特別な一夜にサポーター900人が熱狂!マリノスナイトに潜入取材
まだシーズンの熱狂が冷めやらぬ12月4日、横浜F・マリノスの選手の皆さんによる「マリノスナイトVol.4」が横浜Bay Hallで開催されました。 中町公祐選手と小林祐三選手(現サガン鳥栖)が企画し始められたマリノスナイトも今年で4回目。 シーズン中には見られない選手たちの姿に、高倍率の抽選を乗り越えて集まった約900人のサポーターは大興奮。マリノスナイトVol.4の当日の様子をレポートします。
白鳥 純一
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2017/12/15
4年目を迎えたマリノスナイト。今回は選手によるDJやこの場しか聞けない裏話などで、集まった900人のサポーターは大いに盛り上がりました。
司会を担当した中町選手は、2日前の浦和レッズ戦(12月2日埼玉スタジアム)で目を負傷したこともあり、この日はサングラス姿で登場。まだまだ傷が残る目をサポーターに見せながら、軽快なトークで心配するサポーターの笑いを誘っていました。
中町選手が担当したトークコーナーでは、「初めてキスした年齢」「初めて女性と付き合った年齢」などのプライベートな質問に言及。現実味のある選手たちの解答に、サポーターの大きな声が響き渡りました。
「頑張ってこれです」(写真左)と年齢を表す17を書いた鈴木彩貴選手と、さりげなく13と書いた天野純選手。(写真右) 現実味がある年齢が並ぶ解答の数々に、女性サポーターは大きな声で思い思いの感想を述べていた。
続いて、「あなたが一目惚れした人にかける言葉」という題目でのトークタイム。「肌がキレイだから」(中町選手談)という理由で女性役に選ばれたイッペイ シノヅカ選手を相手に4人の選手が実演。
扇原貴宏選手は、関西弁を使って自分をアピール。場内からは「方言はズルい」の声も…。
「ねえねえ、オムライス食べない?」(山中選手)
「一目惚れしてんけど…」(扇原選手)
「きみの『いいね!』ボタンどこかな?押していい?」(鈴木選手)
「ペン落としましたよ。(イッペイ選手を見つめながら)かわいいね」(天野選手)
という各選手の解答が出揃うなか、サポーターの拍手による投票で山中亮輔選手が優勝。『本日のチャラ男』(中町選手談)に選ばれました。
マリノスナイト定番のDJイベントでは、ULTRAJAPANなどの大型フェスにも出演している人気DJ、TJOさんがゲストで登場。
喜田拓也選手や山中選手、そして「今年DJ機材をフルセットで購入した」と意気込む富樫敬真選手のプレーに加えて、終盤にはさらなる大物ゲストの登場もあり、サポーターにとっては忘れられない一夜になりました。
イベント前半では、喜田選手と山中選手のDJコーナー。Be together(鈴木あみ)、I Really Like You(Carly Rae Japsen)、Dirty work(Austin Mahone)、Lotta love (m-flo Feat.MINMI )などをプレー。
トークコーナー終了後に印象的な犬のイラストが描かれたシャツで登場の富樫敬真選手。チョコレイトディスコ(Perfume)、Thriller(Michael Jackson)などをプレー。
(C)Y.F.M
「超大物DJ」として紹介されたのは中澤佑二選手。サポーターの大歓声に包まれるなか、大ファンを公言している安室奈美恵さんの曲をプレー。Body Feels Exit、Don’t wanna cry、Mintなど、幅広い年代の曲をミックス。
サプライズゲストとして登場したMINMIさんは、DJのTJOさんとともにイベントを盛り上げた。
さらにこの日は、スペシャルゲストとしてMINMIさんが登場。
「息子が最近サッカーを好きになり、マリノス対アントラーズ戦にも行きました。(10月21日) マリノスについて知らないこともたくさんありますが、こんな楽しいイベントに呼んでいただけて嬉しいです」と話すMINMIさんは「#ヤッチャイタイ」、「シャナナ☆」などを熱唱。
そしてステージの最後に選んだ曲は「だから君と夢を見よう 次に叶える夢を見よう」という歌詞が印象的な曲、「初夢」。
「天皇杯、優勝するよ!」という呼びかけに、サポーターのボルテージは最高潮の盛り上がり。サポーターにとって夢のような夜は終わりを迎えた。
12月23日には、天皇杯準決勝(対柏レイソル、等々力競技場)を戦う横浜F・マリノス。元日に初夢を叶えることができるのか、選手とサポーターの夢の行方に注目したい。