一番お世話になった小久保監督が世界一になる瞬間をみたい
いよいよ明日に迫ったWBC準決勝のアメリカ戦。選手や監督を誰よりも近くで見ている侍ジャパンの杉本さん。用具担当として関わった中で一番感動した試合とは。
菊池 康平
|
2017/03/21
<vol.1はこちらから>
──青木宣親選手のヘルメットの話は凄く興味深かったです。今後のWBCでの試合ではそこにも注目してみます!ここまで侍ジャパンはずっと勝っていて、視聴率も良いじゃないですか。
選手にはもちろんプレッシャーがかかると思いますが、支える側の方が個人的にはプレッシャーが、かかるのではないかと思うんです。
試合前の準備で抜けがあったりすると選手が怪我をしたり、色々なアクシデントが起こると思うので、絶対にミスが許されないじゃないですか。
実際にプレッシャーのかかり具合はどうなんですか?
杉本 もちろん私がプレーする訳ではないので、プレッシャーのかかり方は選手に比べると少ないと思います。
自分にできることは「選手が気持ち良く練習できて、気持ちよく試合に望める環境を作ること」です。
それを出来る限りやりたいと、もちろん思いながら日々それがプレッシャーになるということはないですね。
プレッシャーというよりも、やってあげたいっていう気持ちなんですよね。チームスタッフはみんなそうだと思いますよ。
──選手の為に貢献したいという気持ちですね!
杉本 そうですね。選手になるべくストレスがかからないような環境作りを心がけています。
──杉本さん自身が野球をやられていた経験があるからこそ、わかることもありますもんね。
杉本 日本代表選手になると次元がまたちょっと違いますからね。考える事とかも。
一番身近で見ているとトップ選手がこれだけの想いで野球をやっているんだっていうことが本当に伝わってくるんです。監督にしてもそうです。
この前のオランダ戦にしても試合後は普段とは違う表情をしていました。 もちろんペナントレースで必死に戦っている選手ばかりですが、WBCはまたそれとは違いますし短期決戦ですから。
4年に1度という大会で「世界一奪還」を日本のファンの皆様が願っていると思います。試合が終わって勝った時の選手と監督の安堵感の表情はこれまでに見たことのないようなものです。日の丸を背負って試合をしている重みを肌で感じています。
──ガッツポーズひとつをとってみても、選手たちの気迫がテレビを通しても伝わってきます。
杉本 私には想像できないプレッシャーがかかってるんだと思います。 そして、今回の侍ジャパンのメンバーは特に入社してから関わらせて頂いた方々が選手も監督も含めて多いんです。
筒香選手はベイスターズで、内川選手はベイスターズ、ソフトバンクと担当させていただきました。でもやはり小久保監督です!1番お世話になった方なので。
本当になんかの縁だと思うんですよね。小久保監督が侍ジャパンの監督になって、私もそのタイミングで東京に異動してきました。
──本当に縁があり運命的なものを感じます!
杉本 そうですね。勝手に自分でもやはり縁があるのかなって思いますね。
──これまで杉本さんが用具担当として関わった中で一番感動し、思い出深い試合を一つ挙げるとしたらどの試合になりますか?
杉本 用具担当としての経験は、侍ジャパンが結成したこのチームだけなんですよ。それまでは球団担当をしていました。球団担当の時は、契約選手のギアや球団のユニフォームを担当していたので、例えば練習準備や、ロッカーの設営やビジターまで帯同したりすることはなかったんです。
正直、用具担当としては未経験な部分が多かったので、球団担当の時に身近にいらした用具担当の方の仕事をイメージして動いていることもあります。 2014年の春から侍ジャパンを担当しているので、もちろんその中ではこの間のオランダ戦は一番感動しましたね。
──でも、あの試合を超えそうな試合がこれからありそうですよね。これを超えるような試合をすることが今の目標ですよね?
杉本 決勝戦で世界一になる瞬間を一番味わいたいですよね!!
──小久保監督とずっとやられてきたので、支えてきた集大成にしたいですよね。
杉本 そうですね、やっぱり小久保監督が世界一になる瞬間をみたいです。監督の表情が現役時代には、見たことがない表情で指揮されているので、その重圧は計り知れないです。
小久保監督がやっぱり本当に笑顔で世界一になる瞬間を見たいので全力でサポートしていきます!!
<vol.3に続く> 近日公開予定!
