シューズ選びのポイントを知ろう! フタバスポーツ大宮店でトレシューを買う Vol.1
『日本最大級に スパイクを売るお店』の呼び声高い、フタバスポーツ大宮店。キングギアの各種企画でお世話になっているカリスマ店員・高橋さんに、トレシューの選び方をアドバイスしてもらった。
鈴木 智之
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2017/01/24
キングギアの企画で「日本最大級にスパイクを売るお店『フタバスポーツ大宮店』が選んだ、人気ランキングトップ10」の取材を敢行した際、ライター鈴木はふと思いついた。
「あ、新しいトレシュー買わなきゃ。」
長く愛用していたナイキのトレシューがヨレヨレになってしまったので、ついでだからカリスマ店員・高橋さんにオススメを聞きつつ、新しいトレシューをゲットしよう。そして、それを記事にしてしまおうと、一石二鳥の企画を思いついたのである。
鈴木:(店内を見渡しながら)それにしても、ものすごい品揃えですね。圧倒されます。せっかくなので、僕も新しいトレシューを買おうと思いまして、何がいいのか、アドバイスをお願いします。
<フタバスポーツ大宮店の高橋さん>
高橋:もちろんです。お店に、足型を計る機械があるので計測してみますか!?
鈴木:ぜひお願いします。
高橋さんの導きに従い、足型測定器『FOOT NAVI』に足を入れて立ち、アキレス腱の位置を合わせる。足型を測定している間、高橋さんからいくつかの質問が。
高橋:サッカーとフットサル、どっちでプレーすることのほうが多いですか?
鈴木:両方ですね。
高橋:ポジションは?
鈴木:FWです。
高橋:ガンガン走り回るというよりは、ボールをしっかり扱って、丁寧にプレーするタイプではないですか?
鈴木:あ、はい。でも、なんでわかるんですか?
高橋:いやいや、なんとなくイメージで…(と笑ってはぐらかされる)
高橋:日常生活や仕事のときは、スニーカーやビジネスシューズを履きますか?
鈴木:ほぼ毎日、ニューバランスのスニーカーを履いています。
高橋:スパイクを選ぶとき、足幅の広さは気にします?
鈴木:しますね。僕は足幅もつま先も、キツいものを好んで履いています。なので、サイズは24.5cmを選んでいます。
高橋:(足型データを見ながら)鈴木さん、右利きでいらっしゃいますよね? サッカーをしている人は、利き足とは反対の足で踏ん張ることが多いので、鈴木さんの場合、左足の方が若干大きいんですよね。といっても、0.4mmほどですが。先程、24.5cmと言っていましたけど、サイズ選びは大正解です。正しく選んでいらっしゃいます。
鈴木:専門家に褒められると、嬉しいですね。
高橋:若干幅が広い、日本人らしい足をされていると思います。足指の長さは、親指と人差し指がほぼ同じ長さ、もしくは、多少人差し指が長めの「エジプト型」なので、ナイキやミズノ、アシックスを履かれた方が良いと思います。
鈴木:やっぱりそうですか! ちょっと驚きです。自分の足に合ったスパイクを振り返ると、ナイキとアシックスなんですよ。ここ数年はナイキ一筋ですし。ミズノは試したことがないので、履いてみたいです。キングギアを始めて、モレリアの人気の高さをいたるところで実感しているのもありまして。
高橋:ちなみに私、学生時代からモレリア一筋です(笑)
鈴木:そうでしたか。ちなみに先程、僕のプレースタイルを言い当てましたよね。どうしてわかったんですか?
高橋:ボールを丁寧に扱う方によくある、しっかりとした立ち方をされている印象だったので・・・。
鈴木:立ち方、ですか?
