宇佐美、武藤、中島翔哉ら豪華メンバーが集結!日本と世界の差を大いに語る(後編)【アディダス最新モデル発表会Vol.4】
アディダスの新スプリントスパイク発表会「ADIDAS WORLD CUP DAY 2018」が20日、都内で開催され、デュッセルドルフの日本代表MF宇佐美貴史、同代表のマインツFW武藤嘉紀、ポルティモネンセMF中島翔哉、ジュビロ磐田FW川又堅碁、同監督の名波浩が参加した。イベントの終盤に“スプリント”をテーマにしたトークセッションがライブ中継で上映され、5人の豪華な座談会が実現。トークの後半では、各々のドリブル論やスパイクへのこだわり、そして6月開幕のワールドカップロシア大会に向けての意気込みを語った。
佐藤 主祥
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2018/05/26
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名波:過去3大会のワールドカップではさ、ゴールを奪ってから10秒以内にゴールが決まる割合が、2006年ドイツ大会19.4%、2010年南アフリカ大会27.3%、2014年ブラジル大会30.6%と増えてきていて、ゴールを奪うまでの平均経由時間も2006年と比較すると2014年には2秒以上も短縮されているのね(データスタジアム調べ)。
このデータを見る限り、やはりショートカウンターっていうのは近年のサッカー界のトレンドになっていると思うんだけど、堅碁はどう捉えてる?
川又:やっぱり速いっすね。
名波:そうだよね。あの速さを日本も出していきたいなって思わない?
川又:そうするためには、日本の武器である技術の中にスピードを加えていく、というのが大事になってくるんじゃないかなと思いますけど。
名波:確かに、日本が突き詰めるとすればそこだよね。100のスピード出した時に、100の答えを出せるくらいのコントロールを身につけないとダメだよね?
宇佐美:もうその通りです。
名波:宇佐美は武藤と同じスピード&テクニック系だよね。でも直線的に行ったり、曲線的に少し変化を加えたり、お互い違ったドリブルを仕掛けていると思うんだけど、ドイツの選手は抜きにくいなぁって感じる?
宇佐美:でも緩急には弱い印象があります。
名波:アジリティも含めて?
宇佐美:はい。抜きやすさで言ったら、日本の選手の方が抜きにくいかなと。まぁ日本人は抜かれないようにタイミングを遅らせるっていうのが第一としてありますけどね。でも向こうはバーンって取りに来る。そのバーンってタイミングで奪われることはもちろん多いですけど、そこを外すことができれば、割とスペースは開いてくる印象はあります。
名波:武藤はどう?
武藤:僕もはじめは直線的なドリブルで攻めていましたけど、それだとヨーイドン!で勝てないです。
名波:追いつかれる?
武藤:はい。そうなると、ゴールできるタイミングを逸してしまいますし、加えてボールロストしてしまうと、そこからのカウンターが危ない。なので最近は、貴史が言ったように緩急をつけたり、いなしてすぐ叩いていくという方法を取り入れています。
僕はFWなので、叩いて中に入っていくという方法を続けることが、チームとしても一番効率的にいいんですよ。逆に自分が持ってしまうと、そのカウンターのスピードが落ちてしまったり、そこで止まってしまうので、簡単にクラッチ(ボールを挟み込む動作)を入れてからすぐに前に走り出す。それが一番効率的だなっていうのを、2017-2018シーズンの最後の3、4試合で感じましたね。
名波:翔哉はいろいろできるタイプだし、右左どちらからでも仕掛けられると思うんだけど、そこにスピードを加えると考えたら、ゴールまでどういうイメージを持ってプレーしてるのかな?
中島:僕はボールを蹴る前に、どこにドリブルするかっていうのは全部決めています。そこからは体が勝手に動くので。
名波:なるほど。両サイドできるのがいいよね。宇佐美と武藤も、左右どちらでも苦ではないでしょ?
宇佐美、武藤(苦笑い)
宇佐美:僕はできれば右に置きたいですけどね(笑)。まぁ、もし左にきたとしても「あっ・・・」って思ったことはないです。
名波:まぁ3人(宇佐美、武藤、中島)はどっちに置いてもバランスもいいし、フェイントもうまいから大丈夫だね。足もスムーズに振り抜けるし。この人(川又)はもうノーフェイントだから(笑)
宇佐美、武藤、中島(爆笑)
名波:この間のリーグ戦すごかったもんな?上半身というか、もう首から上だけのフェイントみたいな(笑)
川又:まじでドリブル教えてもらいたいです(笑)
名波:じゃあ少し話題を変えるけど、アディダスの新しいスパイク「X18(エックス エイティーン)」についてどう思う?
