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新感覚!アディダスが次世代型ランニングフェス『TOKYO RUN +5 CHALLENGE』開催。オリラジ藤森ら豪華ゲストがラン&5つのアクティビティに挑戦

マルチスポーツブランドのアディダスが次世代型ランニングフェス『TOKYO RUN +5 CHALLENGE』を開催した。従来のランニングセッションだけではなく、そこにエンターテイメントとカルチャーを融合。5人1組のチームで東京都内のコースを駆け巡り、辿り着くまで誰も知ることのない5つのアクティビティに挑戦していく。まさに新感覚のランニングイベントだ。参加者にはアディダスの契約アスリート10名に加え、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾も登場。筆者もランナーとして参戦し、新たなランニングフェスの模様を紹介する。

Icon 1482131451808 佐藤 主祥 | 2017/12/28
アディダスは「adidas Runners of Tokyo」を2016年9月に日本で発足。活動開始から約1年で2000人以上のメンバーを集め、ランニング初心者からサブ3ランナーまで、様々なタイプのランナーに幅広いコンテンツを提供してきた。

今年の3月には、東京の街をノンストップで42.195km駆け抜ける前代未聞のフルマラソン『GREEN LIGHT RUN TOKYO』を開催。無数の信号機にも捕まらず、青信号だけで走破するという従来の常識を覆すシティマラソンだ。

その他にも走力・戦略性・知識が試される3人性ランニングバトル『RUNNING 3 on 3』など、これまでいくつもの新感覚のランニングイベントを企画し、様々な角度から走る楽しさを伝えている。

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そして今回の『TOKYO RUN +5 CHALLENGE』は、5人1組のチームで東京都内に設定しされた【4km/6km/8km/12km】のランニングコースを走り、5種類のシークレットチャレンジに挑戦するというもの。ゴールタイムに加え、5つのアクティビティでのポイントを競い合う。

アジリティ、バランス、チーム力など「心・技・体」が試される内容となっており、走る速さだけではなく、5人全員のチームワークと総合力が必要となってくる。

ただコースは示されていないため、あらかじめランニングアプリ「Runtastic」をダウンロードしておき、スマホに表示される地図を見ながらゴールを目指していく。

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参加者にはアディダス契約アスリートである元プロ野球選手の野球評論家・高橋尚成氏(中央)とビーチバレーボールの坂口佳穂選手(右)が参戦。各会場に用意されたアクティビティのサポーターに回ってイベントを盛り上げた。

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そしてスペシャルゲストにはお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾(右)が登場。本番前のインタビューに臨み、12kmのコースに参加するイベントへの意気込みやランニングに対する想いを語った。

ー本日は5人1組で出て頂くのですが、どなたと出場されるのですか?

藤森:元ランナーのガチガチなドリームチームで挑みますよ!中には箱根駅伝に出ていた方や、現在コーチをされている方もいます。

アディダスさんは芸人を連れてくるのを期待してくださっていたと思うので、申し訳ないですけど(笑)。

ーもう本気で優勝を狙いに行く、という感じですね?

藤森:はい。逆に僕が足を引っ張らないか不安ですけど…。皆さん本当に速いから(笑)。

ー今回は走っている途中に5種類のアクティビティが用意されているんですけど、それに対して意気込み等ありますか?

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藤森:どういうものなのか…詳細は全く分からないですけど、そういうイベントがあるのは楽しみですね。ちょっとストイックな感じプラス、楽しめるエンターテイメントみたいな要素がありますし。周りにいるレッドブルのお姉さんも可愛いですし!

ーチャラさも全開で(笑)。

藤森:レッドブル何杯でも飲んじゃうっ!(笑)

ー藤森さんはマラソンの本大会にも出場されていると思うんですけど、どれくらいの頻度で出ているんですか?

藤森:大会は秋のシーズンに入ってから月2回くらい出てますね。3〜4月まではそのくらいのペースで走れたらいいなと思っています。

ーかなり頻繁に出ているんですね。1度の練習でどれくらいの距離を?

藤森:仕事がある日は15km、休みの日は20〜30kmは走っていますね。基本的には毎日走るようには心掛けています。

ーお仕事がお忙しい中で、ランニングを続けるモチベーションはどこからくるのでしょう?

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藤森:仕事で帰りが遅くなって疲れていたとしても、走ることでリフレッシュできるんですよね。それが僕の中ではスイッチの切り替えになっているんです。

そして、走って疲れた後にサウナに入る。これが僕にとっては至福の時間ですね。

ーすごい健康的ですね(笑)。

藤森:そうですね。チャラ男って言いながら、意外とお酒飲めないので(笑)。夜に誰かと飲みに行くことがない分、走ることに徹しています。

ー昨年、初めてフルマラソンを完走されたと思うんですけど、そこから藤森さんの中で走ることに対する気持ちの変化はありましたか?

藤森:フルマラソンへの挑戦はは33歳から始めたんですけど、完走した時の達成感が最高に気持ち良かったんですよ!それを味わってから走ることに病み付きになってしまいました。

正直、練習の時点で完走は難しいかなって思っていたんです。そんな中でもサブ4を達成し、普段やっている仕事とは別の快感が味わえたので、それからランニングを続けるようになりました。

ー初挑戦でサブ4はすごいですね!周りの女性からモテたんじゃないですか?(笑)

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藤森:おかげさまで、少し好感度は上がりまたね(笑)。「ただチャラチャラしてるだけじゃないんだな」って。しめしめと思いました(笑)。

ー本日もたくさんの女性ランナーが参加していますが、そういった健康的な女性はどうですか?

