清水和良レジェンド・フォト・スタジアム vol.6
1970年代から現在に至るまで、世界中の試合、世界中のスターを追い続けてきたスポーツ・フォトグラファーの第一人者、清水和良さん。その気が遠くなるほど膨大なアーカイブの中から、清水さんご自身が『キングギア』のために数百点の未公開写真をピックアップ。懐かしの選手、懐かしのスパイク、懐かしのユニフォームをこれでもかと言わんばかりに紹介します。更新は随時。乞ご期待!
金子 達仁
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2016/11/21
初戦で西ドイツに木っ端みじんに粉砕されながら、最終的には「大会屈指の好チーム」との評価を得たイタリア・ワールドカップでのユーゴスラビア。その中心選手としてチームを引っ張ったのがご存じストイコビッチでした。決勝トーナメント1回戦の対スペイン戦におけるキックフェイントからのシュートと直接FKは、いま見てもため息が漏れるほど。「10」という数字へのこだわりが強く、ベオグラードの自宅の番地まで「10」にしているほどですが、スパイクへのこだわりは希薄で、大会ごとに違ったメーカーのスパイクを履いていた印象があります。
(写真/清水和良 文/カネコタツヒト)