“インターハイ優勝”の流通経済大柏選手がスパイクへのこだわりを語りつくす！ Vol.5 DF石川貴登、MF宮本泰晟、FW安城和哉、DF佐藤蓮、MF近藤潤、DF三本木達哉 編
高校サッカー強豪校の選手は、どんなスパイクを、どんな理由で履いているのか？ スパイク選びの参考になる、キングギアならではの連続インタビュー。好評企画の三回目は、今年のインターハイで優勝に輝いた、流通経済大柏の登場です。
安藤隆人
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2017/11/22
◎石川貴登（３年、DF、アディダス・エックス）
ボールを持ったら積極的に縦に仕掛け、一瞬のスピードで相手を置き去りにし、正確なクロスボールでチャンスを生み出す。高速サイドアタッカーとして、チームの攻撃の大きなアクセントとなっている。
今はサイドハーフよりもサイドバックをやることが多く、後ろからの突破に磨きをかけている。「インターハイを終えてから、『負けてはいけない』という自覚が出ました。
サイドバックというポジションも僕的には凄くやりやすいので、プレーの幅が広がっていると思います」と確かな手応えを感じている。
◎スパイクインタビュー
最初買うときはサイズを自分の足より少し小さいサイズのスパイクを買って、足にフィットをさせています。人工皮革で堅いのですが、柔らかい天然皮革だと踏ん張ったときに伸びてしまって踏ん張れなくなるので、人工皮革の方が好きですね。最初は窮屈に感じるのですが、慣れれば早く走れる気がするので。
形より色ですね。オレンジや赤系の色が大好きなので。
アディダスが僕の足に合うので、その中で探したときにエックスが一番合いました。このエックスはスプリント用で、僕のプレーはスピードに乗った突破が武器なので、このスパイクはそれを引き出してくれると思います。
あと、こだわりは紐ですね。あまりキツく結びすぎると足の裏が痛くなってしまうので、エックスの紐はそこまでキツく結ばなくてもフィットしてくれるので好きです。
（※以下・動画参照）
最初買うときはサイズを自分の足より少し小さいサイズのスパイクを買って、足にフィットをさせています。人工皮革で堅いのですが、柔らかい天然皮革だと踏ん張ったときに伸びてしまって踏ん張れなくなるので、人工皮革の方が好きですね。最初は窮屈に感じるのですが、慣れれば早く走れる気がするので。
―アディダスのエックスのこだわりは？
形より色ですね。オレンジや赤系の色が大好きなので。
―スパイクは重視しますか？
アディダスが僕の足に合うので、その中で探したときにエックスが一番合いました。このエックスはスプリント用で、僕のプレーはスピードに乗った突破が武器なので、このスパイクはそれを引き出してくれると思います。
あと、こだわりは紐ですね。あまりキツく結びすぎると足の裏が痛くなってしまうので、エックスの紐はそこまでキツく結ばなくてもフィットしてくれるので好きです。
（※以下・動画参照）
◎宮本泰晟（３年、MF、アディダス・エックス）
ボランチとして冷静な目と正確なパス、そして俊敏なスペースへの反応で攻撃のリズムを生み出す。インターハイ以降はレギュラー争いに苦しみ、ベンチ外を経験するなど試練の時期となっているが、彼の機転の利くプレーに磨きがかかれば再浮上してくるはずだ。
◎スパイクインタビュー
僕はアディダスのエックスしか履いていません。自分の足の形に一番しっくり来るのと、一番気に入っているスパイクです。
―他のスパイクはどうでしたか？
ナイキのヴェノムを履いてみたのですが、それは合わなかったんです。横もズレるし、走っていてちょっと走りにくさを感じたんです。それでアディダスに変えて、最初はエースを履いていたのですが、エースも良かったのですがみんな「エックスが良い」と言ったので、オレンジのエックスを履いてみたら凄く良かったんです。
