名古屋1強時代にみるFリーグの面白さ Vol.3
Fリーグの歴史は、名古屋の強さに彩られてきた。そして、11年前から続いてきた「名古屋1強時代」はまだ終わる気配はない。「ストップ・ザ・名古屋」という構図は、これからもしばらくはFリーグのテーマのひとつであり続けるだろう。
瀬川 泰祐(せがわたいすけ)
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2018/01/26
ストップ・ザ・名古屋
この構図は、観る側にとっては非常にわかりやすく、そして面白さを感じる。唯一の完全プロチームとして圧倒的な強さをみせる名古屋に対して、多くの工夫と試行錯誤をしながら、何とか牙城を崩そうとする他のチーム。
Fリーグの試合をみていて、いつも筆者が思い出すのは、「ランチェスターの法則」だ。もともとは、イギリスの航空工学エンジニアであるF.W.ランチェスターが、第一次世界大戦時の空中戦のデータを解析して提案した理論だったが、ここ数年は企業のマーケティング戦略として応用されているものだ。
Fリーグには、フウガドールすみだの須賀雄大監督や、府中アスレティックFCの谷本俊介監督といったような知将、さらには、ピッチ上にも高い戦術眼をもつ策士といわれるような選手が数多く存在する。彼らが、強者である名古屋に立ち向かうために、今後、どんな差別化戦略を取ってくるのか。
きっと、いまも、彼らは仮説を立てながら、これから始まる全日本選手権、さらには来シーズンのFリーグに向けて、様々な策を練っていることだろう。
なお、以下、プレーオフ決勝後には、「DUARIG F リーグ 2017/2018 表彰式」が行われた。各賞の受賞者は以下のとおり。
■チーム表彰
年間優勝 名古屋オーシャンズ
年間準優勝 ペスカドーラ町田
■フェアプレー賞 湘南ベルマーレ 10 年ぶり2回目
■個人表彰
◇最優秀選手賞 ラファ(名古屋オーシャンズ)
◇ベストファイブ
GK ピレス・イゴール(ペスカドーラ町田) 5年連続7回目
FP ロドリゴ(湘南ベルマーレ) 初受賞
FP ラファ(名古屋オーシャンズ) 初受賞
FP 西谷良介(名古屋オーシャンズ) 2年ぶり3回目
FP 森岡薫(ペスカドーラ町田) 2年ぶり6回目
◇得点王
渡邊知晃(府中アスレティックFC) 初受賞
◇新人王
斎藤功一(名古屋オーシャンズ)
◇最優秀審判賞
小林 裕之(フットサル国際審判員) 初受賞
写真:瀬川泰祐
この構図は、観る側にとっては非常にわかりやすく、そして面白さを感じる。唯一の完全プロチームとして圧倒的な強さをみせる名古屋に対して、多くの工夫と試行錯誤をしながら、何とか牙城を崩そうとする他のチーム。
Fリーグの試合をみていて、いつも筆者が思い出すのは、「ランチェスターの法則」だ。もともとは、イギリスの航空工学エンジニアであるF.W.ランチェスターが、第一次世界大戦時の空中戦のデータを解析して提案した理論だったが、ここ数年は企業のマーケティング戦略として応用されているものだ。
Fリーグには、フウガドールすみだの須賀雄大監督や、府中アスレティックFCの谷本俊介監督といったような知将、さらには、ピッチ上にも高い戦術眼をもつ策士といわれるような選手が数多く存在する。彼らが、強者である名古屋に立ち向かうために、今後、どんな差別化戦略を取ってくるのか。
きっと、いまも、彼らは仮説を立てながら、これから始まる全日本選手権、さらには来シーズンのFリーグに向けて、様々な策を練っていることだろう。
なお、以下、プレーオフ決勝後には、「DUARIG F リーグ 2017/2018 表彰式」が行われた。各賞の受賞者は以下のとおり。
■チーム表彰
年間優勝 名古屋オーシャンズ
年間準優勝 ペスカドーラ町田
■フェアプレー賞 湘南ベルマーレ 10 年ぶり2回目
■個人表彰
◇最優秀選手賞 ラファ(名古屋オーシャンズ)
◇ベストファイブ
GK ピレス・イゴール(ペスカドーラ町田) 5年連続7回目
FP ロドリゴ(湘南ベルマーレ) 初受賞
FP ラファ(名古屋オーシャンズ) 初受賞
FP 西谷良介(名古屋オーシャンズ) 2年ぶり3回目
FP 森岡薫(ペスカドーラ町田) 2年ぶり6回目
◇得点王
渡邊知晃(府中アスレティックFC) 初受賞
◇新人王
斎藤功一(名古屋オーシャンズ)
◇最優秀審判賞
小林 裕之(フットサル国際審判員) 初受賞
写真:瀬川泰祐