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オリンピック金メダリスト体操「加藤凌平」とSonar Pocket 「eyeron」が語る!!vol.4「スポーツと音楽も前を向いて楽しむ気持ち」

Sonar Pocket「eyeron」氏は、自分の限界を超えるために常に突き進んでいる。世界一に輝いた体操「加藤凌平」選手も、現状打破をすべくチャレンジ精神を抱き続けている。2人に必ず訪れる「緊張」とは、一体どのようなものであるのだろうか?

Icon 22d3205e be9b 4127 a8b9 c79a36b16411 佐久間秀実 | 2018/05/25
vol.1「フットサルで生まれた2人の絆」

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――心境の変化について  

eyeron:これからもキャリアと経験を積む中で、良い時も悪い時もあるんだろうね。今後は、リオオリンピックの時とは違う調整方法をしていくのかな?今の凌平君がリオから変わってきた部分があるのであれば聞きたいな。

加藤:なんだろう。

eyeron
:なんでもいいんだよ。例えば、朝ご飯でこれを食べるようになったとか何か変化があるとか。

加藤:ロンドンまでは、勢いだけでいってましたね。それから挫折を味わい、勢いとは違う経験を味わうことができました。そして、リオでは成功もありつつ失敗もある中で金メダルを獲りましたが、まだやり残したことがあると思いましたね。

――団体で世界1を、でもやり残したこと

eyeron
:世界1になっているのに?

加藤:団体は良かったんですが、個人では振るわなくて納得がいかなかったですからね。

5
年連続代表に選ばれていましたが、去年落ちてしまってそこで今まで張りつめていたものが解けて、気持ちの面で少し変わってきましたね。

それまでは代表にならなければならないので、外れてはいけないと、我慢の練習と試合をしていました。代表から外れたことにより精神面で少し楽になって、マイナスの気持ちをプラスに切り替えることができました。

2020
年の東京では、年齢的にも体力的にもまだまだ動けますし、積み重ねた経験もあるでしょうし、代表に入ることができればもちろん金メダルを獲りたいですね。若手には負けないように、引っ張っていけるような存在になれたらいいですね。

eyeron
:めちゃ素敵だよ!!1番聞きたかったことだよ 。1回プレッシャーから解き放たれたのは、いいことだよね。

加藤:楽になりましたからね。


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――自問自答して、乗り越えた経験

eyeron:昔はあるテレビの特番に出続けなければいけないというのがあったけど、「俺は一体何のためにミュージシャンを続けているのか?」って思うようになったからね。音楽って「音を楽しむ」って書くんだけど、それが楽しめない時もあったんだよ。キャリアを積んでいくと、誰もが感じることなんだろうけどね。アーティストは、年間に数百人もメジャーデビューしてるんだよね。Sonar Pocketを結成して今年で10年目なんだけど、10年間活動を続けるアーティストが非常に少ないんだよ。

人間誰しも、良い時も悪い時も必ずあるから、それを全て糧にしてネガティブマインドではなく、前を向いて楽しもうという気持ちが1番の成功に繋がると思っているよ。これまで乗り越えてきたという経験があるからこそ、納得がいく音楽もイメージもできているから、それが今の自分としては素晴らしいなって思っているよ。

凌平君も肩の荷が下りて、これから真の姿を発揮できると思うんだよね。試される時でもあるんだろうね。

加藤:ですよね。


eyeron:これからは、人間としても選手としても魅力を感じることができると思うし、人となりが凄く大切になるだろうね。フレッシュな選手は勢いのまま進むことができるよね。アーティストも一緒で、キャリアを積むことによって人間としても素晴らしくなって、今ここにいるんだと思うようになってくるんだよね。だから機は熟したと思うね。 
 
これからの2年間、東京に向けての話を聞いていると楽しみでならないし、1番良い形で現れてくる感じがするね。
凌平君から言葉を聞けただけで、白飯5、6杯は食べられるよ(笑)。

俺らも次のステージに向かう中で、まだまだ力が足りないと思っていて、凌平君と普段やっていることが違うけど、今ここでこうやって話してることに物凄く意味があると思っているよ。
 

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――プレッシャーとの向き合い方 
 
加藤:僕にとって、試合は緊張するもので、集中しますね。演技会やエキシビションでも人がもちろん沢山いますけど、気持ち的には楽しいとかワクワク感がありポジティブな気持ちになりますね。もちろん技が上手く決まって、歓声を聞くことができれば気持ち良く嬉しくなります。

eyeron
さんは、ライブで緊張したり、楽しかったり、苦しかったりしますか?例えば、テレビに出たら緊張するけど、小さなステージであればそうでもないとか。

eyeron
:ファンクラブツアーとか小さい会場でライブをしていると、近い距離で顔がより見えるし、緊張するかもね。むしろ、アリーナや数万人が集まるようなオムニバスのフェスなんかだと緊張というより試したくなる気持ちが強く出てくるね。
  

ライブをやって心から楽しいなって思えるのは、終わった時が多いかな。ライブをしてる時って、自分たちが観客を魅了しなければならないと思っているので、自分たちのことなんて考える暇がないんだよね。満足してもらうことができるか、その一瞬一瞬を繋ぎとめてやっているのがライブだと思っているからね。終わってからステージ裏に入った時に、楽しかったなって思うよね。例えライブ中に失敗しても、楽しかったなって思えるんだ。でも楽しむためには、過程が必要だと思っているよ。   

 
<プロフィール>
  

加藤凌平(かとう・りょうへい)
1993
年9月9日生まれ 埼玉県草加市出身。
コナミスポーツ体操競技部所属。
2016
年のリオデジャネイロオリンピックでは、安定した演技で男子団体金メダル獲得に貢献した。
得意種目は「ゆか」。

6月30日(土)~7月1日(日)に高崎アリーナで開催される「第72回全日本体操競技種目別選手権大会」に出場。 コナミスポーツ競技部 アスリートサイト
https://www.konami.com/sportsclub/athlete/


【Sonar Pocket】 
名古屋出身のko-dai (Vo.)、eyeron(Vo.)、matty(DJ)による3ピースユニット。等身大でリアルなラブソングは、若者を中心に絶大な支持を誇る。 3月28日には映画「honey」の主題歌として書き起こされたシングル「108~永遠~」をリリース。 2018年9月にメジャーデビュー10周年を迎え、秋から10周年を彩る全国ツアー「Sonar Pocket 10th Anniversary Tour flower」を開催する。    

【eyeron.Vo】 
 飾らず真っ直ぐなリリックと、魂のこもった熱い歌声で多くのリスナーの心を鷲掴みにしている彼の言葉は不思議なほど自然と心に染みてくる。 昨年11月に行われた大阪マラソンではアーティスト最速記録となる2時間43分という驚異的なタイムでフルマラソンを完走している。   

Sonar Pocket HP: http://www.sonapoke.jp 
衣装提供[KEM] KEM official: http://kem.tokyo/  

取材協力/株式会社コナミスポーツクラブ  
取材写真/長田慶