来日記念イベント取材レポート!『ネイマールが子供たちに語ったサッカーで成功を掴む方法とは?!』
リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するブラジル代表FWネイマール選手が、サポート契約を結んでいる寝具メーカー「東京西川」が主催するイベント「東京西川 AiR夢のすいみん学校」に特別ゲストとして登場し、場内に集まった約40人の子供たちを拍手で沸かせました。
白鳥 純一
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2017/06/03
冒頭で「いつも温かく出迎えてくれてありがとうございます。
また大好きな日本に来ることが出来て嬉しいです」と挨拶したネイマール選手。
まずは幼少時代に関するエピソードや、自身が運営している財団に関する話題で、場内を盛り上げました。
Q:どのような少年時代をお過ごしでしたか?
僕も今日のイベントに参加されているみなさんと同じように、とても幸せな子供時代でした。ボールがいつもそばにあり、よく遊び、元気いっぱい走り回っていました。少しは勉強もしていましたかね。
Q:ネイマール選手は、睡眠に対してこだわりがありましたか?
小さい頃は元気いっぱいに遊びやサッカーをしていて、とてもわんぱくな子供でしたので、しっかり眠ることがとても重要でした。
Q:今日のイベントにはたくさんの子供たちが集まっていますが、ネイマールさん自身もブラジルで学校開設されましたよね?
2500人以上の恵まれない子供達を支援する財団で、自分自身でも「良いことをした」という自負があります。僕だけではなく、僕の家族の夢でもあったので、財団の運営に力を向けています。
続いて、イベントに参加していた子供たちから質疑応答があり、緊張している様子の子供たちの純粋な質問に対して、ネイマール選手は真摯に回答していました。
Q:ネイマールさんがサッカーをするうえで大切にしていることは何ですか?
プロであるため、成功を掴むプレーヤーになるためには、「トレーニングを何のためにやっているのか?」、「何を目指しているのか?」という意識(フォーカス)が最も大切です。
常にトレーニングをするときには必ず意識するようにしています。
Q:ネイマールさんにとっての夢は何ですか?
ネイマール:ブラジル代表の一員として、ワールドカップで優勝することです。
そして、実際に取材をされている記者のみなさんからも、鋭い質問がありましたが、最も場内を驚かせていたのは「有名なあの番組」でした。
Q:ネイマールさんは日本代表とも対戦経験がありますがネイマールさん自身が感じるブラジルサッカーと日本サッカーの違いがあれば、経験を踏まえて教えてください。
なかなか難しい質問ですね。一概にこれという違いは見つかりません。強いて言うなら、ブラジルサッカーはスポーツとしての「サッカー」だけではなく、小さい頃から「遊びの感覚」を取り入れてやっています。
道端や家で友達と一緒に遊びながらボールを蹴る。幸せになるため、楽しくなるためにやるのがブラジルサッカーの所以だと思っています。これは世界各国と比べても特殊な、ブラジル特有のものだと思っています。
Q:空港では聞けなかった質問なんですが、「YOUは何しに日本へ?」
仕事しに来ました。今回はプロモーションのために来日しましたが、東京は大好きな街なので、またここに戻ってこられて嬉しいです。また戻って来られることを願っています。
『ネイマールもやっている!寝る前にオススメの肩をほぐす快眠ストレッチ』
質疑応答の終了後に行われたのが、肘をうえに上げて、肩周りをほぐすストレッチで、就寝前にやると、快適に眠ることができるそうです。
ネイマール選手も会場でストレッチを披露。肘を上げているポーズがとても印象的でした。
感想を聞かれたネイマール選手は、「このストレッチを就寝前以外だけでなく、トレーニングの前にもよくやっています。睡眠は誰にとっても大切なものなので、今日会場に集まったみなさんも心がけてほしい」とコメントしていました。
イベントの後半ではネイマール選手によるサッカークリニックが行われ、参加した子どもたちと1on5形式でサッカーを楽しみました。
ネイマール選手はゲームのなかで華麗なリフティングやドリブルを披露、会場は拍手に包まれました。
この時ネイマール選手が足元に纏っていたのは、ナイキの「マーキュリアルヴェイバー11」。
ソフトなボールタッチが実現可能なスパイクで、U20日本代表の堂安律選手(ガンバ大阪)や初瀬亮選手(ガンバ大阪)も使用しています。
ネイマール選手から、「皆さんと一緒にサッカーを通して遊ぶことができて楽しかったです。皆さんがそれぞれの夢を叶えることができるように祈っています。」と小学生へメッセージを送りました。
最後には、ネイマール選手とこの日集まった子供達とのフォトセッションも行われ、終始和やかな表情で会場を後にしました。