“プロのスカウトが注目する”現役高校生がスパイクへのこだわりを語りつくす!VOL2~松田亮(東福岡)、大崎舜(大津)~編
4月7日に高円宮杯プレミアリーグ、全国各地域のプリンスリーグがスタートし、本格的な高校サッカーシーズンの幕開けとなった。今年も全国各地には大きな夢を持ったタレント達が、自分の夢、チームの夢に向けて鍛錬を続けている。今回はその公式リーグ開幕前の3月に全国各地で開催されたユースフェスティバルでの彼らの姿、そして大事なパートナーであるスパイクやキーパーグローブへの想いをじっくりと聞いて来た。
安藤隆人
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2018/04/17
③松田亮(東福岡・3年・GK、ナイキ・ハイパーヴェノム、キーパーグローブ・HO)
昨年、185cmオーバーがずらりと揃う東福岡の激しいポジション争いの渦中におり、最後の選手権で正守護神の座を掴みとった186cmのGK。だが、その選手権では2回戦で富山第一の前にセットプレーから失点を許し、0−1の敗戦。悔しい想いを味わった。
「未だ自分の役割を果たせていない。終了間際の集中力が未だ足りないと思っています。各場面で課題は山積みなので、1年かけて修正して、インターハイ、プレミア、選手権を獲りたい」。
決意新たに迎えた最終学年。屈強なフィジカルと俊敏性を持ち、シュートストップに自信を持っている彼は、プロのスカウトも注目する存在となっている。
ゴール前で構える様は風格があり、サイズ感も抜群。あとは空中戦の際のステップワークなど、もっと突き詰めて行けばさらにハイレベルなGKになれる素質は十分。
ゴール前で構える様は風格があり、サイズ感も抜群。あとは空中戦の際のステップワークなど、もっと突き詰めて行けばさらにハイレベルなGKになれる素質は十分。
中学時代、同じクラブチームだった先輩のFW安藤瑞季(長崎総合科学大附属→セレッソ大阪)は今年からプロになり、早くも出番を掴んでいる。偉大な先輩の後を追うように、彼もプロの世界に飛び込んで行くべく。これからのさらなる伸びに期待したい。
◎スパイクインタビュー
僕は足首が固定された方が良いんです。キックの際に軸足をひねりやすいんです。これまでねん挫はしたことはないですが、足首がちょっとズレるので、固定された方が蹴りやすいんです。
ただ、ハイパーヴェノムのハイカットはあまり履かないです。ハイカットまで行くと邪魔になってしまうんです。足首周りがきゅっと締まればいいので(笑)。スパイクは一番足に合っているナイキを使い続けています。
ただ、ハイパーヴェノムのハイカットはあまり履かないです。ハイカットまで行くと邪魔になってしまうんです。足首周りがきゅっと締まればいいので(笑)。スパイクは一番足に合っているナイキを使い続けています。
※以下、動画参照
◎キーパーグローブインタビュー
キーパーグローブはHOを使っています。使ってみて凄く良かったので、ずっと使っています。キーパーグローブで大事にしているのは、指へのフィット感と指の曲げやすさ。
それにHOは雨の日もグリップ力があまり落ちないんです。水を吸収してもグリップは落ちないし、今までナイキしか使ったことはないですが、HOは丈夫だし、いろんな環境下でも使えるのでかなり気に入っています。
それにHOは雨の日もグリップ力があまり落ちないんです。水を吸収してもグリップは落ちないし、今までナイキしか使ったことはないですが、HOは丈夫だし、いろんな環境下でも使えるのでかなり気に入っています。
※以下、動画参照
④大崎舜(大津・3年・FW、ミズノ・モレリアNEO)
高校サッカー界において異質の存在と言って良いだろう。186cmの高さを持ちながら、抜群のスピードを持つのが魅力だ。彼はただ速いだけではない。初速からグンと加速をし、ボールコントロールをしながらスピードを殺すこと無くそのままスピードに乗って突破が出来る。
サニックス杯で見せた『裏街道』は凄まじかった。前を向いて仕掛けたときに相手DFが食いついて来たのを見逃さず、相手の重心が乗った逆足側にボールを通し、一気に加速。DFを振り切って独走体勢に入り、GKと1対1まで持ち込んだ。
シュートはGKのファインセーブに阻まれてしまったが、この体躯で上半身がぶれないで一気に加速して突破して行くプレーは圧巻だった。もちろんまだまだ足りない点は多い。
裏への抜け出しのタイミングやボールを収めてからの動きなど、改善すべき点は沢山あるが、『高さ+スピード』を兼ね揃えた希有な存在として、より上のレベルで鍛えて欲しい選手だ。ぜひどこかのJクラブが獲得してくれることを個人的に願っている。
サニックス杯で見せた『裏街道』は凄まじかった。前を向いて仕掛けたときに相手DFが食いついて来たのを見逃さず、相手の重心が乗った逆足側にボールを通し、一気に加速。DFを振り切って独走体勢に入り、GKと1対1まで持ち込んだ。
シュートはGKのファインセーブに阻まれてしまったが、この体躯で上半身がぶれないで一気に加速して突破して行くプレーは圧巻だった。もちろんまだまだ足りない点は多い。
裏への抜け出しのタイミングやボールを収めてからの動きなど、改善すべき点は沢山あるが、『高さ+スピード』を兼ね揃えた希有な存在として、より上のレベルで鍛えて欲しい選手だ。ぜひどこかのJクラブが獲得してくれることを個人的に願っている。
◎スパイクインタビュー
履きやすくて、軽いものが良いですね。僕はスピードを重視しているので、軽さは大事です。モレリアネオは吉村仁志から一度借りて履いてみたら凄くフィットして軽かった。
それまではアディダスのエックスを履いて、それも凄くフィットしていたのですが、より足にしっくり来たので変えました。
それまではアディダスのエックスを履いて、それも凄くフィットしていたのですが、より足にしっくり来たので変えました。
※以下、動画参照
VOL3~三國ケネディエブス(青森山田)、森隼平(前橋育英)、西原広太(広島皆実)、畑大雅(市立船橋)~編に続く。 http://king-gear.com/articles/739
<合せて読みたい>
ユース年代の豊富な知識を買われ、『ユース教授』と称されている安藤隆人が、未来の日本代表選手達のスパイクへのこだわりを直撃取材。 http://king-gear.com/feature_articles/150
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