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『ミズノ』ウォーキング専門スタッフが語るシューズvol.3「ウォーキングの場合には、自由に時間設定ができます」

ミズノ株式会社が運営する直営店エスポートミズノ(ミズノ東京)には、あらゆるスポーツに対応可能な専門スタッフが沢山いて、気楽に相談できる体制を整えている。そこで、ウォーキング専門スタッフの横山誠一氏に、ウォーキングシューズとランニングシューズの違いなどについて、話していただいた。

Icon 3  2 佐久間秀実 | 2017/09/08
vol.1は、こちらから。>
vol.2は、こちらから。>

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ウォーキングを行う際に気を付けることは、ありますか。

横山:例えば、喉が渇いている時に水を飲んでいるようでは遅いと言われていますよね。唾を飲むように小刻みに飲んでいくのが良いみたいです。私の考えではありますが、暑い日の日中は歩かないで、朝型の早い時間や夕方等の涼しい時間帯に歩かれるのも得策であると思います。

汗をかいた分だけ水分を補充していれば良いですが、水分と塩分の採り方、時間帯と距離の部分を抑えることも大切だと思います。


ウォーキングをする際の服装も重要となりますよね。汗を吸収する綿素材も良いですが、発散しなければ汗冷えを起こしてしまうので「吸汗速乾」と言われているようなウェアをオススメします。

あとは、帽子であったり、歩いていると自然と目線が下がり首に熱を持ってくる方もいたりしますね。日に当たると、それだけ熱を吸収し身体の発汗量も強くなってしまうので、基本的に考え方は他のスポーツと同じであると思います。

ただ、ウォーキングの場合には、自由に時間設定ができますし、自分のペースで負担にならないように歩かれたほうが良いですよね。

――確かに、歩く時間帯も大切ですね。

横山:朝歩くと1日前向きな気持ちになるとおっしゃる方が多いですし、1日のスタートとして良いと思います。夕方に歩く方もいらっしゃいます。スポーツをされる前に軽い体操やストレッチをして、ウォーキングをしても良いと思います。夕方や夜に歩きながら、その日を振り返るのもいいですよね。私も歌を歌いながら歩いて帰宅すると、気持ちがいいなと思います。

どれだけ自分の時間を確保できるのかとなりますが、健康のために時間を取る必要もあるのではないかと思います。夜歩いている方、ナイトウォーキングもありますからね。生活の時間帯が変わってきて今も色んな方がいらっしゃいますし、ウォーキングがどんどん広がっていくと良いと思います。

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アスリートにとってもウォーキングは重要であると思います。

横山:そうですよね。プロ野球選手は、オフシーズンの早朝によく歩かれていますよね。ゆっくり歩くのは難しく、速く歩くと歩き方を誤魔化せるので、ランニングで走っている人にとっては歩く方が難しいみたいです。

片足のどちらかが地べたについた状態となりますし。身体を整えてバランスを知るという点で、アスリートが歩くのも非常に良いと思います。

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――歩く時にウォーキングシューズを履くべきでしょうか。

横山:ウォーキングシューズとランニングシューズの違いという所で皆さん仰るんですが、ランニングシューズで歩く方は沢山いらっしゃいます。ほとんど年配の方でもランニングシューズで歩いています。

それも良いのですが、ランニングシューズはクッションの柔らかいソールを使用しています。例えば、布団の上をずっと歩いているとフクラハギが張ってきます。長時間歩いていて結構足が疲れるという方は、柔らかい靴が原因となっていることがありますよね。

――
初めて知りました。ウォーキングシューズのソールはどのようになっていますか。

横山:基本的に硬くなっていますし、走ればそれだけ衝撃を感じやすいと思いますので、弾むスポーツなのか足を滑らせるスポーツなのかで区分をすべきであると思いますね。 

ソールが柔らかいランニングシューズで歩いてはならないということではありません。ただ、長距離をしっかり歩くとなると、柔らかさが原因で負担となる方も多いですよね。


――私事となりますが、大学生時代に琵琶湖1周を3日かけて歩いたことがあります。1日目に100kmを無理して歩くと、両膝を痛めてしまい、物凄く辛い3日間でした。

横山:ふふふふ(笑)。琵琶湖を1周ですよね(笑)。

100km
マラソンや大学生の方々が授業の一環として新青梅街道をずっと歩くことはありますよね。

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――靴がない時代にいた昔の方々は、長距離をよく歩きましたよね。

横山:昔の方は、足袋みたいな藁で作られた物を履いていて、長い距離を歩く際には途中でボロボロとなると新しい物に履き替えていたみたいですからね。今の方は、クッション性の良い物を履いていますから、足と靴との接点は非常に良いと思います。

当時の人達は、ほぼ裸足に近い藁を履いて歩いていますから、どうやって歩いていたのかを考えても良いかもしれませんね。藁ですとクッション性がないので、衝撃を自分の足と膝で上手く吸収していたのではないかと思います。 

足袋ですと足指も出てしまいますし、靴を履いて歩く時のように地面を蹴るのではなく、地べたに足を乗せていくようにして歩いていたんでしょうね。「なんば歩行」という言い回しをするくらいでからね。

足袋ですと数km歩けば壊れてしまうので、長距離歩行の場合には、何足か持ちながら歩いていたのでしょう。これで地面を蹴ると痛いですから、脚を上げるのではなく足を前に出しながらであれば、膝などの間接に負担がなかったはずです。

vol.4へ続く。

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エスポートミズノ(ミズノ東京)
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