川又:めっちゃ軽くなりましたね。これ、紐がないってことでしょ?もうそんなことになってきているんですね。
名波:スパイクを選ぶときのこだわりは?
川又:僕は基本、天然皮革のスパイクを選びますね。ボールの感触がいいので。
名波:宇佐美はどう?
宇佐美:履き心地と、軽さと、足裏でどれだけ噛めるかっていうところですね。ドイツってピッチが緩いので固定式ではできないんですよ。そこに最近ようやく気付けて(笑)
名波:それまで固定式でやってたんだ(笑)。やっぱり、変えたらスピードもフェイントも違う?
宇佐美:はい。なんでも対応できますし、蹴る時もブレないですね。僕プレースキック任せてもらっているので、軸足は大事やなって改めて思いました。軸足がズレないとか、ピッチで滑らないっていう安心感は、いいキックを生み出すきっかけになっているのかなと感じています。
名波:武藤はどう?
武藤:僕もそうですね。ドリブルやシュートを打つときに、スパイクの中でズレが生じてしまうと、それだけでバランスを崩してしまうので。FWって踏み込んでから相手より頭1つ前に出れば、(ヘディングで)ゴールを決められるわけじゃないですか。だから一瞬遅れただけで、点を取れるか取れないかっていうところになってくる。なのでスパイクのフィット感と軽さは非常に自分にとっては重要だと思っています。
僕と翔哉はアディダスの「ネメシス」を履いているんですけど、これ、フィット感をかなり重視して作ってくれているスパイクなんですよ。まったくズレが生じないので、自分が履いてきた中でも一番いいスパイクだと思いますね。
名波:翔哉はどう?
中島:そうですね・・・(笑)
名波:もうみんなに言われちゃったよ、みたいな(笑)
中島:でもやっぱり履き心地がいいのが一番いいですね。なので結構グニャグニャにして柔らかくしてから履きます。・・・あとはみんなと一緒です(笑)
名波:結局テクニシャンチームはボールの当たりじゃなくて、履いている時の感触とか噛み具合を重視しているんだね。フィジカルチームは・・・(笑)
川又:フィジカルチームっていうか、下手くそチームは革(スパイク)がサポートしてくれないと(笑)。
宇佐美、武藤、中島(爆笑)
名波:プラスアルファを出してくれると(笑)
川又:そうです(笑)
名波:まぁそれも大事だよね。じゃあ最後に、1人ずつ今後の目標をお願いします。
川又:僕はJリーグでトップ5に入るっていう目標があるので、それだけを目指して、それに一番貢献できるように努力していきたいと思います。
宇佐美:まずワールカップに行けるように頑張っていきたいです。それと、これはワールドカップに限らずですけど、楽しんでサッカーができるように、試合が終わった後に「楽しかった」って思えるように、そういうスタンスでサッカーをやっていきたいです。
武藤:僕は長い間、日本代表に貢献できていなかったので、ここでしっかりと得点を取って日本の助けになれるような存在になっていきたい。なので、まずはチームのために泥臭く頑張りたいと思っています。
中島:毎試合楽しくプレーできたらいいと思いますし、2人(宇佐美、武藤)にはワールドカップに行ってもらって、面白いサッカーを見せてもらいたいです。
<INFO>
中島翔哉(ポルティモネンセ所属)
オフィシャル(HP・ブログ)を開設いたしました。
オフィシャルHP:http://shoya-nakajima.com/
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/shoyanakajim
<adidas info>
「X18 (エックス 18)」がフルモデルチェンジして登場!
2018年5月24日(木)17:00よりアディダスオンラインショップ、サッカーショップ KAMO 原宿店限定トップモデルを先行発売!
