『ミズノ』が小学生に向けた″走り方教室″を開催する理由~指導者編~「楽しんで走ってくれているのが1番です」
前回の西岡氏に続いて、小学生の足が速くなるための″走り方教室″の指導者であるミズノスポーツサービス株式会社スポーツウエルネス営業部の小杉俊裕氏に、指導法などについて話していただいた。
佐久間秀実
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2017/09/14
<かけっこ教室編>
<走り方教室~責任者編~>
――教室では、物凄い走力と跳躍力を披露されていましたね。いつから陸上始められたのですか。
小杉:小学生の時は水泳や野球をやっていて走るのが速かったので、学校対抗の駅伝大会のメンバーに選ばれて出場していました。それから走る魅力に惹かれ、中学に進学してからは陸上部に入り長距離から始めましたが、徐々に短距離へと方向転換をしていましたね。
中学の顧問の先生から、「全国大会を目指してみよう。」と言われ猛練習をし、200mでは関東大会に出場するまでになりました。高校は推薦で埼玉栄に入り、200mで21秒74、100mで11秒1の記録を出し、1600mリレーでは日本一になりことができました。
その後、大東文化大学にも推薦で入りましたが、度重なる怪我が続き回復しないまま長引いて、なかなか結果を残せませんでしたね。大学ではスポーツ系の学部に入っていまして、「これからは、陸上を教えていきたい。」と思い、卒業してからミズノに就職をしました。
――素晴らしいですね。業務内容を教えていただけますか。
小杉:スポーツウエルネス営業部にいまして、全国各地にある体育施設であったりとかイオンさんであったりとか大型施設で″走り方教室″を行うべくプログラム営業をし、子供達に指導もしています。
――指導するにあたり、何を心掛けていますか。
小杉:私は、陸上競技で短距離走を中心にこれまで行ってきています。走ることは、野球やサッカーなどのスポーツでもかなり重要な基礎となりますし、沢山の子供達に速く走る方法などを知ってもらって、運動能力が向上するように私なりに何か役に立てればと思っていますね。
――子供達から、どのような相談がありますか。
小杉:「真っ直ぐ走れずに身体がクニャクニャしてしまうのを直したい。腕を上手く振れるようにしたい。」という内容が多いですよね。バランスを保つ必要があると思いますので、腹筋、背筋を使う運動などを行うようにしていますね。あとは、繰り返し練習をして欲しいです。
――なぜ腕を上手く振れないのでしょうか。
小杉:走るとなると、どうしても足の動きばかりに意識がいってしまいます。そうならないように、どうすれば分かりやすく伝えることができるかを考えながら、子供達に接しています。腕を上手く振ることができれば、バランスを保ちながら走ることができますからね。
――指導をしていて、どのようなときに嬉しいですか。
小杉:子供達が笑顔で走っている姿を見るだけで嬉しいですよね。綺麗なフォームで走れるようになっているのも嬉しいんですが、やっぱり楽しんで走ってくれているのが1番です。
いつになるか分かりませんが、日本代表選手として世界大会に出るような選手を見つけたり育てるのが夢であります。
――今でも、かなり走られていますよね。
小杉:はい。プライベートではありますが、大会に出ていまして、どうにか自己新記録を出せるように練習をしています。
――日本男子の短距離陣が世界大会で大活躍していますね。
小杉:やっぱり、リレーでのバトンパスの技術の高さが際立っていますし、走りの部分でもかなりのレベルになっていますよね。オリンピックや世界陸上でメダルを獲得し自信になっているみたいですし、この流れに上手く乗っていければ、東京オリンピックの時に素晴らしい結果として現れると思います。
――東京オリンピック・パラリンピックで、楽しみなスポーツはありますか。
小杉:短距離やマラソンなどの陸上競技に、かなりの期待をしています。今から非常に楽しみです。 (了)
エスポートミズノ(ミズノ東京)
http://www.mizuno.jp/shop/flag/s-port.aspx
ミズノ
http://www.mizuno.jp/
<走り方教室~責任者編~>
――教室では、物凄い走力と跳躍力を披露されていましたね。いつから陸上始められたのですか。
小杉:小学生の時は水泳や野球をやっていて走るのが速かったので、学校対抗の駅伝大会のメンバーに選ばれて出場していました。それから走る魅力に惹かれ、中学に進学してからは陸上部に入り長距離から始めましたが、徐々に短距離へと方向転換をしていましたね。
中学の顧問の先生から、「全国大会を目指してみよう。」と言われ猛練習をし、200mでは関東大会に出場するまでになりました。高校は推薦で埼玉栄に入り、200mで21秒74、100mで11秒1の記録を出し、1600mリレーでは日本一になりことができました。
その後、大東文化大学にも推薦で入りましたが、度重なる怪我が続き回復しないまま長引いて、なかなか結果を残せませんでしたね。大学ではスポーツ系の学部に入っていまして、「これからは、陸上を教えていきたい。」と思い、卒業してからミズノに就職をしました。
――素晴らしいですね。業務内容を教えていただけますか。
小杉:スポーツウエルネス営業部にいまして、全国各地にある体育施設であったりとかイオンさんであったりとか大型施設で″走り方教室″を行うべくプログラム営業をし、子供達に指導もしています。
――指導するにあたり、何を心掛けていますか。
小杉:私は、陸上競技で短距離走を中心にこれまで行ってきています。走ることは、野球やサッカーなどのスポーツでもかなり重要な基礎となりますし、沢山の子供達に速く走る方法などを知ってもらって、運動能力が向上するように私なりに何か役に立てればと思っていますね。
――子供達から、どのような相談がありますか。
小杉:「真っ直ぐ走れずに身体がクニャクニャしてしまうのを直したい。腕を上手く振れるようにしたい。」という内容が多いですよね。バランスを保つ必要があると思いますので、腹筋、背筋を使う運動などを行うようにしていますね。あとは、繰り返し練習をして欲しいです。
――なぜ腕を上手く振れないのでしょうか。
小杉:走るとなると、どうしても足の動きばかりに意識がいってしまいます。そうならないように、どうすれば分かりやすく伝えることができるかを考えながら、子供達に接しています。腕を上手く振ることができれば、バランスを保ちながら走ることができますからね。
――指導をしていて、どのようなときに嬉しいですか。
小杉:子供達が笑顔で走っている姿を見るだけで嬉しいですよね。綺麗なフォームで走れるようになっているのも嬉しいんですが、やっぱり楽しんで走ってくれているのが1番です。
いつになるか分かりませんが、日本代表選手として世界大会に出るような選手を見つけたり育てるのが夢であります。
――今でも、かなり走られていますよね。
小杉:はい。プライベートではありますが、大会に出ていまして、どうにか自己新記録を出せるように練習をしています。
――日本男子の短距離陣が世界大会で大活躍していますね。
小杉:やっぱり、リレーでのバトンパスの技術の高さが際立っていますし、走りの部分でもかなりのレベルになっていますよね。オリンピックや世界陸上でメダルを獲得し自信になっているみたいですし、この流れに上手く乗っていければ、東京オリンピックの時に素晴らしい結果として現れると思います。
――東京オリンピック・パラリンピックで、楽しみなスポーツはありますか。
小杉:短距離やマラソンなどの陸上競技に、かなりの期待をしています。今から非常に楽しみです。 (了)
エスポートミズノ(ミズノ東京)
http://www.mizuno.jp/shop/flag/s-port.aspx
ミズノ
http://www.mizuno.jp/