高橋:お尻の上から腰にかけて丸みがあって、腰のあたりが少し落ちる立ち方なので、身体の中心でボールを扱いやすいんですね。そのため、ボールを丁寧に扱うプレーが得意なのではと。あくまで目安なので違う場合もありますが・・・。フットサルではピヴォの位置で、味方からのクサビのボールをしっかり収めるようなタイプかなと。
鈴木:まさにそのとおり。驚きです。
高橋:重心測定の結果によると、左足のかかとに重心がかかって疲れが出やすいかもしれません。そこから派生して腰や肩、目が疲れやすかったり。なので、シューズにインソールを入れるなどして、足の指先を使えるようにするのも良いかもしれません。(※あくまでもご提案です)
鈴木:指先を使うのって、大事なんですよね。とくに最近の子どもたちは『浮き指』になっていて、地面をしっかり掴むことができないと、育成年代の指導者に聞いたことがあります。
高橋:最近の子ども達と大人では立ち方が違いますよね。サッカーをしていても、昔はかかとを地面に付けていると「ベタ足になるな」って怒られましたよね? でも、最近の子ども達は地面にしっかり足をつけて、ボールをちゃんと扱いなさいという指導を受けている子が多く、結果としてかかと重心になる事が多く、お腹が若干前に出るような立ち方の子を見かけます。
鈴木:そう言われていみると、店内の子どもたちも、そのような立ち方をしている子が多いですね。
高橋:そうなんですよ。(足型測定器から出てきた紙を見ながら)鈴木さんの足からすると、ナイキの24.5cmは足に合う、履きやすいシューズかと思われます。
鈴木:(得意気に)そこに辿り着くまで、色々なメーカーのモデルを試し履きしましたから。
高橋:私があえてアドバイスをする必要はないと思いますが、ナイキの中でもマーキュリアルのように、シュータンがくっついているモデルより、シュータンがしっかりあって、足の甲の高さが出しやすいティエンポが良いと思います。あとは新しいモデルだとアスレタの『O-Rei』シリーズとか。オーソドックスにできている大きな特徴のないモデルが合うと思います。
鈴木:ナイキを買うつもりでいたのですが、アスレタも気にはなっていたんですよね。実際にシューズを見て、教えて頂いても良いですか?
高橋:もちろんです。では、トレシュー売り場に行きましょう。
(Vol.2に続く)
協力:フタバスポーツ大宮(http://www.futabasp.com/author/oomiya)
フタバスポーツ オンラインショップはこちらをクリック!
「あ、新しいトレシュー買わなきゃ。」
長く愛用していたナイキのトレシューがヨレヨレになってしまったので、ついでだからカリスマ店員・高橋さんにオススメを聞きつつ、新しいトレシューをゲットしよう。そして、それを記事にしてしまおうと、一石二鳥の企画を思いついたのである。
鈴木:(店内を見渡しながら)それにしても、ものすごい品揃えですね。圧倒されます。せっかくなので、僕も新しいトレシューを買おうと思いまして、何がいいのか、アドバイスをお願いします。
<フタバスポーツ大宮店の高橋さん>
高橋:もちろんです。お店に、足型を計る機械があるので計測してみますか!?
鈴木:ぜひお願いします。
高橋さんの導きに従い、足型測定器『FOOT NAVI』に足を入れて立ち、アキレス腱の位置を合わせる。足型を測定している間、高橋さんからいくつかの質問が。
高橋:サッカーとフットサル、どっちでプレーすることのほうが多いですか?
鈴木:両方ですね。
高橋:ポジションは?
鈴木:FWです。
高橋:ガンガン走り回るというよりは、ボールをしっかり扱って、丁寧にプレーするタイプではないですか?
鈴木:あ、はい。でも、なんでわかるんですか?
高橋:いやいや、なんとなくイメージで…(と笑ってはぐらかされる)
高橋:日常生活や仕事のときは、スニーカーやビジネスシューズを履きますか?
鈴木:ほぼ毎日、ニューバランスのスニーカーを履いています。
高橋:スパイクを選ぶとき、足幅の広さは気にします?