◆「X18」商品概要
■X 18+ FG/AG
¥35,000 +税(自店販売価格)
2018 年 5 月 31 日発売予定 ※一部店舗のみ取扱い
アディダス オンラインショップ、および、サッカーショップ KAMO 原宿店のみ5 月 24 日より先行販売
サイズ / 24.5~29.5cm
商品番号 / CM8358
重量 / 195g(27.0cm 片足)
カラー / フットボールブルー×ソーラーイエロー×コアブラック
■X18.1-JAPAN FG/AG
¥21,000 +税(自店販売価格)
2018 年 5 月 31 日発売予定 ※一部店舗のみ取扱い
アディダス オンラインショップ、および、サッカーショップ KAMO 原宿店のみ5 月 24 日より先行販売
サイズ / 24.5~29.5cm
商品番号 /CM8365
重量 / 197g(27.0 片足)
カラー / フットボールブルー×ソーラーイエロー×コアブラック
■X18.1-JAPAN HG/AG
¥20,000 +税(自店販売価格)
2018 年 5 月 31 日発売予定 ※一部店舗のみ取扱い
サイズ / 24.5~29.5cm
商品番号 / AP9937
重量 / 222g(27.0 片足)
カラー / フットボールブルー×ソーラーイエロー×コアブラック
■X18.3-JAPAN HG/AG J
¥6,690 +税(自店販売価格)
2018 年 5 月 31 日発売予定
サイズ / 17.0~24.5cm
商品番号 / BB6972
カラー / フットボールブルー×ソーラーイエロー×コアブラック
◆アディダス公式オンラインショップ
http://shop.adidas.jp
取材協力/アディダスジャパン
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名波:過去3大会のワールドカップではさ、ゴールを奪ってから10秒以内にゴールが決まる割合が、2006年ドイツ大会19.4%、2010年南アフリカ大会27.3%、2014年ブラジル大会30.6%と増えてきていて、ゴールを奪うまでの平均経由時間も2006年と比較すると2014年には2秒以上も短縮されているのね(データスタジアム調べ)。
このデータを見る限り、やはりショートカウンターっていうのは近年のサッカー界のトレンドになっていると思うんだけど、堅碁はどう捉えてる?
川又:やっぱり速いっすね。
名波:そうだよね。あの速さを日本も出していきたいなって思わない?
川又:そうするためには、日本の武器である技術の中にスピードを加えていく、というのが大事になってくるんじゃないかなと思いますけど。
名波:確かに、日本が突き詰めるとすればそこだよね。100のスピード出した時に、100の答えを出せるくらいのコントロールを身につけないとダメだよね?
宇佐美:もうその通りです。
名波:宇佐美は武藤と同じスピード&テクニック系だよね。でも直線的に行ったり、曲線的に少し変化を加えたり、お互い違ったドリブルを仕掛けていると思うんだけど、ドイツの選手は抜きにくいなぁって感じる?
宇佐美:でも緩急には弱い印象があります。
名波:アジリティも含めて?
宇佐美:はい。抜きやすさで言ったら、日本の選手の方が抜きにくいかなと。まぁ日本人は抜かれないようにタイミングを遅らせるっていうのが第一としてありますけどね。でも向こうはバーンって取りに来る。そのバーンってタイミングで奪われることはもちろん多いですけど、そこを外すことができれば、割とスペースは開いてくる印象はあります。
名波:武藤はどう?
武藤:僕もはじめは直線的なドリブルで攻めていましたけど、それだとヨーイドン!で勝てないです。
名波:追いつかれる?
武藤:はい。そうなると、ゴールできるタイミングを逸してしまいますし、加えてボールロストしてしまうと、そこからのカウンターが危ない。なので最近は、貴史が言ったように緩急をつけたり、いなしてすぐ叩いていくという方法を取り入れています。
僕はFWなので、叩いて中に入っていくという方法を続けることが、チームとしても一番効率的にいいんですよ。逆に自分が持ってしまうと、そのカウンターのスピードが落ちてしまったり、そこで止まってしまうので、簡単にクラッチ(ボールを挟み込む動作)を入れてからすぐに前に走り出す。それが一番効率的だなっていうのを、2017-2018シーズンの最後の3、4試合で感じましたね。
名波:翔哉はいろいろできるタイプだし、右左どちらからでも仕掛けられると思うんだけど、そこにスピードを加えると考えたら、ゴールまでどういうイメージを持ってプレーしてるのかな?
中島:僕はボールを蹴る前に、どこにドリブルするかっていうのは全部決めています。そこからは体が勝手に動くので。
名波:なるほど。両サイドできるのがいいよね。宇佐美と武藤も、左右どちらでも苦ではないでしょ?
宇佐美、武藤(苦笑い)
宇佐美:僕はできれば右に置きたいですけどね(笑)。まぁ、もし左にきたとしても「あっ・・・」って思ったことはないです。
名波:まぁ3人(宇佐美、武藤、中島)はどっちに置いてもバランスもいいし、フェイントもうまいから大丈夫だね。足もスムーズに振り抜けるし。この人(川又)はもうノーフェイントだから(笑)
宇佐美、武藤、中島(爆笑)
名波:この間のリーグ戦すごかったもんな?上半身というか、もう首から上だけのフェイントみたいな(笑)
川又:まじでドリブル教えてもらいたいです(笑)
名波:じゃあ少し話題を変えるけど、アディダスの新しいスパイク「X18(エックス エイティーン)」についてどう思う?
