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40年もの歴史を『ミズノ』と共に築いてきた侍の極み『宮本義和』後編

前編に続いて、ミズノが誇るクラフトマン『宮本義和』氏に、オリジナルシューズ作りや今後の展望などについて話していただいた。

Icon 3  2 佐久間秀実 | 2017/09/20
<宮本義和・前編>

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――足に
も様々なタイプがあるのですね。アッパー以外ですと、どのような注文がありますか。  

宮本:一般的に、女性だと細身の方が多く、男性ですと幅広甲高の方となります。市販のモノでワイドやスーパーワイドがありますが、それでも幅が合わなくて痛いという方も結構いますからね。  

踵も女性は細い方がいますからね。踵が細いラストもあるので、余るようであれば絞り、履いた時にしっくりくるように作ります。  

シューズは、踵と土踏まずが1番大事ですからね。踵がぶかぶかだと脱げてしまいます。履いた時に、締まっているかを指で確認をするんですが、履き口を少しカットする場合もありますね。

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それと、ソールも大事ですからね。個人のレベルに合わせて厚みを変えています。膝などの負担を少しでも軽減できるようにクッション性があるモノにしたり、スピードなど何を求めているかによって対応しています。トップ選手でも練習用ですと、負担がかからない少し厚みがあるモノにもしますね。
 

――インソールに関しては、どうですか。  

宮本:インソールは、靴の作成完了後に、足を靴に合わせてからとなりますよね。それに関しては、お店のスタッフに任せています。お客様の足の動きを観ながら作ったりしていますね。  

――オリンピック金メダリストのシューズも担当されていたのですよね。  

宮本:はい。その選手が高校生の時に知り合いましたが、市販のシューズで足に合うサイズがなかったんですよね。大学生になってから、本人専用のシューズとインソールを作りました。レベルが上がるに連れて、要求も上がっていきましたね。

それを履いてオリンピックに出ていましたね。その選手の場合は、夏用と冬用のモノを作り、ソールの粘度や高度を変えていましたね。冬になるとシューズ全体が硬くなるので、柔らかいモノにしましたし、雨用で滑りにくいモノも作りましたね。何回も何回も、試しました。
   

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――オーダーシューズを何足作られてきたのですか。  

宮本:今までですと、オーダーシューズは2000足位ですかね。女性よりも男性の方が多いですよ。競技志向の方もいれば、これからマラソンを始める方など、色々な方からの注文が多いですよね。まずは形から入られる方もいますし、エリートランナーでフルマラソンを2時間30分を切られる方もいます。

――クラフトマンとして、どのような時に嬉しいですか。
 

宮本:そうですね。やっぱり結果を出してくれたり、メダルを取ってくれたのを聞いた時に嬉しいですよね。

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――今後の目標を、お聞かせいただけますか。  

宮本:少しでも,、楽に、ストレスを軽減しながら、走れるシューズを作っていきたいと思います。今後もオーダーシューズ会は続けていきます。同時に、トップの選手達のシューズに関しては、徐々に、期待する若い職人に引き継いでいますので、それも大切にしています。  

――最後に。東京オリンピック・パラリンピックが非常に楽しみですが、期待しているスポーツはありますか。  

宮本:そうですね。今、日本が強い、バトミントンとレスリングの女子選手達に活躍してもらいたいですよね。

最近、日本のマラソンが世界でなかなか勝てないですが、私は期待しています。  ()

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