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LIXILがスポーツを通じて伝えたいこととはvol.1「互いが認め合うファミリーとして」

LIXIL(代表取締役社長兼CEO:瀬戸欣哉)は、「世界中の人びとの豊かで快適な住生活の未来に貢献する」というビジョンを掲げ、人々に情熱をもたらし、暮らしの中に感動を与えるスポーツを様々な形で応援し続けている。トップアスリートがそうであるように、LIXILもまた、住まいに関するあらゆる製品やサービスを通じて、世界中の人々を感動させる存在でありたいという想いを抱き続けている。

Icon aff20898 d2d2 431d 8b05 0f3c5e5ae91b 佐久間秀実 | 2018/04/11
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株式会社LIXIL
マーケティング本部 スポンサーシップ戦略
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グループリーダー

戸谷暁祐氏  

――LIXILとスポーツの取り組みについて

戸谷
:LIXILは2011年に5社が統合して設立された会社でその5社がそれぞれスポーツの協賛を行ってまいりました。例えば旧トステムという会社は鹿島アントラーズを、旧INAXはゴルフをサポートして、統合後はスポンサーシップの目的をより具体化し、LIXILがサポートするべきものを精査しながら現在に至っています。


スポーツのスポンサーに関しましては、1994年のJリーグ2年目に鹿島アントラーズとのお付き合いからスタートしました。そこから、スポーツスポンサーシップが単なる短期間のプロモーション効果ばかりを求めるのではなく、長いパートナーとしての関係を築いていこうというのが根付いていったと思います。

アントラーズとは25年目にもなりまして、J1リーグの純粋胸スポンサーとしては最長であると聞いてます。女子ゴルフも10年以上もの間スポンサードをしてきましたし、決定したらとことん応援するところが弊社の強みであると思います。
 

――鹿島アントラーズと関わるきっかけ  

戸谷:旧トステムの工場が茨城県内の下妻などに多くあり社員もかなり沢山いたので、Jリーグとアントラーズの地域密着の理念に共感をしてお付き合いがスタートしたしました。今では茨城だけでなく、全国の社員がアントラーズをスタジアムとTVで一生懸命応援していると思います。

今でこそ
LIXILはグローバル化が進み、アントラーズもクラブワールドカップで準優勝するなど、日本を飛び越えて活躍をされています。そういう意味で、スポンサーとしてスポーツチームを長期間サポートできる関係性が、想像もしていなかった素晴らしい効果を及ぼすこともあるのではないかと思えるようになっていますね。
 

――素晴らしい関係を築くには  

戸谷:これはやはりスポンサー先である、チームや選手の力でもあると思いますが、チームとスポンサーという枠を超えて、互いが認め合う自分のファミリーとして捉えているということに集約されていると思います。友好関係が築けた結果、他のスポンサーさんも巻き込んでビジネス面でも色々な話ができるようにもなっていると思います。

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――鹿島アントラーズとの取り組みについて
 

戸谷:2011年に東日本大震災があり、あまり知られていないのですが茨城県もかなり被災をしてしまい、多くの方が被災されている中で鹿島スタジアムもダメージを受けてしまい、しばらく試合を行えないことがありました。

その時に、チーム、ファンや被災された方に笑顔を取り戻そうということで、LIXILとアントラーズ、鹿島のOBの方々が中心となってチャリティーマッチ「震災復興チャリティーイベント SMILE AGAIN ~YELL FROM KASHIMA~」を開催しました。その際に集まった義援金を全額茨城県とアントラーズに寄付したことがありました。

LIXIL
は、アントラーズを助けるために協力しようと声をかけると、他のスポンサーさんがすぐに賛同してくれましたこともありましたね。

vol.2
へ続く。

LIXIL
http://www.lixil.co.jp/


取材協力/株式会社LIXIL
取材写真/佐久間秀実