サムライ協奏曲 #1 16.06.03 キリンカップ 対ブルガリア
【戸塚啓寄稿】スパイクから見たキリンカップ。
戸塚 啓
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2016/06/04
いやあ、今日もまた大変でした。
キリンカップのブルガリア戦に臨んだ日本代表選手のスパイクは、
豊田スタジアム3階の記者席からでもまぶしくて。
四捨五入すると50歳になる自分には、あまりに色鮮やかなスパイクばかりでキツかったですね。
ゴールデンタイムに地上波で放映される日本代表のゲームですから、
メーカーが最新のスパイクをいま売りたいスパイクを用意するのは当然でしょう。
それは十分に分かっているけれど、黒×白のオーセンティックなスパイクが恋しくなるのは僕だけでしょうか……。
我がキングギアが鋭意進めている新たな企画(詳細は近日!)を、一刻も早く公開させなければと思ったのでした。
さて、両チームのスパイクを見てみましょうか。
スタメン22人と交代選手(日本、ブルガリアとも6人)の合計34人を、メーカー別に分類するとこうなります。
ナイキ:19人 ミズノ:6人 アディダス:4人 プーマ:4人 アンダーアーマー:1人
ナイキの圧倒的勝利は、まあ、想定内でしょうか。アディダスが少ないことはちょっとした驚きで、
もっと驚きなのはミズノです。日本の吉田麻也、岡崎慎司、金崎夢生の3選手に加えて、
ブルガリアのスタメン3選手がミズノを履いていたのです。
もうずいぶん前のことになりますが、キリンカップのような日本の国際大会に出場した
チームのなかに、大会限定でいつもと違うスパイクを履く選手がいた、と聞いたことがあります。
あるいは、日本で売っているスパイクを履いていた、ということだったか。
いずれにしても、日本に縁もゆかりもない(としか思えない)外国人選手が、
日本でお馴染みのスパイクを履いているのを見た記憶があります。
◇ミズノを履いているブルガリアの3選手はどうなのか?
メーカーと選手の契約が厳密なこの時代に、キリンカップ限定で違うメーカーのスパイクを履くとは考えにくい。
ということは、彼らは普段からミズノでプレーしている……
ホントにそうだとしたら、これはなかなかスゴいと思います。
日本とは芝生の種類も、芝生の下の土の種類もまったく違うブルガリアで、
ミズノのスパイクは選手の信頼を勝ち取っているわけですから。
アンダーアーマーを履いていたのも、ブルガリアの選手でした。
後半開始から出場したイボ・イバノフという31歳のセンターバックです。
サッカー界では新興ブランドのアンダーアーマーですが、そのスパイクを履いているJリーガーは高く評価します。
ヨーロッパでもメンフィス・デパイやグラニト・ジャカが契約していて、ユニフォームの契約では
イングランド、ドイツ、オランダ、メキシコ、ブラジルなどでジワジワと存在感を高めています。
サウサンプトンは16-17シーズンから、シャルケは17-18シーズンから、
アンダーアーマーのユニフォームになるとか。
話が少し逸れました。
日本代表が次にブルガリアと対戦するとき、アンダーアーマーはどこまで勢力を拡大しているか。
いやいやその前に、CLやヨーロッパリーグの予備戦で、
ブルガリアのクラブの使用スパイクを調べたくなってきました。
文:戸塚啓 写真:清水知良
【金子達仁奇稿】サムライ協奏曲 #2 16.06.03 キリンカップ 対ブルガリア
キリンカップのブルガリア戦に臨んだ日本代表選手のスパイクは、
豊田スタジアム3階の記者席からでもまぶしくて。
四捨五入すると50歳になる自分には、あまりに色鮮やかなスパイクばかりでキツかったですね。
ゴールデンタイムに地上波で放映される日本代表のゲームですから、
メーカーが最新のスパイクをいま売りたいスパイクを用意するのは当然でしょう。
それは十分に分かっているけれど、黒×白のオーセンティックなスパイクが恋しくなるのは僕だけでしょうか……。
我がキングギアが鋭意進めている新たな企画(詳細は近日!)を、一刻も早く公開させなければと思ったのでした。
さて、両チームのスパイクを見てみましょうか。
スタメン22人と交代選手(日本、ブルガリアとも6人)の合計34人を、メーカー別に分類するとこうなります。
ナイキ:19人 ミズノ:6人 アディダス:4人 プーマ:4人 アンダーアーマー:1人
ナイキの圧倒的勝利は、まあ、想定内でしょうか。アディダスが少ないことはちょっとした驚きで、
もっと驚きなのはミズノです。日本の吉田麻也、岡崎慎司、金崎夢生の3選手に加えて、
ブルガリアのスタメン3選手がミズノを履いていたのです。
もうずいぶん前のことになりますが、キリンカップのような日本の国際大会に出場した
チームのなかに、大会限定でいつもと違うスパイクを履く選手がいた、と聞いたことがあります。
あるいは、日本で売っているスパイクを履いていた、ということだったか。
いずれにしても、日本に縁もゆかりもない(としか思えない)外国人選手が、
日本でお馴染みのスパイクを履いているのを見た記憶があります。
◇ミズノを履いているブルガリアの3選手はどうなのか?
メーカーと選手の契約が厳密なこの時代に、キリンカップ限定で違うメーカーのスパイクを履くとは考えにくい。
ということは、彼らは普段からミズノでプレーしている……
ホントにそうだとしたら、これはなかなかスゴいと思います。
日本とは芝生の種類も、芝生の下の土の種類もまったく違うブルガリアで、
ミズノのスパイクは選手の信頼を勝ち取っているわけですから。
アンダーアーマーを履いていたのも、ブルガリアの選手でした。
後半開始から出場したイボ・イバノフという31歳のセンターバックです。
サッカー界では新興ブランドのアンダーアーマーですが、そのスパイクを履いているJリーガーは高く評価します。
ヨーロッパでもメンフィス・デパイやグラニト・ジャカが契約していて、ユニフォームの契約では
イングランド、ドイツ、オランダ、メキシコ、ブラジルなどでジワジワと存在感を高めています。
サウサンプトンは16-17シーズンから、シャルケは17-18シーズンから、
アンダーアーマーのユニフォームになるとか。
話が少し逸れました。
日本代表が次にブルガリアと対戦するとき、アンダーアーマーはどこまで勢力を拡大しているか。
いやいやその前に、CLやヨーロッパリーグの予備戦で、
ブルガリアのクラブの使用スパイクを調べたくなってきました。
文:戸塚啓 写真:清水知良
【金子達仁奇稿】サムライ協奏曲 #2 16.06.03 キリンカップ 対ブルガリア