『ミズノ』ウォーキング専門スタッフが語るシューズvol.1「ウォーキングは、生涯できるスポーツ」
数多くのウォーキングシューズを生み出すミズノ直営店エスポートミズノ(ミズノ東京)では、定期的に足の相談会を開催し、普段から足やシューズに関する相談に応じている。今回は、エスポートミズノ・ウォーキング売場スタッフの横山誠一氏に、シューズ選びやウォーキングの重要性などについて説明していただいた。
佐久間秀実
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2017/09/06
ミズノ株式会社(代表取締役社長:水野明人)は、1906年に創業し、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する。」を経営理念としている。
人々がより豊かで快適な生活をおくるために、スポーツが提供する多種多様な価値は、重要な役割を担っている。ミズノは、スポーツの価値を活用した商品やサービスを積極的に開発し、年代を問わず日常生活にもその価値を積極的に広めている。
そのミズノが魂を込めているスポーツの1つに、ウォーキングがある。
今回は、ミズノ株式会社リテイル営業部東日本店舗販売課マネージャーで、足の相談会でもトレーナーを務める横山誠一氏に、ウォーキングシューズについて説明をしていただいた。
――横山さんの業務内容を教えていただけますか。
横山:私は、こちらエスポートミズノ(ミズノ東京)館内のほぼ全フロアの販売に従事していまして、時間帯等により移動をしてお客様に対応しております。
主に、ウォーキングシューズやウォーキングに携わるアウトドアウェアコーナーにいる機会が非常に多いですね。野球やゴルフの販売にも携わり、館内を行ったり来たりをしています。
――何かスポーツをされてきましたか。
横山:野球と硬式テニスを過去にやっていましたが、今では、ウォーキング=歩くというのがメインとなります。歩く大会に参加したり、山にも行きますね。
――大会では何km歩くのでしょうか。
横山:10~50kmとなります。まあ、10、20kmが多いですね。
――それは競歩となりますか。
横山:いえ、競歩ではありません。ウォーキングだけは特殊でして、スポーツとしてとらえると、他のスポーツとは違って、話をしながらできます。あと、競争というものが発生しません。
ウォーキングは、生涯できるスポーツとして若い方もお年を召した方も誰でもできるので、もっと広まると良いと思っています。
――横山さんは、こちらの足の相談会でトレーナーもやられているのですね。
横山:はい。靴を選ぶというのが本来我々の仕事でもあるので、足に合った靴をご提案しています。外反母趾型など足に様々な障害があり歩き方で不自由されている方が沢山店に来られるので、足に合った靴やインソールをご提案しています。
ーー素晴らしい取り組みをされていますね。
横山:ありがとうございます。ミズノでは、約10年前からウォーキングシューズを販売してきましたが、お客様の足に関するお悩みの声が非常に多かったんですよね。
そこで、もっと足に合う靴を選んでいただこうと、解決策として、インソールをオーダーメイドで作ったり、既製品のインソールをご提案するようになりました。インソール工房の立ち上げにも繋がっていますね。
――どのスポーツでの相談がありますか。
横山:こちらの店で見させていただくと、ウォーキングやランニングに関するものが多いですね。ランニングは、各スポーツ全てに繋がっていますから、ランニングシューズというカテゴリーの中では、どのスポーツにも対応できるようにしなければなりません。
あとは、ゴルフなどミズノで扱っているモノに関しては全て対応しております。最近ですと、卓球やバトミントンの選手からの相談もあります。競技用選手のインソールを作らせていただくことが多いですね。
――若い選手から、どのような相談がありますか。
横山:はい。若くて激しいスポーツをされている方は、足の左右差の変形もあり、残念ながら選手としてやっている方も、ご自身の足に合った靴を選べていない方が多いですね。
それなりに結果が出ている選手でも、履いている靴を比較してみると、2,3cm大きかったり、そこまではいかなくても実際大きめの靴を履いていることが怪我の原因となっているケースもあります。
ですから、自分の足に合う靴にすれば、足の癖やバランスが改善されて、パフォーマンスが上がりやすくなりますね。
――足の力が靴や地面に伝わるのでしょうか。
横山:伝わりますね。それが伝わらない大きさであれば、踏ん張ることもできないでしょうし、靴の中での可動域が出てしまうとその分だけロスとなり怪我を促進してしまいます。ですから、足に合うサイズをしっかり理解してもらって選んだ方がパフォーマンスが上がりやすくなります。
ウォーキングに限らず、他のシューズも皆同じことが言えますね。 沢山の方と接客をしていますと、「大きいサイズのモノの何が悪いのか?」と言われますが、大きくすることによってのデメリットがあります。