藤森:とても魅力的だと思います。さすがに走ってる最中に声をかけたりとか、ナンパ的なことはできないですけど(笑)、「どんなファッションで走ってるのかなぁ」って着ているウエアはくまなくチェックしています。

女性のランニングウエアってバリエーションが豊富で可愛いんですよ!なので女性のランナーもたくさん増えるといいなぁって思いますね。

ーでは、ゆくゆくは一緒にランニングデートとかしたり?

藤森:それに関して言うと、“チャランニングチーム”を作りたいんです!今ってゴルコンや街コンみたいに、色んな形式の合コンがあるじゃないですか。それになぞらえて、走りながら男女が出会うランニングの合コン。清く健全で素晴らしいと思うんですよね。

ー体にも気を使っていていいですね!

藤森:ヘルシーな食べ物だったら、チョップドサラダが美味しいお店教えますよ!(笑)

ーでは最後に、本日の意気込みをお聞かせください。

藤森:いつも通り完走と、好タイムを目指して走っていきたいと思います。それに今日は走るだけではなくエンターテイメントな部分もあるということで、走ることに苦手意識がある人にもランニングの楽しさが伝わればいいなと思います。

近年、ランニングにハマる芸能人や著名人が増えているが、藤森もその1人。マラソンを通じて走ることに対する楽しさや快感を知ることで、積極的に各大会への参加を試みていた。そういった大会や、今回のイベントのような表舞台にも参戦することで、走ることの素晴らしさを伝え続けている。

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藤森チームもスタート位置に集合し、ついに新感覚のランニングフェスがスタート!

筆者は8kmのコースに挑戦。明治神宮外苑・総合球技場内の軟式グラウンドからスタートし、国立新美術館前を通り、六本木ヒルズを抜け、2つのアクティビティが待ち受ける折り返し地点の東京タワー・地下駐車場を目指す。

そして折り返し後、残り3つのアクティビティに挑戦するアークヒルズの中心に位置するアーク・カラヤン広場を通り、スタートを切った明治神宮外苑の軟式グラウンドへ戻ればゴールとなる。

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軟式グラウンドからスタートを切ったランナーたち

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折り返し地点の東京タワーを目指し、都内を駆け抜けるランナー

ランニングコースの各中継地点に到着することで、大会前から謎のベールの包まれていた5種類のシークレットチャレンジの全容が明らかになった。

①Synchro Run(シンクロラン)


5人6脚でタイムを争うアクティビティ。
途中のコーンを倒したり、制限時間の60秒を越えると、その時点で失格となる。

②One Dribble(ワンドリブル)


5m×8mのコースをゴムベルト足をで結ばれた5名が、その輪の中でドリブルしながらコーンをターンして戻ってくるタイムレース。「Synchro Run」同様、途中のコーンを倒したり、制限時間の60秒を越えると、その時点で失格となる。

③Jump Rope(ジャンプロープ)


5人で行う大縄跳び。
1人あたり4kgのウエイトを足に着用し、2人が綱を回し、残りの3人がジャンプする。チャンスは制限時間の60秒以内で2回のみ。

④Brain Pump(ブレインパンプ)


5名が横並びにブランクの状態を保ち、制限時間の60秒以内に何問のクイズに答えられるかを競うアクティビティ。
チーム内で話し合いながら答えを導き出してもOK。ブランクの姿勢が崩れて、腹筋が床に着いたらその時点で失格となる。

⑤Touch Out(タッチアウト)


30秒間、スタッフの中から選出された俊敏性に優れた1名の鬼から5名が逃げ続けるというアクティビティ。
捕まった場合はスペースの外に退出。ステージ内の障害物はどのように使ってもOK。

「心・技・体・知・和」がテーマの5つのアクティビティに5人1組みで臨むことで、チーム全員で1つの目標に向かい、ゲームをクリアしていく達成感と走るだけでは味わえない楽しさを感じることができた。

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ランニング完走後は、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏(右から2人目)によるフィットネスプログラム「GYM & RUN」を集まったランナーで実施。

たとえ走れなくても下半身をしっかり鍛えることができるこのトレーニング。30分間やるだけで、ハーフマラソンを完走した時と同じくらいの負荷がかかるという。

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12kmを完走したばかりの藤森も参加し、ヘトヘトになりながらも最後まで声を張り上げ、場内を盛り上げ続けた。

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フィットネスプログラム終了後、藤森は今回の『TOKYO RUN +5 CHALLENGE』を振り返り、まだ呼吸が落ち着かないままステージ上で感想を語った。

ー今回、このイベントに参加してみていかがでしたか?

藤森:こういうランニングフェスタというのは初めてだったので、すごい楽しかったです。すれ違うランナーの方と「イェーイ!」ってハイタッチもしていましたし。まぁ、女性限定ですけど(笑)。

ーいいですね〜!では挑戦してみて、印象的なアクティビティは何でしたか?

藤森:縄跳びには恨みを抱いております。12kmを走っている最中で、結構疲れが溜まっている時に、あの4kgの重り…。あれはかなり意表を疲れましたね(笑)。でも本当に楽しかったです!

ーちなみに、来年も同じイベントがあったら参加してくれますか?

藤森:来年はハーフマラソンでもフルマラソンでも何でもやりますよ!だから来年も一緒にやりましょうね!

普通に12kmを走っただけでは味わうことのない、ランニングの新しい楽しさを、藤森は感じていた。

そう。それこそが「adidas Runners of Tokyo」が他スポーツとカルチャーが融合したランニングコンテンツを提供し続ける理由。
ランニング初心者から、シリアスなサブ3ランナーまで。走ることが苦手な人も含めた全てのランナーが、ランニングを通じて心の底から「楽しい」と感じてほしい。

そういったランナーの笑顔を生み出し続けるために、「adidas Runners of Tokyo」が新たに発掘していくであろう“次世代のランニング”には、今後も注目し続けていきたい。


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取材協力/アディダスジャパン