【GK】大迫 敬介(おおさこ けいすけ)/FIFAワールドカップアジア最終予選・SAMURAI BLUEメンバー
J1リーグの首位・サンフレッチェ広島の守護神。強気な飛び出しも辞さない守備範囲の広さやセービングのテクニックの高さが特長で、リーグを代表するGKの1人に。日本代表には、2019年に初選出されている。※イラスト/これ松えむ
プロフィール
ポジション:GK
出身:鹿児島県
生年月日:1999年7月28日
身長/体重:188cm/87kg
所属チーム:フェリシドFC→サンフレッチェ広島ユース→サンフレッチェ広島
A代表歴(データ)
出場試合数(先発)/得点数:8(8)/0
2014年:U-16日本代表
2015年:U-16日本代表、U-18日本代表
2016年:U-17日本代表、U-18日本代表、U-19日本代表
2017年:U-18日本代表、U-19日本代表、U-20日本代表
2018年:U-19日本代表、AFC U-19選手権 インドネシア
2019年:U-20日本代表、U-22日本代表
2020年:U-23日本代表、AFC U-23選手権 タイ
2021年:U-24日本代表、東京オリンピック日本代表
以下A代表として、
2023年:AFCアジアカップカタール2023、AFCアジア最終予選
2024年:FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選)
所属リーグでの実績
2015年、高校進学と同時に広島ユースに入団。2年次には高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグWESTの優勝に貢献すると、2017年にサンフレッチェ広島とプロ契約を交わす。
翌年トップチームに昇格してからは、当時の広島の守護神で元日本代表の林卓人(現、サンフレッチェ広島GKコーチ)と激しいレギュラー争いを演じた。
プロ入りから2シーズンは公式戦出場がなかった大迫にプロ初出場の機会が訪れたのは、2019年2月に行われたACLのプレーオフ・レオ・チェンライ・ユナイテッドFC戦だった。
PK戦にもつれたこの試合で、チームの勝利とACL本戦への進出に貢献した大迫は、同月に行われたJ1リーグの開幕戦・清水エスパルス戦(エディオンスタジアム広島)でJ1リーグ初出場を果たし、このシーズンはデビュー・シーズンにして正GKとして活躍した。
その後は毎シーズンのように正GKの座を林と競い合い、経験値と実力を伸ばしていき、林が引退した2024年シーズンは背番号1を引き継ぎ、優勝争いを演じるチームを牽引している。
日本代表での実績
U-16世代から年代別代表に選ばれており、2021年に行われた東京五輪では出場機会こそなかったものの、代表に選出された。
A代表初招集は2019年のキリンチャレンジカップ。同年、東京五輪世代で挑むコパ・アメリカの代表にも招集され、コパ・アメリカのチリ戦で国際Aマッチ初出場を果たした。負傷のため、2023年のAFCアジアカップには招集されなかったが、その後はコンスタンスに選出され、FIFAワールドカップ アジア2次予選では、ミャンマー戦、シリア戦の完封勝利に貢献している。
プレー・スタイル
思い切りのよい飛び出しと冷静なセービングが魅力。“メンタルの強さ”を賞賛されることも。データ上では1試合辺りのセーブ数やキャッチ率、パンチ率など、さまざまな項目においてJリーグの中でもハイレベルの数値を記録しており、その総合力と安定力の高さで守備陣を牽引する。
所属クラブでの出場記録 出場試合数(得点数)
2019年 サンフレッチェ広島
リーグ戦:29試合 0得点
カップ戦:0試合 0得点
天皇杯:1試合 0得点
ACL:3試合 0得点
2020年 サンフレッチェ広島
リーグ戦:15試合 0得点
カップ戦:1試合 0得点
天皇杯:ーー
2021年 サンフレッチェ広島
リーグ戦:27試合 0得点
カップ戦:0試合 0得点
天皇杯:0試合 0得点
2022年 サンフレッチェ広島
リーグ戦:28試合 0得点
カップ戦:8試合 0得点
天皇杯:5試合 0得点
2023年サンフレッチェ広島
リーグ戦:34試合 0得点
カップ戦:3試合 0得点
天皇杯:2試合 0得点
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Illustration by これ松えむ
※記事内の情報は執筆時点の情報です