例えば、大きいモノを選ぶと靴内で足の皮が剥けてしまったり、靴の折りしわで足が圧迫されたり、足を上げても靴が大きいので上がっていなく擦り足となったり等、様々な症例を伝えています。
vol.2へ続く。
エスポートミズノ(ミズノ東京)
http://www.mizuno.jp/shop/flag/s-port.aspx
ミズノ
http://www.mizuno.jp/
人々がより豊かで快適な生活をおくるために、スポーツが提供する多種多様な価値は、重要な役割を担っている。ミズノは、スポーツの価値を活用した商品やサービスを積極的に開発し、年代を問わず日常生活にもその価値を積極的に広めている。
そのミズノが魂を込めているスポーツの1つに、ウォーキングがある。
今回は、ミズノ株式会社リテイル営業部東日本店舗販売課マネージャーで、足の相談会でもトレーナーを務める横山誠一氏に、ウォーキングシューズについて説明をしていただいた。
――横山さんの業務内容を教えていただけますか。
横山:私は、こちらエスポートミズノ(ミズノ東京)館内のほぼ全フロアの販売に従事していまして、時間帯等により移動をしてお客様に対応しております。
主に、ウォーキングシューズやウォーキングに携わるアウトドアウェアコーナーにいる機会が非常に多いですね。野球やゴルフの販売にも携わり、館内を行ったり来たりをしています。
――何かスポーツをされてきましたか。
横山:野球と硬式テニスを過去にやっていましたが、今では、ウォーキング=歩くというのがメインとなります。歩く大会に参加したり、山にも行きますね。
――大会では何km歩くのでしょうか。
横山:10~50kmとなります。まあ、10、20kmが多いですね。
――それは競歩となりますか。
横山:いえ、競歩ではありません。ウォーキングだけは特殊でして、スポーツとしてとらえると、他のスポーツとは違って、話をしながらできます。あと、競争というものが発生しません。
ウォーキングは、生涯できるスポーツとして若い方もお年を召した方も誰でもできるので、もっと広まると良いと思っています。
――横山さんは、こちらの足の相談会でトレーナーもやられているのですね。
横山:はい。靴を選ぶというのが本来我々の仕事でもあるので、足に合った靴をご提案しています。外反母趾型など足に様々な障害があり歩き方で不自由されている方が沢山店に来られるので、足に合った靴やインソールをご提案しています。
ーー素晴らしい取り組みをされていますね。
横山:ありがとうございます。ミズノでは、約10年前からウォーキングシューズを販売してきましたが、お客様の足に関するお悩みの声が非常に多かったんですよね。
そこで、もっと足に合う靴を選んでいただこうと、解決策として、インソールをオーダーメイドで作ったり、既製品のインソールをご提案するようになりました。インソール工房の立ち上げにも繋がっていますね。
――どのスポーツでの相談がありますか。
横山:こちらの店で見させていただくと、ウォーキングやランニングに関するものが多いですね。ランニングは、各スポーツ全てに繋がっていますから、ランニングシューズというカテゴリーの中では、どのスポーツにも対応できるようにしなければなりません。
あとは、ゴルフなどミズノで扱っているモノに関しては全て対応しております。最近ですと、卓球やバトミントンの選手からの相談もあります。競技用選手のインソールを作らせていただくことが多いですね。
――若い選手から、どのような相談がありますか。
横山:はい。若くて激しいスポーツをされている方は、足の左右差の変形もあり、残念ながら選手としてやっている方も、ご自身の足に合った靴を選べていない方が多いですね。
それなりに結果が出ている選手でも、履いている靴を比較してみると、2,3cm大きかったり、そこまではいかなくても実際大きめの靴を履いていることが怪我の原因となっているケースもあります。
ですから、自分の足に合う靴にすれば、足の癖やバランスが改善されて、パフォーマンスが上がりやすくなりますね。
――足の力が靴や地面に伝わるのでしょうか。
横山:伝わりますね。それが伝わらない大きさであれば、踏ん張ることもできないでしょうし、靴の中での可動域が出てしまうとその分だけロスとなり怪我を促進してしまいます。ですから、足に合うサイズをしっかり理解してもらって選んだ方がパフォーマンスが上がりやすくなります。
ウォーキングに限らず、他のシューズも皆同じことが言えますね。 沢山の方と接客をしていますと、「大きいサイズのモノの何が悪いのか?」と言われますが、大きくすることによってのデメリットがあります。
例えば、大きいモノを選ぶと靴内で足の皮が剥けてしまったり、靴の折りしわで足が圧迫されたり、足を上げても靴が大きいので上がっていなく擦り足となったり等、様々な症例を伝えています。
vol.2へ続く。
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