『SVOLME』フットボール事業部が語るサッカースパイク論vol.2「僕らは0からのスタート。失敗という失敗を恐れずにやれることが強みなんです」
いいスパイク作りをして履いてもらう機会を増やしていくと同時に、スポーツ総合ブランドとして世界進出を視野に入れ始めたSVOLMEの2018年以降に向けての動きに注目だ。
佐久間秀実
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2017/07/27
<vol.1はこちらから>
――SVOLMEさんは女性の方がアパレルを中心によく着ているイメージがあります。
佐々木: カラフルなボーダー柄とかドット柄などの柄物がSVOLMEスタンダードとなっており、さらに、UNISEXのサイズ展開なので多くの女性にご指示いただけているのだと思います。
今後、世界ブランドを目指していく上でアパレルだけではなくシューズの部分にもしっかり力を入れてやっていきたいです。
また、フットサルブランドというイメージがあるので、そこで2018年からは『フットボールブランドとしての確立』をテーマに掲げて、FOOTWEAR、TEAMの強化を図っていきます。
島田:モノをつくる側から言うと、初期からお世話になっているバイヤーさんには「いいモノを作っていくしかないよ。」と言われましたし、そこがベースとなります。
2018年以降を見据えて長期スパンで開発に取り組み、本当にいいモノづくりを追求していきます。今までもそのスタンスでやってはいますが、社内の体制を激変させるくらいの熱量でやるしかないなと思います。
あとは売る側としっかりと連携を取っていく必要があります。
佐々木:売る側としても、今後はフットウェア専門の事業部を立ち上げて開発と販売が密に連携を取っていかなければならないと思います。
――そのように今後のことを考えた上で、具体的な施策はありますか。
佐々木:まずはSVOLMEスパイクを知ってもらう為に、試し履き会、店頭プロモーション活動、イベントなどで積極的発信して、お客様の目に触れる機会を作るということを様々な側面からチャレンジしていきます。
僕らは0からのスタートなので失敗という失敗を恐れずにやれるのが強みであると思いますので。
――タイトルにできそうな素晴らしい言葉ばかりが出てきますね(笑)。
佐々木:本当ですか(笑)正直なところを言いますと、あるメーカーさんのシューズを履いてみた時に「な、な、なんてフィット感なんだ!本当に素晴らしいスパイクだ!」ということが多いので、僕らはまだまだだと思います。
現状、1番いいスパイクだと胸を張って言えるレベルまで達していないので、営業で他社さんの動向もしっかり把握しながら開発に還元し、常にアンテナを張ってやっていかなければならないなと感じています。
島田:足入れた時に違いが分かりますね。他にも製法や技術面で、どのくらいの数を作れば採算取れるのかな、と考えてしまいます。
DELSALMA4LE(カンガルーレザー使用)
佐々木:第1弾と比べると、格段に良いスパイクになっていると自信を持って言えます。試行錯誤しながらサポートしているチームや個人契約選手の意見もしっかり拾って、特に第3弾~4弾にかけて足先のレザーが伸び過ぎないようにステッチ縫い目を増やしました。中をスゥエードにして滑りにくくもしています。
島田:シューレースでは、足先部分は伸びが少ない圧縮されたモノで、紐を縛る部分は柔らかくてほどけにくい2段構造にしています。
あとは土踏まずの部分が靴づくりをする上の課題で、足の形に添うことでしっかりフィットするようにしています。ターンの部分は、足首に添うようにした形状にし、よりフィット感が高くなる構造にしているんです。
佐々木:シューターンは実際に履いてみると、真ん中がVになっているので身体が前傾になった時にもストレスがないのが良いですね。
島田:第1弾からの改良段階での話となりますが、中底も剛性の高い素材を使って足の突き上げ感や靴自体の剛性を高めているんです。より良い物でということで、プロ選手からのフィードバック が非常に大きいなと感じていますね。
――プロ選手は大体、年間で何足使用しますか?
