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クラウドファンディングで実現したフリーライブ 日比谷音楽祭レポートvol.2

日頃は、足早なビジネスマンの憩いの場になっている日比谷公園で、これまでにないコンセプトのフェス「日比谷音楽祭」が開催された。発起人になったのは、音楽プロデューサーやベーシストとしてお馴染みの亀田誠治さん。今回は、イベントの目玉企画、Hibiya Dream Session の様子を中心にレポートする。

Icon     白鳥純一 | 2019/06/26

クラウドファンディングで実現したフリーライブ 日比谷音楽祭レポートvol.1

2019年6月1日(土)〜2日(日)かけて「フリーで誰もが参加できる、ボーダーレスな音楽祭」をテーマに始められた「日比谷音楽祭」。

さまざまな世代が音楽の魅力に触れ、楽しむことをコンセプトにした、これまでにない試みも各所で話題になった。

さまざまなワークショップが行われ、多くの来場者が訪れた「日比谷音楽祭」のメーンイベントは、、ジャンルを超えたさまざまなミュージシャンの共演が実現した「Hibiya Dream Session」 。

ここでは、2019年6月2日に行われた「Hibiya Dream Session2」 「Hibiya Dream Session3」の様子をレポートする。

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「Hibiya Dream Session 2」は、HIP HOPユニットCreepy Nutsの「数え歌」でスタート。

「かなり命令します」などと、HIP HOPの注意事項を低姿勢なコメントで語ったり、話題になったニュースに関するコメントも交えながら、会場の空気を1つにしている様子が印象的だった。


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続けて登場したのが、日頃は同志社大学の軽音楽部で 活動しているThe Third Herd Orchestra。

「THE 49th YAMANO BIG JAZZ BAND CONTEST」で
最優秀賞を獲得した実力派だ。

「Slap happy」 の演奏後、シークレットゲストとして紹介されたのは椎名林檎。

大歓声が巻き起こるなか「人生は夢だらけ」が披露された。

だがサプライズはこれだけではない。続けて「獣ゆく細道」のイントロが流れると宮本浩次(エレファントカシマシ)が登場。

NHK紅白歌合戦でも披露されて話題になった、貴重なコラボレーションコラボレーションが実現した。


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続けて「ミュージカル代表として来ました」と語る、新妻聖子が登場。

「ラマンチャの男」 と、映画グレイテストショーマンでもお馴染みの「Never Enough 」を歌い上げた。

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平昌オリンピックの音楽監督を始め、多方面で活動しているピアニストの梁邦彦は、「Echoes for Pyeong Chang 」「Who I AM」を演奏。和やかな語り口と、圧倒的な演奏が印象的なステージだった。

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CHEMISTRYのナンバー「君をさがしてた」と、ソロ曲の「BIRDY」で会場を魅了した堂珍嘉邦さん。

サプライズゲストとして登場した新妻聖子さんと「美女と野獣」をデュエットを歌い上げた。

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「喋ると長くなるから、曲にいきます!」と、ギターを手にしたナオトインティライミ。

「カーニバる?」での、会場全員でタオルを回す一体感が印象に残るステージで、「Hibiya Dream session 2」 は幕を閉じた。


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日比谷音楽祭のラストを飾る「Hibiya Dream session 3」 は、シンガーソングライターReiのパフォーマンスからスタート。

日本人で初めてTEDNYCでのライブを行った実力派で、昨年11月には、1stアルバム「REI」をリリースしている。

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AAAの活動と並行し、ラッパーとして音楽界を牽引するSKY-HI。

シェリルリンの「 Got To Be Real 」では、即席で高速ラップを披露。圧倒的な存在感で会場を魅了した。

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これまでに テレビ、映画。CM音楽など、500曲を超える作品を世に送り出してきた、作曲家で、あコーディオニストのcoba。

「盟友」と語るヴァイオリニストの金子飛鳥と「泣カナイデ」を披露。

続けて「若い頃に迷惑をかけたことがあったが、亀田さんのおかげで共演が実現した」という石川さゆりとの「津軽海峡・冬景色」。クラシックと演歌が融合した圧巻のパフォーマンスだった。

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Hibiya Dream session のラストは、前日に続いてミッキー吉野&タケカワユキヒデ from ゴダイゴ が務めた。

最後に演奏された「ビューティフル・ネーム」では、会場を2つに分けてのコーラス対決を実施。

出演者と観客の垣根を越えた美声が夜の日比谷公園に響き渡る様子は、「日比谷音楽祭」が目指す世界観そのもののように感じられ、とても心温まるラストシーンであった。

「フリーで誰もが参加できる、ボーダーレスな音楽祭」をテーマに始められた「日比谷音楽祭」。

改めて、音楽が持つ力や可能性を感じさせる、令和の幕開けにふさわしいイベントであったのではないだろうか?

終演後には、2020年の開催決定も発表された「日比谷音楽祭」。

今後どのような成長軌道を描き、令和の音楽シーンに影響を与えていくのか、期待は高まるばかりだ。


Hibiya Dream session 2 SET LIST

Creepy Nuts

(1)数え歌
(2)合法的トビカタノススメ

・The third Herd  Orchestra

(1)Slap happy
(2)人生は夢だらけ」(with椎名林檎)
(3)獣ゆく細道(with椎名林檎、宮本浩次)
(4)ラストミニット 
(5)Mam’s Selle

・新妻聖子

(1)ラマンチャの男

(2)Never Enough

・梁邦彦

(1)Echoes for Pyeong Chang
(2)Who I AM

・堂珍嘉邦

(1)君をさがしてた
(2)BIRDY
(3)美女と野獣(with新妻聖子)

・ナオトインティライミ

(1)いつかきっと
(2)カーニバる?

Hibiya Dream session 3 SET LIST

・Rei

(1)My Name is Rei

(2)Crossroads(withよよか)

・SKY-HI


(1)Double Down
(2)Got To Be Real 
(3)リンカーネーション

・coba

(1)リベルタンゴ

(2)泣かないで(with金子飛鳥)

・石川さゆり

(1)津軽海峡冬景色(with coba、金子飛鳥)

(2)オリーブの島
(3)花が咲いている


・ミッキー吉野&タケカワユキヒデ from ゴダイゴ


(1)Monkey Magic
(2)銀河鉄道999
(3)Beautiful name