2015年度 高校選手権ベスト4の選手はどんなスパイクを履いていた?【星稜編】
高校サッカー選手権大会に出る選手達は、どんなスパイクを履いているのか? その疑問を解消するため、キングギア編集部は出場全48校の選手のスパイクを特定した。まずは、2015年度のベスト4に残ったチームから紹介する。(データは2015年選手権全国大会時のもの)
本田 千尋
|
2017/01/03
言わずと知れた本田圭佑の母校。オランダ2部で覚醒し、モスクワを経てACミランで10番を背負う大先輩は、ミズノと契約を結ぶ。読売巨人軍、ニューヨーク・ヤンキースで活躍した野球部OBの松井秀喜氏もミズノとの契約だった。
しかし星稜高校メンバーの中でミズノ着用者は、21名中3名と少数派。偉大なる先達の影響力は、偉大過ぎるがゆえに、及んでいないということか。
だが、21名が着用するスパイクの内訳を見れば、ミズノの他にはプーマ8名、ナイキ6名、アディダス3名、ニューバランス1名と、星稜のユニフォーム・サプライヤーであるプーマが多いものの、見事にバラけている。決してミズノが“敬遠”されているわけではなさそうだ。
その中で異彩を放つのは、独りニューバランスの『ビザロ K-LITE SG』を履くGK高橋謙太郎。ツイッターで自らを“NBラー”と呼び、無類のニューバランス好きのようである。
そんな唯我独尊の様子は、まさに我が道を貫く本田圭佑の正統な後継者。15年からサッカーに進出したばかりのニューバランスを、このまま履き続けて欲しい。
(第95回選手権石川県大会の予選では“新進”の鵬学園に決勝で敗れ、星稜の本大会連続出場記録は17で途絶えた)
※着用スパイクデータは2015年度高校選手権時のもの。
写真/清水知良