取材協力/ミズノ株式会社
トップ画像編集/榎本貴浩
◇侍ジャパンの用具を支えるミズノのサイトはこちらのバナーをクリック。
──青木宣親選手のヘルメットの話は凄く興味深かったです。今後のWBCでの試合ではそこにも注目してみます!ここまで侍ジャパンはずっと勝っていて、視聴率も良いじゃないですか。
選手にはもちろんプレッシャーがかかると思いますが、支える側の方が個人的にはプレッシャーが、かかるのではないかと思うんです。
試合前の準備で抜けがあったりすると選手が怪我をしたり、色々なアクシデントが起こると思うので、絶対にミスが許されないじゃないですか。
実際にプレッシャーのかかり具合はどうなんですか?
杉本 もちろん私がプレーする訳ではないので、プレッシャーのかかり方は選手に比べると少ないと思います。
自分にできることは「選手が気持ち良く練習できて、気持ちよく試合に望める環境を作ること」です。
それを出来る限りやりたいと、もちろん思いながら日々それがプレッシャーになるということはないですね。
プレッシャーというよりも、やってあげたいっていう気持ちなんですよね。チームスタッフはみんなそうだと思いますよ。
──選手の為に貢献したいという気持ちですね!
杉本 そうですね。選手になるべくストレスがかからないような環境作りを心がけています。
──杉本さん自身が野球をやられていた経験があるからこそ、わかることもありますもんね。
杉本 日本代表選手になると次元がまたちょっと違いますからね。考える事とかも。
一番身近で見ているとトップ選手がこれだけの想いで野球をやっているんだっていうことが本当に伝わってくるんです。監督にしてもそうです。
この前のオランダ戦にしても試合後は普段とは違う表情をしていました。 もちろんペナントレースで必死に戦っている選手ばかりですが、WBCはまたそれとは違いますし短期決戦ですから。
4年に1度という大会で「世界一奪還」を日本のファンの皆様が願っていると思います。試合が終わって勝った時の選手と監督の安堵感の表情はこれまでに見たことのないようなものです。日の丸を背負って試合をしている重みを肌で感じています。
──ガッツポーズひとつをとってみても、選手たちの気迫がテレビを通しても伝わってきます。
杉本 私には想像できないプレッシャーがかかってるんだと思います。 そして、今回の侍ジャパンのメンバーは特に入社してから関わらせて頂いた方々が選手も監督も含めて多いんです。
筒香選手はベイスターズで、内川選手はベイスターズ、ソフトバンクと担当させていただきました。でもやはり小久保監督です!1番お世話になった方なので。
本当になんかの縁だと思うんですよね。小久保監督が侍ジャパンの監督になって、私もそのタイミングで東京に異動してきました。
──本当に縁があり運命的なものを感じます!
杉本 そうですね。勝手に自分でもやはり縁があるのかなって思いますね。
──これまで杉本さんが用具担当として関わった中で一番感動し、思い出深い試合を一つ挙げるとしたらどの試合になりますか?
杉本 用具担当としての経験は、侍ジャパンが結成したこのチームだけなんですよ。それまでは球団担当をしていました。球団担当の時は、契約選手のギアや球団のユニフォームを担当していたので、例えば練習準備や、ロッカーの設営やビジターまで帯同したりすることはなかったんです。
正直、用具担当としては未経験な部分が多かったので、球団担当の時に身近にいらした用具担当の方の仕事をイメージして動いていることもあります。 2014年の春から侍ジャパンを担当しているので、もちろんその中ではこの間のオランダ戦は一番感動しましたね。
──でも、あの試合を超えそうな試合がこれからありそうですよね。これを超えるような試合をすることが今の目標ですよね?
杉本 決勝戦で世界一になる瞬間を一番味わいたいですよね!!
──小久保監督とずっとやられてきたので、支えてきた集大成にしたいですよね。
杉本 そうですね、やっぱり小久保監督が世界一になる瞬間をみたいです。監督の表情が現役時代には、見たことがない表情で指揮されているので、その重圧は計り知れないです。
小久保監督がやっぱり本当に笑顔で世界一になる瞬間を見たいので全力でサポートしていきます!!
<vol.3に続く> 近日公開予定!
取材協力/ミズノ株式会社
トップ画像編集/榎本貴浩
◇侍ジャパンの用具を支えるミズノのサイトはこちらのバナーをクリック。