『ケリー』身体を鍛えてモデルとして生きるvol.1「キックボクシングを体験してみると、いつの間にか夢中に」
健康的な美と明るさが魅力のモデルとして多方面で大活躍中の『ケリー』さんに、ブラジルで過ごした幼少期から現在に至るまでの話をしていただいた。
佐久間秀実
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2017/09/27
――ケリーさんは、ブラジルで生まれたのですね。
ケリー:はい、そうなります。私のお父さんが日系ブラジル人、お母さんがイタリア系のブラジル人で、14歳までブラジルで育ちました。その頃の私は、身体を動かすことが好きではなくスポーツはしなかったですし、バービー人形などで遊ぶ人見知りで静かな女の子だったんですよ。
――今のケリーさんからは、全く想像付きません。ブラジルで、サッカーをやりましたか。
ケリー:周りの人達は、サッカーを普通にやっていましたが、当時の私は球技が苦手で本当に興味が湧かなかったんですよね。ブラジルでもサッカーに興味ない人も沢山いますからね(笑)。今では、サッカーの試合を観るのが好きですし、日本がロシアW杯出場を決めてくれて嬉しいですね。
学校に行っても皆がスポーツをやっているのを、ボーッとしながら見ていましたし、ボールが顔に当って、物凄く怒ったこともありました(笑)。
――で、その時に格闘技に目覚めたのですか。
ケリー:それは、違います(笑)。私と一緒に遊びたい子が、わざとボールをぶつけてきたみたいなんですよね。私は、学校の中で唯一ハーフの人種で珍しいところもあり、少しいじめられた時もありました。今では格闘技をやりますから、負けないですよね(笑)。
私のお兄ちゃんは、サッカーが好きでかなりやっていましたけど、他の家族はスポーツに向いてなかったですからね。
週末に、よく家族で海に行って遊んだ思い出があります。
――そうなのですね。いつ日本に来たのですか。
ケリー:14歳の時に、家族と一緒に日本に来ました。モデルになることに憧れていて、試しにモデル事務所を探して面接を受けると落ちてしまったんですが、諦め切れなかったので、1年後に再び面接を受けると合格をして所属することになりました。
始めの2ヶ月間は、モデルに関する基礎的なポージングなど沢山の事を学びましたね。それからあっという間に1年が経過し、16歳の頃から徐々に仕事が入るようになりました。
――最近ブラジルに行きますか。
ケリー:1年に1度だけですが、ブラジル・サンパウロへ行っています。ブラジルは遠いから、なかなか行けませんよね。
――いつから格闘技を始めたのですか。
ケリー:16から18歳までの頃は、ぽっちゃり体型で、事務所からは痩せないと仕事が入らないと言われ、スポーツジムに行きましたが、スポーツをするのが嫌いで続かなく、自分をかなり嫌いになり悩んでばかりの日々を過ごしました。
「自分にモデルは向いてないから辞めたい」と思っていた頃に、親がブラジルでビジネスを始めることになり、家族と一緒にブラジルに帰国しました。しかし、親の仕事は上手くいかなくお金も底を尽いてしまったので、生活をするために再び日本に戻ってきました。
そこで、これからどうしていこうかなと考えて、「私にはモデルしかない。モデルをやるしかない。」と、モデル復帰の決断をしましたが、ブラジルで8kgも太ってしまったので、慌てて2ヶ月間で4kg落として、どうにかモデル事務所に入ることができました。
また、それからが大変で、なかなか体重が減らなく仕事も入らなかったですし、危機感ばかりが強くなりスポーツジムに入ろうとしました。
でも、ジムだと続かないだろうし、どうしようかなと迷っていた時に、ルームシェアをしていたモデルの友達がキックボクシングに誘ってくれたんですよね。それで、試しにキックボクシングを体験してみると、いつの間にか夢中になっていました。
――キックボクシングのどこに魅力を感じていますか。
ケリー:始めた頃は、キックボクシングで重要となるパンチやキックなど全くできなかったんですが、先生が丁寧に教えてくれるので徐々に上達していきました。
楽しみながら学んで汗を沢山かけることができるし、トレーニングが終わった時にスッキリした気持ちになれるところに、大きな魅力を感じています。これであれば続けられるし、確実に痩せることができると思いましたね。
――キックボクシングのトレーニング内容を教えていただけますか。
ケリー:1回のトレーニング時間は、2時間となります。ウォーミングアップで、縄跳びをしてランニングマシーンで軽く走って身体を温めます。それから、サンドバックに打ち込みをして、先生の指導を受けながらミット打ちやキックをやって、筋トレをして、クールダウンでストレッチをして終了という流れとなりますね。
vol.2へ続く。
ケリー http://tencarat-plume.jp/models/details/kelly.shtml
ブラジル・サンパウロ出身。健康的な明るさが魅力のモデルとして、女性ファッション誌「CLASSY.」、「BAILA」のレギュラーモデルの他、数々のファッション誌、ファッションショー、広告、TV等で活躍中。スーパーフードやローフード、ヨガにも造詣が深く、そのヘルシーなライフスタイルも多くの女性から高い支持を受けている。
趣味は、ワークアウト、キックボクシング、ヨガ、ブラジリアン柔術、ダイビング、料理、読書。2016年から、アンダーアーマーと女性のスポーツやトレーニングについて、啓蒙、啓発していくパートナーとしてアドバイザリー契約。
Blog https://lineblog.me/kelly_official/
