福岡ソフトバンクホークスドラフト4位【宇野信仁朗(うのしんじろう)】早稲田実業高校
福岡ソフトバンクホークスはドラフト4位で早稲田実業高校の宇野信仁朗を指名した。※イラスト/vaguely
プロフィール
名前:宇野真仁朗(うのしんじろう)
ポジション:内野手
投打:右投げ右打ち
出身:千葉県
生年月日:2006年7月5日
身長/体重:178cm/81kg
経歴:浦安市立日の出小学校(浦安ベイマリーンズからジャイアンツジュニア)―浦安市立日の出中学校(市川リトルシニア)ー早稲田実業学校高等部
選手としての特徴
高校通算64本塁打の長打力が魅力の大型内野手で、勝負強い打撃も魅力だ。父や2人の兄弟も野球に取り組む“野球一家”で、プレイからはセンスの高さもうかがいしれる。まだまだ粗さは見られるが、数年後に大先輩の王貞治氏に迫ることができるだろうか。
球歴
千葉県浦安市出身の宇野は、父で市川シニアの監督を務める誠一氏や野球に取り組む2人の兄の影響もあり、小学校4年生の時に浦安ベイマリーンズに入団し、野球を始めることとなった。本格的に野球に取り組み始めてわずか2年ほどでありながら、小学校6年時にはジャイアンツジュニアに合格。同年にはU-12アジア選手権に挑む日本代表に選出された。中学校に進学後は、父が監督を務める市川シニアで本格的に硬式野球に取り組み、MCYSA全米選手権の日本代表にも選出。中学卒業後の宇野は、兄の竜一朗氏が通った早稲田実業に進学することとなった。
イラスト/vaguely
早稲田実業高校での活躍
早稲田実業では、1年の春からレギュラーポジションを手にすると、1年生ながらも2022年夏の甲子園予選では3番遊撃手として起用され、打率.353、本0点2の活躍を見せ、チームのベスト8進出に貢献した。秋の大会は3回戦敗退に終わると、2年生の夏頃からは二塁手に転向。2023年の夏の予選では打率.417、12打数5安打の活躍。主将に就任した秋には三塁手に転向し、打.500、1本塁打、6打点。関東第一高校との準決勝では本塁打を放ち、高校通算64本塁打を放つこととなる長打力を見せつける格好となった。3年生の春からは将来を見据えて木のバットを使用するも、都大会での3試合連続本塁打を放つなど、ハンディを微塵も感じさせない活躍を見せると、自身最後の3年生の夏には勝負強い打撃で西東京大会優勝に導いた。
甲子園での活躍
清宮幸太郎(現、北海道日本ハムファイターズ)以来9年ぶりに甲子園勝利を挙げた鳴門渦潮戦(8対4)では、逆転二塁打を含む3打数3安打の活躍でチームの勝利に貢献。延長にもつれた鶴岡東戦(1対0)では、5打数2安打と存在感を示した。旋風を巻き起こした大社高校に3回戦で敗れ(3対2)たが、大舞台でもその実力を示すこととなった。
出場成績
高校時代の成績
2018年 U-12アジア選手権大会日本代表
2024年 U-18アジア選手権大会日本代表
2022年春の大会:3試合 打率.400 打数10 安打4 打点3
夏の予選:4試合 打率.353 打数17 安打6 打点2
秋の大会:3試合 打率.154 打数13 安打2 打点2
2023年春の大会:5試合 打率.368 打数19 安打7 本塁打1 打点4 盗塁1
夏の予選:4試合 打率.417 打数12 安打5
秋の大会:5試合 打率.500 打数18 安打9 本塁打1 打点6 盗塁2
2024年春の大会:3試合 打率.615 打数13 安打8 本塁打3 打点4 盗塁2
夏の予選:6試合 打率.273 打数22 安打6 本塁打2 打点8 盗塁4
夏の甲子園:3試合 打率.214 打数14 安打3 打点3
2024年U-18日本代表 通算:6試合 打率.333 打数15 安打5 打点7
※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年12月現在)