『花咲徳栄高校野球部』埼玉県勢初の快挙!夏の全国高校野球優勝報告会「仲間と全校生徒の想いを背負って優勝できた」
爆発的な打撃力と高い守備力で強豪を撃破し、全国高校野球選手権大会(第99回)で埼玉県初の栄冠をもたらした花咲徳栄高校野球部の選手達が、8月24日夕方、母校(埼玉県加須市)に凱旋した。深紅の大優勝旗を手にした選手達が同校に到着すると、ブラスバンドの演奏が流れ、500人程の市民や在校生から「おめでとう!感動をありがとう!よくやった!」などの祝福の声援があり、校内は笑顔と歓喜に満ち溢れていた。
佐久間秀実
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2017/08/25
前日の広陵(広島)との決勝戦で14点も奪い、埼玉県民が待ち望む全国制覇を初めて成し遂げた選手達が、非常に誇らしく、そして、眩しいばかりに輝いていた。
田中一夫校長:選手の皆さん、岩井監督、村上部長、福本コーチ、優勝おめでとう!そして、お帰りなさい。支えてくれた野球部員、そして、女子マネージャーの皆さん、本当に細部に渡り支えていただき、ありがとう!重ねて、厚く御礼を申し上げます!
今回の甲子園大会、攻守に渡り、攻めの姿勢を忘れず、しっかり表現をして、このような栄冠を勝ち取ることができました。選手達が学んだことは、本校としても多くのことを学んで、かけがえのないない経験をすることができました。 君達の1球に対する、1打に対する,1つ1つのプレーに対する想いをしっかり私達も噛み締めることができました。
明日からはチームとして個人としての歩みが始まります。これからも前を向いて、更なる成長を期待して貴公に寄せる言葉といたします。
改めて、この度は優勝おめでとう!そして、ありがとう!
来賓を代表して、加須市大橋良一市長(左)より祝辞が述べられた。
大橋:加須市民、埼玉県民挙げてのこの快挙に大いに感激に浸っております!岩井監督が優勝インタビューで「1つ1つ階段を駆け上がって、そして、いつか頂上と。」夢が現実になったということであります。
私もアルプススタンドで観ておりまして、選手の皆さん、監督さんを始めとする方々の素晴らしい力のお蔭で、このような場面に立ち会わせていただいた こと自体も感謝であります。
ぜひ、この感激を胸に、更なる発展及び成長を心から期待をさせていただきます!
岩井隆監督:皆さん、こんにちは。23日間6試合を経て、やっと加須後に帰ってくることができました。本当に持てる力を全て出し尽くして今燃料1滴もない状態で帰ってまいりました。
その中で皆さんのご声援が本当にあと少しだけ動ける勇気をいただきました。私達は3年連続の夏の甲子園、また埼玉県民悲願の深紅の優勝旗を、この加須後に持ち帰ってくることができました。
これも一重に私たちだけの力だけではなく、埼玉県民の想い、加須市民の想い、そして花咲徳栄高校の想い、これが全国から執念によって私達に力を与えたんだと思います。ありがとうございました。
確かに、私達は歴史の1ページを刻んだと思います。ただ、まだまだこれからも、また1つまた1つ歩んでいく階段があります。その為には、皆さんのご指導が必要となってきますので、これからも宜しくお願いします。
加須市をもっと盛り上げていきましょう!そして、花咲徳栄高校を、もっと元気にしましょう!
この度は、ありがとうございました!
千丸剛主将:まずは本当に自分達の為に、本日このような会を開いていただき、ありがとうございます!3年連続夏の甲子園という偉業を達成し、甲子園に挑み、6試合、毎試合苦しい戦いでしたが、1戦必勝で徳栄プライドを胸に刻み、岩井先生の言葉を信じて自分達は戦いました。
スタンドからの声援が自分達に勇気と感動を与えて勝利をもたらしたと思っています。選手だけではなく応援してくれた人々の想いもこもった優勝だと思います。
自分がこの代でキャプテンをして、この仲間と全校生徒の想いを背負って優勝できたことに喜びを感じています。
そして、諸先生方に深く感謝したいと思います。
本日は、ありがとうございました!
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