アディダスのイベントに五郎丸歩や伊達公子ら豪華メンバーが集結!ヤングアスリートに新たな価値観と多様な選択肢を届ける
マルチスポーツブランドのアディダス・ジャパンは4月28日、子供を対象とした全4種類(フットボール、ラグビー、テニス、バスケットボール)のスポーツプログラムを体験できるイベント『YOUNG ATHLETES CHALLENGE 2018』を実施した。スペシャルゲストとして、五郎丸歩選手、伊達公子さん、中田浩二さん、渡邉拓馬さんの総勢4人の豪華メンバーが登場。約500人の未来のアスリートは、様々な競技に触れ、自分の中に眠る新たな可能性の扉を開いていった。
佐藤 主祥
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2018/04/28
アディダスでは「YOUNG ATHLETES CHALLENGE(ヤングアスリートチャレンジ)」を2017年にスタート。順次開催するプログラムへの参加を通じて、子供たちへスポーツに夢中になる瞬間や、自分の可能性を見つけてもらう機会を作っている。
今回は、一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会・STARと共同で開発したリズミックトレーニングや、全4種類のスポーツを子供たちに体験してもらうことを目的として開催。
そして「こどもじゃない。挑戦者だ。」をコンセプトに、運動能力や体力が著しく成長する小学生に対して、挑戦し続けることの大切さを伝えていく。
イベントのオープニングセレモニーでは、はじめにアディダス・ジャパン副社長トーマス・サイラー氏が登壇し、スポーツにおける子供たちの可能性について以下のように語った。
「『YOUNG ATHLETES CHALLENGE』。このイベントの名前から分かるように、私たちは皆さんのお子様のことを、ただの子供だとは考えておらず、若きアスリートと捉えています。
なので皆さんには、是非いろいろなことに挑戦していただきたいですし、失敗することを恐れずに楽しんでほしい。そして自分の力をどんどん発揮してください。
スポーツを通して、私たちがより強く、そして子供たちの未来をより明るくできることを信じています」
続けてスペシャルゲストとして、(左から)元サッカー日本代表・中田浩二さん、元バスケットボール日本代表・渡邉拓馬さん、ヤマハ発動機のラグビー日本代表・五郎丸歩選手、元プロテニスプレイヤー伊達公子さんが揃って登壇。
今までやったことのある競技、そしてまだ触れたことのない未知のスポーツを体験するヤングアスリートに向けて、それぞれが一言ずつメッセージを送った。
まず言葉を発したのは、日本代表として各年代で活躍し、アディダスフットボールアドバイザーとしても活動する中田浩二さん。
マルセイユ、バーゼルと強豪チームを渡り歩き、2008年に鹿島へ復帰。そこから2年連続でリーグ優勝に貢献した。
そして2014年、惜しまれながらも現役を引退。ピッチから退いて以降は、鹿島アントラーズのC.R.O(クラブ・リレーションズ・オフィサー)を務めている。
イベントに集まった子供たちに対しては、「今日は楽しむことが大事ですし、一生懸命やってほしいですね。うまくいかないこともありますけれども、恥ずかしがらず、一生懸命トライしていただきたいと思います」とチャレンジすることの大切さを語った。
続いてマイクを握ったのは、元バスケットボール日本代表の渡邉拓馬さん。
2016年に15年間の現役生活を終え、現在はアルバルク東京GM補佐兼スクール・アカデミーコーチを務めているが、3月に3人制バスケットボールで東京五輪を目指すことを明かした。
渡邉さんは、6月開幕の3人制の国内最高峰リーグ「3x3.EXE PREMIER(スリー・バイ・スリー・ドット・エグゼ・プレミア)」に参戦する予定。
田臥勇太選手(栃木ブレックス)も認める日本屈指の名シューターが、39歳で新たな道に挑戦する。
このように、自身が今までと異なる競技にアスリートとして挑める立場になったからこそ、子供たちにも「たくさんのスポーツを経験していただいて、自分の感性を磨いてほしい」と、様々な競技に挑戦することを勧めていた。
そして、今回唯一となる現役の日本代表選手として参加したのが、2015年ラグビーW杯での活躍や、流行語として話題をさらった“五郎丸ポーズ”などで一躍時の人となった、ヤマハ発動機に所属する五郎丸歩選手。