Instagram https://www.instagram.com/kellymisawa/?hl=ja
Twitter https://twitter.com/kellymisawa
取材協力/テンカラットプリューム 株式会社ドーム
取材写真/佐久間秀実
ケリー:はい、そうなります。私のお父さんが日系ブラジル人、お母さんがイタリア系のブラジル人で、14歳までブラジルで育ちました。その頃の私は、身体を動かすことが好きではなくスポーツはしなかったですし、バービー人形などで遊ぶ人見知りで静かな女の子だったんですよ。
――今のケリーさんからは、全く想像付きません。ブラジルで、サッカーをやりましたか。
ケリー:周りの人達は、サッカーを普通にやっていましたが、当時の私は球技が苦手で本当に興味が湧かなかったんですよね。ブラジルでもサッカーに興味ない人も沢山いますからね(笑)。今では、サッカーの試合を観るのが好きですし、日本がロシアW杯出場を決めてくれて嬉しいですね。
学校に行っても皆がスポーツをやっているのを、ボーッとしながら見ていましたし、ボールが顔に当って、物凄く怒ったこともありました(笑)。
――で、その時に格闘技に目覚めたのですか。
ケリー:それは、違います(笑)。私と一緒に遊びたい子が、わざとボールをぶつけてきたみたいなんですよね。私は、学校の中で唯一ハーフの人種で珍しいところもあり、少しいじめられた時もありました。今では格闘技をやりますから、負けないですよね(笑)。
私のお兄ちゃんは、サッカーが好きでかなりやっていましたけど、他の家族はスポーツに向いてなかったですからね。
週末に、よく家族で海に行って遊んだ思い出があります。
――そうなのですね。いつ日本に来たのですか。
ケリー:14歳の時に、家族と一緒に日本に来ました。モデルになることに憧れていて、試しにモデル事務所を探して面接を受けると落ちてしまったんですが、諦め切れなかったので、1年後に再び面接を受けると合格をして所属することになりました。
始めの2ヶ月間は、モデルに関する基礎的なポージングなど沢山の事を学びましたね。それからあっという間に1年が経過し、16歳の頃から徐々に仕事が入るようになりました。
――最近ブラジルに行きますか。
ケリー:1年に1度だけですが、ブラジル・サンパウロへ行っています。ブラジルは遠いから、なかなか行けませんよね。
――いつから格闘技を始めたのですか。
ケリー:16から18歳までの頃は、ぽっちゃり体型で、事務所からは痩せないと仕事が入らないと言われ、スポーツジムに行きましたが、スポーツをするのが嫌いで続かなく、自分をかなり嫌いになり悩んでばかりの日々を過ごしました。
「自分にモデルは向いてないから辞めたい」と思っていた頃に、親がブラジルでビジネスを始めることになり、家族と一緒にブラジルに帰国しました。しかし、親の仕事は上手くいかなくお金も底を尽いてしまったので、生活をするために再び日本に戻ってきました。
そこで、これからどうしていこうかなと考えて、「私にはモデルしかない。モデルをやるしかない。」と、モデル復帰の決断をしましたが、ブラジルで8kgも太ってしまったので、慌てて2ヶ月間で4kg落として、どうにかモデル事務所に入ることができました。
また、それからが大変で、なかなか体重が減らなく仕事も入らなかったですし、危機感ばかりが強くなりスポーツジムに入ろうとしました。
でも、ジムだと続かないだろうし、どうしようかなと迷っていた時に、ルームシェアをしていたモデルの友達がキックボクシングに誘ってくれたんですよね。それで、試しにキックボクシングを体験してみると、いつの間にか夢中になっていました。
――キックボクシングのどこに魅力を感じていますか。
ケリー:始めた頃は、キックボクシングで重要となるパンチやキックなど全くできなかったんですが、先生が丁寧に教えてくれるので徐々に上達していきました。
楽しみながら学んで汗を沢山かけることができるし、トレーニングが終わった時にスッキリした気持ちになれるところに、大きな魅力を感じています。これであれば続けられるし、確実に痩せることができると思いましたね。
――キックボクシングのトレーニング内容を教えていただけますか。
ケリー:1回のトレーニング時間は、2時間となります。ウォーミングアップで、縄跳びをしてランニングマシーンで軽く走って身体を温めます。それから、サンドバックに打ち込みをして、先生の指導を受けながらミット打ちやキックをやって、筋トレをして、クールダウンでストレッチをして終了という流れとなりますね。
vol.2へ続く。
ケリー http://tencarat-plume.jp/models/details/kelly.shtml
ブラジル・サンパウロ出身。健康的な明るさが魅力のモデルとして、女性ファッション誌「CLASSY.」、「BAILA」のレギュラーモデルの他、数々のファッション誌、ファッションショー、広告、TV等で活躍中。スーパーフードやローフード、ヨガにも造詣が深く、そのヘルシーなライフスタイルも多くの女性から高い支持を受けている。
趣味は、ワークアウト、キックボクシング、ヨガ、ブラジリアン柔術、ダイビング、料理、読書。2016年から、アンダーアーマーと女性のスポーツやトレーニングについて、啓蒙、啓発していくパートナーとしてアドバイザリー契約。
Blog https://lineblog.me/kelly_official/
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取材協力/テンカラットプリューム 株式会社ドーム
取材写真/佐久間秀実