福岡ソフトバンクホークス日本一の立役者『千賀滉大』にとってのファッションとは。「第6回アスリート・ドレッサー・アワード」受賞者vol.2
2017年のプロ野球界で、最も活躍した選手との呼び声高い福岡ソフトバンクホークス所属のピッチャー『千賀滉大』選手。侍ジャパン日本代表として3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、ベストナインを受賞。今シーズンは自己最多の13勝を挙げてチームの日本一に大きく貢献し、パ・リーグ勝率第1位投手賞も獲得した。世界トップレベルにある千賀選手は、ファッションについてどのように考えているのか。単独インタビューに応じていただいた。
佐久間秀実
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2017/12/21
小学2年生の時から野球を始め、高校時代までを地元の愛知県で過ごし、福岡ソフトバンクホークスのスカウトの目にとまり、2010年に育成ドラフト枠でホークスへ入団。
プロ1年目は、3軍と2軍の試合で登板をし、生き残るべくトレーニングに励んでいた。すると、2年目の春季キャンプから頭角を現し始め、先発投手として1軍の試合でデビューを果たす。背番号も128から21へ変更(現在41)。
そして、今シーズンは世界と日本を舞台に大好投をし、日本が誇る投手へと変貌を遂げている。
2017年の目覚ましい活躍が更なる期待へと高まる千賀滉大選手に、ファッションについて伺ってみた。
――WBCではベストナインを受賞し、福岡ソフトバンクホークスでは日本一、そしてパ・リーグ勝率第1位投手に輝くなど、大活躍でした!おめでとうございます!
千賀:ありがとうございます!
――千賀選手にとって、ファッションはどのような位置付けにありますか。
千賀:選手は毎日、家からドームに通うのに、私服を着ているんですよね。毎回、毎回、楽な格好をするのを求めがちですけれど、やっぱりファンの方も少しは観てくれてる時もあるので、やっぱりそれなりに意識をしていますね。
普通、スーツが基本の方が多いでしょうが、僕等は私服を着ることが多いので大事かなって思いますし、量も質も求めていますね。
――ファションの勝負カラーは、ありますか。
千賀:特に勝負カラーはないので、今着ているような落ち着いた色の黒、グレー、白とかになりますね。
――普段履く靴は、どのようなものが多いですか。
千賀:きちんとした靴を履くことがあれば、スニーカーもありますよね。1回スニーカーを履いてしまうと楽を走ってしまいますけど、家族で出掛けるという時は、しっかりとした靴を履いていますね。
――野球のシューズに関しては、いかがですか。
千賀:足元は物凄く気にしていて、1番大事だと思っているので、野手はバットとかありますが、投手はグローブと足元をかなり意識して使っていますね。
――最後に、来年の抱負をお聞かせいただけますか。
千賀:そうですね。やっぱり本当に1年間怪我をせずに今年以上の成績を残して、また日本一になれる1人となれればなと思います。 (了)
【プロフィール】
千賀滉大(せんが こうだい)
1993年生まれ。プロ野球選手。
福岡ソフトバンクホークス所属。2010年に育成ドラフト枠の選手として入団し、2016年に侍ジャパン日本代表に選出され、2017年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本人選手として唯一となるベストナインに輝く。今シーズンのホークスを日本一に導き、パ・リーグの勝率第1位投手賞も獲得。
取材協力/Athlete Safari 阪急メンズ東京
写真提供/「日之出出版」