―エースとエックス、何が違ったのですか？
今のエースはフライニットなのですが、一つ前のものはそうではなくて、僕の中でこのフライニットがあるとないでは、足首の締まり方が全然違うんです。僕は足首が細い方なので、しっかりと締まってくれた方がフィットするんです。エックスは凄くこのフィット感が得られて気に入っています。
―足首が固定されることでプレーに変化が出てくるのですか？
フライニットじゃないエースの時と今とでは、感覚が全然違うんです。上手く言葉では説明できないのですが、エックスにしてから僕のプレーの調子が良くて、ボールも蹴りやすく感じているので。
◎安城和哉（FW、３年）
安城と書いて『あじろ』と読む。前への推進力と鋭い反転からのシュートが魅力のFWは、インターハイでは出場時間は短く、不完全燃焼に終わった。
「もっとフィジカルの強さとかゴールへのアプローチのパターンを増やして、信頼してもらえる選手になりたい」と語る一方で、CBとしてもテストされており、攻守両面で存在感を発揮せんと、厳しいレギュラー争いに臨んでいる。
◎スパイクインタビュー
（※動画参照）
（※動画参照）
◎佐藤蓮（DF、３年）
インターハイではフィールドプレーヤーでただ一人、１試合も出場は無かったが、この悔しさを胸に今、左サイドバックとして台頭して来た。飄々とサイドを駆け上がり、正確なクロスでチャンスを演出する。「夏の悔しさは絶対に冬に晴らしたい」と反骨心も十分で、一度掴んだレギュラーの座を誰にも渡す気は一切無い。
◎スパイクインタビュー
（※動画参照）
◎近藤潤（MF、３年 ナイキ・ハイパーヴェノム）
インターハイでは初戦の遠野戦でチームのファーストゴールを挙げ、快進撃の狼煙を上げた。決勝でも前半途中から投入され、1トップとしてパワーとポストプレーでチームの攻撃を支えた。
FW、サイドでも前への推進力を発揮できる彼もまたチームの激しいレギュラー争いに苦しんでいる。貴重な攻撃の切り札となれる選手だけに、奮起が期待される。
◎スパイクインタビュー
（※動画参照）
◎三本木達哉（DF、３年、プーマ）
サイドバック、サイドハーフとどのポジションも高いレベルでこなす。俊敏性と突破力を持ち、かつDFラインとの駆け引きも上手く、相手の守備網をするするっとすり抜けていく。
守備面でも身体の寄せ方、球際の強さを持ち、攻守両面で安定したパフォーマンスを発揮する。
◎スパイクインタビュー
僕はプーマが大好きなんですが、周りにプーマがほとんどいなくて、ずっとプーマを履いていると「変わっている」と言われるんです（笑）。
でも、自分からするとプーマは履き心地が良いし、かっこいいと思っているので全く気にしません。逆に少数派だからこそ、僕は良いと思っています。
（※以下、動画参照）
流通経済大柏は今、第96回全国高校サッカー選手権大会千葉県予選を戦っている。準々決勝で習志野、準決勝では日体柏にPK勝ちをし、決勝進出を果たしている。
決勝の相手はインターハイベスト４の市立船橋。全国トップレベルの決戦を前に、静かに闘志を燃やしている最中だ。
決勝の相手はインターハイベスト４の市立船橋。全国トップレベルの決戦を前に、静かに闘志を燃やしている最中だ。
全国トップレベルのチーム内競争力を誇るチームとあって、今の選手権予選では、DF齋藤優輝、MF金澤哲流、丹沢翔吾らインターハイではメンバー外だった選手がレギュラーに食い込んでいる。
こうした切瑳拓磨で磨かれたチームは、選手権で千葉代表の切符を手にすることが出来るか。市立船橋戦は11月23日に行われる。
こうした切瑳拓磨で磨かれたチームは、選手権で千葉代表の切符を手にすることが出来るか。市立船橋戦は11月23日に行われる。
