なゴールを決めた。そして、後半33分のジャパンレジェンズのオウンゴールにより、4-3と1点差となる。
後半34分に松原良香がこの日2点目となるゴールを決めるが、最後まで諦めないユベントスレジェンズは、後半39分にアモルーゾがゴールし、再び1点差と迫るが、このままタイムアップ。
5-4でジャパンレジェンズが打ち合いを制した。
チャリティーマッチのチケット代から1枚当たり200円を車いすの購入に充て、福祉団体に寄付するほか、当日は地震が続くイタリアや日本の被災地支援のために募金活動も行われた。
取材/菊池康平 写真/長田慶