鈴木:しますね。僕は足幅もつま先も、キツいものを好んで履いています。なので、サイズは24.5cmを選んでいます。
高橋:(足型データを見ながら)鈴木さん、右利きでいらっしゃいますよね? サッカーをしている人は、利き足とは反対の足で踏ん張ることが多いので、鈴木さんの場合、左足の方が若干大きいんですよね。といっても、0.4mmほどですが。先程、24.5cmと言っていましたけど、サイズ選びは大正解です。正しく選んでいらっしゃいます。
鈴木:専門家に褒められると、嬉しいですね。
高橋:若干幅が広い、日本人らしい足をされていると思います。足指の長さは、親指と人差し指がほぼ同じ長さ、もしくは、多少人差し指が長めの「エジプト型」なので、ナイキやミズノ、アシックスを履かれた方が良いと思います。
鈴木:やっぱりそうですか! ちょっと驚きです。自分の足に合ったスパイクを振り返ると、ナイキとアシックスなんですよ。ここ数年はナイキ一筋ですし。ミズノは試したことがないので、履いてみたいです。キングギアを始めて、モレリアの人気の高さをいたるところで実感しているのもありまして。
高橋:ちなみに私、学生時代からモレリア一筋です(笑)
鈴木:そうでしたか。ちなみに先程、僕のプレースタイルを言い当てましたよね。どうしてわかったんですか?
高橋:ボールを丁寧に扱う方によくある、しっかりとした立ち方をされている印象だったので・・・。
鈴木:立ち方、ですか?
高橋:お尻の上から腰にかけて丸みがあって、腰のあたりが少し落ちる立ち方なので、身体の中心でボールを扱いやすいんですね。そのため、ボールを丁寧に扱うプレーが得意なのではと。あくまで目安なので違う場合もありますが・・・。フットサルではピヴォの位置で、味方からのクサビのボールをしっかり収めるようなタイプかなと。
鈴木:まさにそのとおり。驚きです。
高橋:重心測定の結果によると、左足のかかとに重心がかかって疲れが出やすいかもしれません。そこから派生して腰や肩、目が疲れやすかったり。なので、シューズにインソールを入れるなどして、足の指先を使えるようにするのも良いかもしれません。(※あくまでもご提案です)
鈴木:指先を使うのって、大事なんですよね。とくに最近の子どもたちは『浮き指』になっていて、地面をしっかり掴むことができないと、育成年代の指導者に聞いたことがあります。
高橋:最近の子ども達と大人では立ち方が違いますよね。サッカーをしていても、昔はかかとを地面に付けていると「ベタ足になるな」って怒られましたよね? でも、最近の子ども達は地面にしっかり足をつけて、ボールをちゃんと扱いなさいという指導を受けている子が多く、結果としてかかと重心になる事が多く、お腹が若干前に出るような立ち方の子を見かけます。
鈴木:そう言われていみると、店内の子どもたちも、そのような立ち方をしている子が多いですね。
高橋:そうなんですよ。(足型測定器から出てきた紙を見ながら)鈴木さんの足からすると、ナイキの24.5cmは足に合う、履きやすいシューズかと思われます。
鈴木:(得意気に)そこに辿り着くまで、色々なメーカーのモデルを試し履きしましたから。
高橋:私があえてアドバイスをする必要はないと思いますが、ナイキの中でもマーキュリアルのように、シュータンがくっついているモデルより、シュータンがしっかりあって、足の甲の高さが出しやすいティエンポが良いと思います。あとは新しいモデルだとアスレタの『O-Rei』シリーズとか。オーソドックスにできている大きな特徴のないモデルが合うと思います。
鈴木:ナイキを買うつもりでいたのですが、アスレタも気にはなっていたんですよね。実際にシューズを見て、教えて頂いても良いですか?
高橋:もちろんです。では、トレシュー売り場に行きましょう。
(Vol.2に続く)
協力:フタバスポーツ大宮(http://www.futabasp.com/author/oomiya)
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