佐々木:6~8足位が平均で、多い選手で10足ですね。練習用と試合用で分けてはいますが。
DELSALMA4SL(マイクロファイバー使用)
――DELSALMA4SLの特徴も教えてください。
島田:大きなコンセプトはどちらも同じシリーズなので共通です。フィット感を狙った構造とか足のズレが起きないようにしている所は同じです。
1番違うのが爪先とシューターンが一体化してより良いフィット感が実現できるようにしています。
爪先を1枚で覆ってしまうとフィット感がなくなりやすいですがその中でも黒い部分がストレッチするようになりフィットするようになっていまして、しっかり紐を締めれば固定されるのでプレー中に伸びることがない仕組みになっていますね。
アッパー部分が帝人コードレ社製のマイクロファイバーを使用しているので他のメーカーさんと比較しても遜色のない上質のモデルとなっています。
――スパイクの重さは違いますか?
島田:ほぼ同じですね。26.5cm片足で約230gです。
――では、DELSALMA4SLをどのような選手に履いてもらいたいですか?
島田:基本的には中盤で沢山ボールを触る選手や、より攻撃的なアタッカーの方に履いてほしいですね。
佐々木:SVOLME契約選手の多くが、これを履いていまいます。
――サッカーをやる時に履かれます?
島田:そうですね。僕は両方履いていて、気分によって変えています。
佐々木:私はDELSALMA4SLが合わないので、DELSALMA4LEを履いています。
――ポジションはどこですか?
佐々木:通常ボランチですが、チーム事情によりサイドDFとなります(笑)31歳になって新たなポジションをやるのは新鮮で楽しいです。
島田:私はサイドMFですね。社内のチームで試合をする時はサイドバックになるんですが(笑)。
ーー社長のポジションはどこですか。
佐々木:あ-、サイドDFをやっていますね(笑)。
島田:左サイドDFをやっています(今日1番の笑顔)。
佐々木:社長は、マラソンをやっていることもあり、かなり走れますね。若手に引けを取らない運動量で、献身的なプレーをします。
――サッカーでも社長らしさを発揮しているんですね。
佐々木:派手なプレースタイルではないですが、確実で、ミスが少なく素晴らしいです。
――(今回の取材をコーディネートしてくれた社員の)大貫さんはかなり攻撃的ですよね。
佐々木:確かに、そうですね。今は同じチームで最年長プレーヤーとして、物凄いリーダーシップを発揮しながらチームを盛り上げてくれています。めちゃめちゃ声を出しますし(今日1番の笑顔)。
フットサルシューズ編へ続く。
SVOLME
https://www.svolme.net/
――SVOLMEさんは女性の方がアパレルを中心によく着ているイメージがあります。
佐々木: カラフルなボーダー柄とかドット柄などの柄物がSVOLMEスタンダードとなっており、さらに、UNISEXのサイズ展開なので多くの女性にご指示いただけているのだと思います。
今後、世界ブランドを目指していく上でアパレルだけではなくシューズの部分にもしっかり力を入れてやっていきたいです。
また、フットサルブランドというイメージがあるので、そこで2018年からは『フットボールブランドとしての確立』をテーマに掲げて、FOOTWEAR、TEAMの強化を図っていきます。
島田:モノをつくる側から言うと、初期からお世話になっているバイヤーさんには「いいモノを作っていくしかないよ。」と言われましたし、そこがベースとなります。
2018年以降を見据えて長期スパンで開発に取り組み、本当にいいモノづくりを追求していきます。今までもそのスタンスでやってはいますが、社内の体制を激変させるくらいの熱量でやるしかないなと思います。
あとは売る側としっかりと連携を取っていく必要があります。
佐々木:売る側としても、今後はフットウェア専門の事業部を立ち上げて開発と販売が密に連携を取っていかなければならないと思います。
――そのように今後のことを考えた上で、具体的な施策はありますか。
佐々木:まずはSVOLMEスパイクを知ってもらう為に、試し履き会、店頭プロモーション活動、イベントなどで積極的発信して、お客様の目に触れる機会を作るということを様々な側面からチャレンジしていきます。
僕らは0からのスタートなので失敗という失敗を恐れずにやれるのが強みであると思いますので。
――タイトルにできそうな素晴らしい言葉ばかりが出てきますね(笑)。
