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【解説】同種目2大会ぶりのメダル獲得!“バドミントン女子ダブルス”銅メダル 志田千陽 松山奈未

バドミントン女子ダブルスの“シダマツペア”こと志田千陽選手、松山奈未選手のペアは、3位決定戦でマレーシア代表のパーリー・タン選手、ティナ・ムラリタラン選手のペアに勝利し銅メダルを獲得した。この種目での日本勢のメダル獲得は2大会ぶりとなった。※トップ画像出典/VCG via Getty Images

Icon kinggear icon KING GEAR編集部 | 2024/08/29

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出典/Getty Images

初出場の志田・松山ペアは、予選ラウンドでグループCに入り、初戦でオーストラリア代表に2-0で勝利。続くインド代表戦もストレート勝ちで2連勝とすると、予選最終戦の韓国代表戦では、第1、2ゲームともに競った展開を見せたが0-2でストレート負けを喫し、通算成績2勝1敗のグループ2位で準々決勝を決めた。

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準々決勝でデンマーク代表と対戦した志田・松山ペアは、2ゲームとも力の差を見せつけ、試合を39分で終える圧倒的な強さで準決勝に駒を進めた。迎えた準決勝・中国戦では、第1ゲームを16-21、第2ゲームを19-21で落としてストレート負け。3位決定戦に回ることとなった。メダルをかけた3位決定戦では、第1ゲームからペースをつかんだ志田・松山ペアが息の合ったコンビネーションで得点を重ねていき、2ゲームともに21-11で制して勝利。銅メダルを獲得した。


<五輪での戦績>

グループC
2-0(21-18・21-14) A. Yu・S.マパサ(オーストラリア)
2-0(21-11・21-12) A. ポンナッパ・T. クラスト(インド)
0-2(22-24・24-26) キム・ソヨン・コン・ヒヨン(韓国)

準々決勝:2-0(21-7・21-12) M.フォーゴール・S.チューイセン(デンマーク)
準決勝:0-2(16-21・19-21) 譚寧・劉聖書(中国)
3位決定戦:2-0(21-11・21-11) T. ムラリタラン・P. タン(マレーシア)


<プロフィール>
秋田県八郎潟町出身、1997年4月29日生まれの志田選手は、青森山田中高時代に女子ダブルス日本一を達成。高校2年で参加したジュニアナショナルチームでは、松山選手とペアを組み国際大会を戦った。

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九州国際大付高校でプレーしていた松山選手は、1年次に当時青森山田高2年だった志田選手と初めてペアを結成。2015年には世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得。高校3年次には保原彩夏選手とのペアで世界ジュニア選手権に出場し、見事優勝を果たした。2人は再春館製薬所でもペアを組み、2019年の全日本総合選手権で3位、2021年のインドネシアマスターズ、インドネシアオープンで優勝という成績を残している。同年のワールドツアーファイナルズでも準優勝、世界選手権ではベスト8に輝き、2023年には世界ランク2位にまで昇り詰めた。