W杯後にすぐさまトップリーグでプレーすると、2016年の2月からはスーパーラグビーのレッズ、そして同年の夏から日本人としては初めて世界最高峰フランスのトゥーロンへと移籍。各国の大舞台で様々な経験を積んできた。
そんな日本屈指のFBとして知られる五郎丸選手も、この日のイベントを通じて「自分の可能性というものを見つけてほしいなと思います。今日はサッカー、バスケ、テニス、そしてラグビーがありますので、1日スポーツを楽しんで」とメッセージを送った。
そして大トリを飾ったのが、WTAランキングで自己最高位4位を獲得したテニス界のレジェンド・伊達公子さん。
1996年に一度引退するも、2008年にプロテニスプレイヤーとして復帰し、46歳を迎えた昨年まで現役として戦い続けた。
そんな長い競技人生を送ってきた伊達さんだからこそ、ヤングアスリートたちに対して以下のように多くのアドバイスを送った。
「今日みたいにいろんな種目を経験できるチャンスというのは、なかなかありそうでないことだと思います。なので今日1日を大切にしてほしいです。
それと先ほど中田さんから『恥ずかしがらずに』という言葉がありましたけれども、やはり失敗することって大事だと思うんですよね。なので、みんなには出来ないことを達成した時の嬉しさを経験してほしい。
私だけじゃなく、今日はこれだけ素晴らしい方がいるので、自分ではわからない時はどんどん聞いてほしい。“する”だけじゃなくて“聞く”ことにもトライしてほしいと思います」
4人から送られた言葉を胸に刻んだヤングアスリートは、セレモニー終了後、ゲストの元にそれぞれ集い、ウォーミングアップを開始。
ランニング、ステップ、反復横跳びなど、様々なメニューをこなしていった。
最後は各競技にチャレンジ。渡邉さんはバスケのシュートのコツを伝授し、子供たちは納得するシュートにたどり着くまで何度も何度もゴールネットに向かって打ち続けた。
五郎丸選手はラグビーボールの持ち方や、パス、そしてトライするまでの動き方をアドバイス。
ボールを持つだけでなく、実際に対人戦をこなすことによって、あまり触れる機会のないラグビーでもすぐに対応する子供たち。
コツを掴むと、プロ顔負けの流れのあるトライを連発。その達成感を味わうことで競技の楽しさを知り、自然と笑みがこぼれていた。
「こどもじゃない。挑戦者だ。」
イベントを通じて、この言葉を実際に体現してみせた未来のアスリートたち。
今回4人のゲストが送ったメッセージは、1日だけでなく、これからのスポーツ人生において忘れてはならない大切な“金言”だ。
この先もずっと、その言葉や挑戦する姿勢を忘れず、心に刻み付けることが出来たならば、このヤングアスリートたちが日本を背負っていく姿が見られるのは、そう遠くないのかもしれない。
取材協力/アディダスジャパン
アディダス公式オンラインショップ
http://shop.adidas.jp
今回は、一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会・STARと共同で開発したリズミックトレーニングや、全4種類のスポーツを子供たちに体験してもらうことを目的として開催。
そして「こどもじゃない。挑戦者だ。」をコンセプトに、運動能力や体力が著しく成長する小学生に対して、挑戦し続けることの大切さを伝えていく。
イベントのオープニングセレモニーでは、はじめにアディダス・ジャパン副社長トーマス・サイラー氏が登壇し、スポーツにおける子供たちの可能性について以下のように語った。
「『YOUNG ATHLETES CHALLENGE』。このイベントの名前から分かるように、私たちは皆さんのお子様のことを、ただの子供だとは考えておらず、若きアスリートと捉えています。
なので皆さんには、是非いろいろなことに挑戦していただきたいですし、失敗することを恐れずに楽しんでほしい。そして自分の力をどんどん発揮してください。
スポーツを通して、私たちがより強く、そして子供たちの未来をより明るくできることを信じています」
続けてスペシャルゲストとして、(左から)元サッカー日本代表・中田浩二さん、元バスケットボール日本代表・渡邉拓馬さん、ヤマハ発動機のラグビー日本代表・五郎丸歩選手、元プロテニスプレイヤー伊達公子さんが揃って登壇。
今までやったことのある競技、そしてまだ触れたことのない未知のスポーツを体験するヤングアスリートに向けて、それぞれが一言ずつメッセージを送った。
まず言葉を発したのは、日本代表として各年代で活躍し、アディダスフットボールアドバイザーとしても活動する中田浩二さん。