名波:スパイクを選ぶときのこだわりは?
川又:僕は基本、天然皮革のスパイクを選びますね。ボールの感触がいいので。
名波:宇佐美はどう?
宇佐美:履き心地と、軽さと、足裏でどれだけ噛めるかっていうところですね。ドイツってピッチが緩いので固定式ではできないんですよ。そこに最近ようやく気付けて(笑)
名波:それまで固定式でやってたんだ(笑)。やっぱり、変えたらスピードもフェイントも違う?
宇佐美:はい。なんでも対応できますし、蹴る時もブレないですね。僕プレースキック任せてもらっているので、軸足は大事やなって改めて思いました。軸足がズレないとか、ピッチで滑らないっていう安心感は、いいキックを生み出すきっかけになっているのかなと感じています。
名波:武藤はどう?
僕と翔哉はアディダスの「ネメシス」を履いているんですけど、これ、フィット感をかなり重視して作ってくれているスパイクなんですよ。まったくズレが生じないので、自分が履いてきた中でも一番いいスパイクだと思いますね。
名波:翔哉はどう?
名波:もうみんなに言われちゃったよ、みたいな(笑)
中島:でもやっぱり履き心地がいいのが一番いいですね。なので結構グニャグニャにして柔らかくしてから履きます。・・・あとはみんなと一緒です(笑)
名波:結局テクニシャンチームはボールの当たりじゃなくて、履いている時の感触とか噛み具合を重視しているんだね。フィジカルチームは・・・(笑)
川又:フィジカルチームっていうか、下手くそチームは革(スパイク)がサポートしてくれないと(笑)。
宇佐美、武藤、中島(爆笑)
名波:プラスアルファを出してくれると(笑)
川又:そうです(笑)
名波:まぁそれも大事だよね。じゃあ最後に、1人ずつ今後の目標をお願いします。
川又:僕はJリーグでトップ5に入るっていう目標があるので、それだけを目指して、それに一番貢献できるように努力していきたいと思います。
宇佐美:まずワールカップに行けるように頑張っていきたいです。それと、これはワールドカップに限らずですけど、楽しんでサッカーができるように、試合が終わった後に「楽しかった」って思えるように、そういうスタンスでサッカーをやっていきたいです。
武藤:僕は長い間、日本代表に貢献できていなかったので、ここでしっかりと得点を取って日本の助けになれるような存在になっていきたい。なので、まずはチームのために泥臭く頑張りたいと思っています。
中島:毎試合楽しくプレーできたらいいと思いますし、2人(宇佐美、武藤)にはワールドカップに行ってもらって、面白いサッカーを見せてもらいたいです。
中島翔哉(ポルティモネンセ所属)
オフィシャル(HP・ブログ)を開設いたしました。
オフィシャルHP:http://shoya-nakajima.com/
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/shoyanakajim
<adidas info>
「X18 (エックス 18)」がフルモデルチェンジして登場!
2018年5月24日(木)17:00よりアディダスオンラインショップ、サッカーショップ KAMO 原宿店限定トップモデルを先行発売!
◆「X18」商品概要
■X 18+ FG/AG
¥35,000 +税(自店販売価格)
2018 年 5 月 31 日発売予定 ※一部店舗のみ取扱い
アディダス オンラインショップ、および、サッカーショップ KAMO 原宿店のみ5 月 24 日より先行販売
サイズ / 24.5~29.5cm
商品番号 / CM8358
重量 / 195g(27.0cm 片足)
カラー / フットボールブルー×ソーラーイエロー×コアブラック
■X18.1-JAPAN FG/AG
¥21,000 +税(自店販売価格)
2018 年 5 月 31 日発売予定 ※一部店舗のみ取扱い
アディダス オンラインショップ、および、サッカーショップ KAMO 原宿店のみ5 月 24 日より先行販売
サイズ / 24.5~29.5cm
商品番号 /CM8365
重量 / 197g(27.0 片足)
カラー / フットボールブルー×ソーラーイエロー×コアブラック
¥20,000 +税(自店販売価格)
2018 年 5 月 31 日発売予定 ※一部店舗のみ取扱い
サイズ / 24.5~29.5cm
商品番号 / AP9937
重量 / 222g(27.0 片足)
カラー / フットボールブルー×ソーラーイエロー×コアブラック
■X18.3-JAPAN HG/AG J
¥6,690 +税(自店販売価格)
2018 年 5 月 31 日発売予定
サイズ / 17.0~24.5cm
商品番号 / BB6972
カラー / フットボールブルー×ソーラーイエロー×コアブラック
http://shop.adidas.jp
取材協力/アディダスジャパン