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Jリーグ開幕直前SP!大久保嘉人、中村憲剛、青山敏弘らの知られざるスパイク選びのポイントとは?

遂にJリーグ開幕まで残すはあと2日と迫った。”J革命期”と言われる今年は優勝賞金の大幅増に伴って各クラブが積極補強を行い、例年にない活況に沸いている。東京国際フォーラムで開催された『Jリーグ・キックオフカンファレンス2017』にて、そんな今年のJを主役として彩るであろう選手たちに、どんなスパイクを好み、試合に望みたいのか?を聞いてまわったので紹介したい。

Icon 16442758 1382702521799890 1774501613 o 西村 真 | 2017/02/23
<FW大久保嘉人選手・FC東京>(以下、大久保)
Thumb okubo 1x1Q. 今シーズンに向けて調子はいかがですか?
大久保:楽しみですよ!まだこれからですけどね。

Q.
太田宏介選手や永井謙佑選手らが加入しましたが?

大久保:これから良い感じになっていくと思います!

Q. スパイクへのこだわりを聞かせてください。
大久保:こだわりは…めちゃくちゃあります!まず(ボールが足に)吸い付いてくれないと嫌です。スパイクも1試合で替えるんで。必ず新品を履いて試合に臨みますし、(こだわりは)色々ありますね。


<MF中村憲剛選手・川崎フロンターレ>(以下、中村)
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Q. 今年の目標は?
中村:個人的な目標も、チームの目標もタイトル。それだけです。昨シーズン、それだけ悔しい思いもしましたし、やるだけだと思います。

Q. スパイクへのこだわりをお聞かせください。

中村:スパイクは、こだわりしかないです!とにかく”素足感覚”というか、蹴りやすく、軽くて、がいいですね。あと、スパイクは、今もうだいぶカラフルになってきていますが、「あえて黒でいく」っていう。僕はその路線で行きたいと思います。


<DF増嶋竜也選手・ベガルタ仙台>(以下、増嶋)
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Q. 今シーズン開幕が間も無くですが、意気込みのほどは?
増嶋:移籍1年目なので、結果出せるように頑張っていきたいです!

Q. スパイクはどちらのメーカーを履いていますか?

増嶋:今、アンダーアーマーです。

Q. どんな所を重視されていますか?
増嶋:フィット感”とか、ストレスが掛からない部分を重視していますね。フィードとかパスとかは(スパイク選びの上で)重視しますね。素足に近いというか、あんまり履いている感覚がないようなスパイクの方が好きなので、なるべくサイズもピッタリにして…という意識はしています。

Q. どれぐらいのスパンで交換されていますか?

増嶋:練習用はなるべく替えないようにして、ずっと柔らかくなっても使えるくらいフィット感を重視して履き込んでいます。また新しいのを履くとストレスも掛かるので、(履いて)馴染ませていくイメージです。アンダーアーマーは特に何回も履くと、どんどんどんどん良くなっていく良いスパイクなので。頑丈でずっと使えるので、あまり替えないようにしています。  


<MF青山敏弘選手・サンフレッチェ広島>(以下、青山)
Thumb hiroshima aoyama 1x1Q. 開幕に向けて調子はいかがですか?今年の目標は?
青山:これからですね!チームとして”広島らしく”戦えること。広島でもう一度勝負できるようなチームを作ること、そこからですね目標は。

Q. どんなサッカーを展開したいですか?

青山:やはり攻守に渡って、相手を常に上回れること。それは難しいんですけど、切り替えのところのスピードであったり、パワーであったり、そこはこだわっていきたいですね。

Q. 青山選手がスパイクを選ぶ上でのポイントは?

青山:昔からモレリア(ミズノ)を使っていますけど、”ずっと変わらない良さ”というか。やっぱりシーズン中にスパイクの質が変わってしまうと、プレーにも影響が出てしまうので。今後もモレリアをずっと使いたいですし、その良さというのを大事にしたいと思っています。


<FW田中順也選手・ヴィッセル神戸>(以下、田中)
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Q. 今シーズンはどんなサッカーがしたいですか?
田中:勝負にこだわって、勝負強いサッカーをしたいなと思います。

Q. キャンプでの課題は?移籍1年目ですが、チームでのコンビネーションはいかがですか?

田中:キャンプに関してはフィジカルのメニューが多くて、体づくりが中心だったので、凄く充実したキャンプになったと思います。課題は、海外試合が少ないなと。ただ、この前の練習試合でも課題はみつかっていますし、そこを改善していけたらと。監督がやっているサッカーは知っているので、「前に、前に」積極的にいくことや、数字を出すことを重視しています。コンビネーションというよりかは結果かなと思います。

Q. 田中選手のスパイクへのこだわりや選ぶポイントは?

田中:僕はNIKEのスパイクの中でも一番オーソドックスなティエンポを履いています。天然革で、クセがなくて…「センターバック向き」って言われちゃいます(笑)。
アタッカー向きであれば人工皮革だったり、よりシャープだったりのものがありますが。僕はオーソドックスなものが好きです。履きやすさ重視ですね。(左足でシュートの際は)踏み込んだ時にフィーリングが悪いとあれなので、反対の軸足となる右足の感覚は大事にしています。
でも特に手を加えているわけではないです。他のスパイクを履くと「あれ?何か違うな?」と感じるので、フィットしているのだと思います。


<MF藤本淳吾選手・ガンバ大阪>(以下、藤本)
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Q. 今シーズンの目標は?
藤本:去年タイトルが1つも獲得できなかったので、1つでも多くタイトルを獲るということ。今年のチームのスローガンは「勝」という一文字です。1日1日を大切に戦っていきたいと思います。個人の目標としてもやはり目に見える数字や結果で、チームの勝利に貢献したいです。

Q. スパイクへのこだわりは?

藤本:最初の1年はPUMAでしたが、2007年からはずっとAdidasを履いています。年齢が理由というわけではないですが、30歳過ぎてからは軽いスパイクを好んでいます。今まではAdidasのプレデターで少し重くて、包まれているような感覚が好きだったんですが、今はより軽いスパイクをチョイスするようになりました。


<MF扇原貴宏選手・横浜F・マリノス>(以下、扇原)
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Q. 今シーズンの意気込みをお聞かせください。
扇原:とにかくチームの為に頑張りたいと思います!

Q.
移籍後、チームでの練習はいかがですか?
扇原:徐々に馴染めていますし、チームの戦術もわかってきたので、もっともっと回数を重ねれば良くなると思うので、開幕が凄く楽しみです!

Q. 扇原選手のスパイクへのこだわりは何かありますか?

扇原:履き心地やフィット感ですね。履いた瞬間にしっくりくるのが良いですね。



取材/池田 鉄平 西村 真
写真撮影・画像編集/西村 真