マルセイユ、バーゼルと強豪チームを渡り歩き、2008年に鹿島へ復帰。そこから2年連続でリーグ優勝に貢献した。
そして2014年、惜しまれながらも現役を引退。ピッチから退いて以降は、鹿島アントラーズのC.R.O(クラブ・リレーションズ・オフィサー)を務めている。
イベントに集まった子供たちに対しては、「今日は楽しむことが大事ですし、一生懸命やってほしいですね。うまくいかないこともありますけれども、恥ずかしがらず、一生懸命トライしていただきたいと思います」とチャレンジすることの大切さを語った。
続いてマイクを握ったのは、元バスケットボール日本代表の渡邉拓馬さん。
2016年に15年間の現役生活を終え、現在はアルバルク東京GM補佐兼スクール・アカデミーコーチを務めているが、3月に3人制バスケットボールで東京五輪を目指すことを明かした。
渡邉さんは、6月開幕の3人制の国内最高峰リーグ「3x3.EXE PREMIER(スリー・バイ・スリー・ドット・エグゼ・プレミア)」に参戦する予定。
田臥勇太選手(栃木ブレックス)も認める日本屈指の名シューターが、39歳で新たな道に挑戦する。
このように、自身が今までと異なる競技にアスリートとして挑める立場になったからこそ、子供たちにも「たくさんのスポーツを経験していただいて、自分の感性を磨いてほしい」と、様々な競技に挑戦することを勧めていた。
そして、今回唯一となる現役の日本代表選手として参加したのが、2015年ラグビーW杯での活躍や、流行語として話題をさらった“五郎丸ポーズ”などで一躍時の人となった、ヤマハ発動機に所属する五郎丸歩選手。
W杯後にすぐさまトップリーグでプレーすると、2016年の2月からはスーパーラグビーのレッズ、そして同年の夏から日本人としては初めて世界最高峰フランスのトゥーロンへと移籍。各国の大舞台で様々な経験を積んできた。
そんな日本屈指のFBとして知られる五郎丸選手も、この日のイベントを通じて「自分の可能性というものを見つけてほしいなと思います。今日はサッカー、バスケ、テニス、そしてラグビーがありますので、1日スポーツを楽しんで」とメッセージを送った。
そして大トリを飾ったのが、WTAランキングで自己最高位4位を獲得したテニス界のレジェンド・伊達公子さん。
1996年に一度引退するも、2008年にプロテニスプレイヤーとして復帰し、46歳を迎えた昨年まで現役として戦い続けた。
そんな長い競技人生を送ってきた伊達さんだからこそ、ヤングアスリートたちに対して以下のように多くのアドバイスを送った。
「今日みたいにいろんな種目を経験できるチャンスというのは、なかなかありそうでないことだと思います。なので今日1日を大切にしてほしいです。
それと先ほど中田さんから『恥ずかしがらずに』という言葉がありましたけれども、やはり失敗することって大事だと思うんですよね。なので、みんなには出来ないことを達成した時の嬉しさを経験してほしい。
私だけじゃなく、今日はこれだけ素晴らしい方がいるので、自分ではわからない時はどんどん聞いてほしい。“する”だけじゃなくて“聞く”ことにもトライしてほしいと思います」
4人から送られた言葉を胸に刻んだヤングアスリートは、セレモニー終了後、ゲストの元にそれぞれ集い、ウォーミングアップを開始。
ランニング、ステップ、反復横跳びなど、様々なメニューをこなしていった。
最後は各競技にチャレンジ。渡邉さんはバスケのシュートのコツを伝授し、子供たちは納得するシュートにたどり着くまで何度も何度もゴールネットに向かって打ち続けた。
五郎丸選手はラグビーボールの持ち方や、パス、そしてトライするまでの動き方をアドバイス。
ボールを持つだけでなく、実際に対人戦をこなすことによって、あまり触れる機会のないラグビーでもすぐに対応する子供たち。
コツを掴むと、プロ顔負けの流れのあるトライを連発。その達成感を味わうことで競技の楽しさを知り、自然と笑みがこぼれていた。
「こどもじゃない。挑戦者だ。」
イベントを通じて、この言葉を実際に体現してみせた未来のアスリートたち。
今回4人のゲストが送ったメッセージは、1日だけでなく、これからのスポーツ人生において忘れてはならない大切な“金言”だ。
この先もずっと、その言葉や挑戦する姿勢を忘れず、心に刻み付けることが出来たならば、このヤングアスリートたちが日本を背負っていく姿が見られるのは、そう遠くないのかもしれない。
取材協力/アディダスジャパン
アディダス公式オンラインショップ
http://shop.adidas.jp