フタバスポーツ大宮店最終日、カリスマ店員・高橋氏に直撃取材!『「FUTABA SOCCER WORLD」新店舗に懸ける想い!』
約30年前、著者が小学5年生の時に所属サッカーチームのコーチと初めて行ったフタバスポーツ大宮。ACミラン赤黒のユニフォームに一目ぼれをし、コーチに購入してもらったのを思い出す。大宮店の最終日に駆け込み、購入したいサッカースパイクを選んでいると、カリスマ店員・高橋さんが登場。移転準備もしている慌ただしい中、puma話で盛り上がり、取材依頼をすると驚きながらも快く承諾をしてくれました。
佐久間秀実
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2017/06/26
――フタバスポーツ大宮店が閉店となりますが、いつオープンしたのですか?
高橋: 現在は株式会社フタバスポーツとして運営をしていますが、1962年7月3日(俳優トム・クルーズ氏が生まれた日)に別の会社さんと共同で創業したとのことです。それからもう55年にもなりますね。
――自分が生まれる前から存在していたとは驚きですし、歴史を感じます。 高橋さんは、いつからフタバスポーツで勤務されているのですか?
高橋: 約6年前となりますが、実は一度書類選考で不合格となりました。非常に悔しく諦めきれなかったので、再び求人があるのを知り会社本部に電話をして面接するチャンスを得て、現社長の前でスパイクについて90分も話してみたんですよね。すると、「面白い子だね!」と言われ入社が決まりました(笑)
――素晴らしい情熱です!大宮店では、どのような思い出がありますか?
高橋: 大好きなスパイクの販売ができると期待をして会社に入ったのですが、始めは店員としての基本的なことを叩き込まれました。それから、大好きなスパイクを担当するようになり今に至ります。何よりも、沢山のお客様と出会うことができたのが1番の思い出となっていますね。
――移転先は現店舗よりも2倍の広さにもなりますよね。新店舗に懸ける想いを聞かせてください。
高橋: 今と変わらず、来ていただけるお客様1人1人に対して、サッカーの素晴らしさであったり、サッカーを頑張ることであったり、選手にとって大事なギアとなるスパイクなどの道具とどう向き合っていくかを伝えていき、皆さんの心の拠り所となれるようなお店となっていきたいです。
――サッカー以外のスポーツも展開していくのですか?
高橋: 「FUTABA SOCCER WORLD」という店名になり、サッカー専門店として展開をしていきます。ランニングシューズは、選手達が必要としている道具なのでトレーニング用として今後も取り扱っていきます。
――最後に、お客様に対して一言お願いします。
高橋: 大宮店に来ていただいたお客様には感謝の気持ちで一杯であります。新店舗でもこの感謝の気持ちを忘れずに、「フタバに来て良かった!フタバにまた行きたい!」と言ってもらえるアットホームなお店となるように還元をしていきたいです。そして、商いをするわけですから結果も求めながら精進していきます。
――高橋さん、お忙しい中ありがとうございました。
著者は、長年愛用しているpumaパラメヒコライトを思い出の品として購入。