佐々木:本当ですか(笑)正直なところを言いますと、あるメーカーさんのシューズを履いてみた時に「な、な、なんてフィット感なんだ!本当に素晴らしいスパイクだ!」ということが多いので、僕らはまだまだだと思います。
現状、1番いいスパイクだと胸を張って言えるレベルまで達していないので、営業で他社さんの動向もしっかり把握しながら開発に還元し、常にアンテナを張ってやっていかなければならないなと感じています。
島田:足入れた時に違いが分かりますね。他にも製法や技術面で、どのくらいの数を作れば採算取れるのかな、と考えてしまいます。
DELSALMA4LE(カンガルーレザー使用)
佐々木:第1弾と比べると、格段に良いスパイクになっていると自信を持って言えます。試行錯誤しながらサポートしているチームや個人契約選手の意見もしっかり拾って、特に第3弾~4弾にかけて足先のレザーが伸び過ぎないようにステッチ縫い目を増やしました。中をスゥエードにして滑りにくくもしています。
島田:シューレースでは、足先部分は伸びが少ない圧縮されたモノで、紐を縛る部分は柔らかくてほどけにくい2段構造にしています。
あとは土踏まずの部分が靴づくりをする上の課題で、足の形に添うことでしっかりフィットするようにしています。ターンの部分は、足首に添うようにした形状にし、よりフィット感が高くなる構造にしているんです。
佐々木:シューターンは実際に履いてみると、真ん中がVになっているので身体が前傾になった時にもストレスがないのが良いですね。
島田:第1弾からの改良段階での話となりますが、中底も剛性の高い素材を使って足の突き上げ感や靴自体の剛性を高めているんです。より良い物でということで、プロ選手からのフィードバック が非常に大きいなと感じていますね。
――プロ選手は大体、年間で何足使用しますか?
佐々木:6~8足位が平均で、多い選手で10足ですね。練習用と試合用で分けてはいますが。
DELSALMA4SL(マイクロファイバー使用)
――DELSALMA4SLの特徴も教えてください。
島田:大きなコンセプトはどちらも同じシリーズなので共通です。フィット感を狙った構造とか足のズレが起きないようにしている所は同じです。
1番違うのが爪先とシューターンが一体化してより良いフィット感が実現できるようにしています。
爪先を1枚で覆ってしまうとフィット感がなくなりやすいですがその中でも黒い部分がストレッチするようになりフィットするようになっていまして、しっかり紐を締めれば固定されるのでプレー中に伸びることがない仕組みになっていますね。
アッパー部分が帝人コードレ社製のマイクロファイバーを使用しているので他のメーカーさんと比較しても遜色のない上質のモデルとなっています。
――スパイクの重さは違いますか?
島田:ほぼ同じですね。26.5cm片足で約230gです。
――では、DELSALMA4SLをどのような選手に履いてもらいたいですか?
島田:基本的には中盤で沢山ボールを触る選手や、より攻撃的なアタッカーの方に履いてほしいですね。
佐々木:SVOLME契約選手の多くが、これを履いていまいます。
――サッカーをやる時に履かれます?
島田:そうですね。僕は両方履いていて、気分によって変えています。
佐々木:私はDELSALMA4SLが合わないので、DELSALMA4LEを履いています。
――ポジションはどこですか?
佐々木:通常ボランチですが、チーム事情によりサイドDFとなります(笑)31歳になって新たなポジションをやるのは新鮮で楽しいです。
島田:私はサイドMFですね。社内のチームで試合をする時はサイドバックになるんですが(笑)。
ーー社長のポジションはどこですか。
佐々木:あ-、サイドDFをやっていますね(笑)。
島田:左サイドDFをやっています(今日1番の笑顔)。
佐々木:社長は、マラソンをやっていることもあり、かなり走れますね。若手に引けを取らない運動量で、献身的なプレーをします。
――サッカーでも社長らしさを発揮しているんですね。
佐々木:派手なプレースタイルではないですが、確実で、ミスが少なく素晴らしいです。
――(今回の取材をコーディネートしてくれた社員の)大貫さんはかなり攻撃的ですよね。
佐々木:確かに、そうですね。今は同じチームで最年長プレーヤーとして、物凄いリーダーシップを発揮しながらチームを盛り上げてくれています。めちゃめちゃ声を出しますし(今日1番の笑顔)。
フットサルシューズ編へ続く。
SVOLME
https://www.svolme.net/