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4月6日は『卓球の日』。ニッタク契約コーチ新井卓将と時吉佑一が「ラリーを楽しむ」イベントに参加!

日本の卓球用品総合メーカーであるニッタクは、『卓球の日』と定められた4月6日に、東京・秋葉原の本社で「誰でも卓球を楽しめる」イベントを開催。日頃卓球に馴染みのない子供から、会社帰りのサラリーマンまで幅広い年代層が参加し、みんなでラリーを楽しんだ。ゲストには、ニッタク契約コーチの新井卓将さんと時吉佑一さんが登場し、ハイレベルなラリーを披露。参加者を大いに盛り上げ、卓球の楽しさや魅力を伝えていた。

Icon 1482131451808 佐藤 主祥 | 2018/04/12
4月6日は『卓球の日』、ということをご存知だろうか。

この日は1896年に近代五輪が初めて開催された日であり、国連と国際オリンピック委員会が2014年より「開発と平和のためのスポーツの国際デー」として定めた。

世界の国・地域の卓球組織を統括するITTF(国際卓球連盟)はスポーツへの情熱を高め、さらに多くの人に卓球を広めたいとの願いから、4月6日を『卓球の日』と定めたという。

それにちなんで、ITTFは「4月6日に卓球で世界中一つにつながろう!」というプロジェクトを設立。これを受け、ニッタクは秋葉原の卓球名所「Akiba卓球スタイル」の協力のもと、多くの人にラリーを楽しんでもらうためのプチイベントを開催した。

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イベントゲストにはニッタク契約コーチが2名登場。1人目は、丸子橋卓球スタジオ代表のマルチインストラクター新井卓将さん。

ユーチューバーとしても活動しており、自身考案の卓球芸、オリジナルテク、実用的技術を随時配信している。

また、1分間ラリー回数ギネス記録に伊藤美誠選手とチャレンジし、180回でギネス世界記録を樹立したギネス世界記録ホルダーとしても有名だ。

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2人目は、ゼオス株式会社の最高指導責任者である時吉佑一さん。

現役選手としても活動し、2008年の日本選手権・男子ダブルスで準優勝を果たすと、2011〜2015年の同大会ではシングルスやダブルスで常にベスト8以上に入るなど、ハイレベルな卓球プレーヤーとして活躍している。

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早速、2人はトッププレイヤーとしての卓球技術を披露。1分間でおよそ180回もの回数に到達するというラリーを展開すると、そのスピードの速さに子供たちは終始圧倒されていた。

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時吉さんはフォアとバックそれぞれのドライブを見せれば・・・

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新井さんは得意のカットで打ち返し、時折、足を上げて股の間でカットするというユーチューバーらしいアクロバティックな技術も披露していた。

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その後、2人のコーチによるワンポイントレッスンが行われ、子供から大人の方まで参加。コーチは1人ずつラリーを楽しみながら、それぞれの課題を見つけてはアドバイスを送っていた。

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はじめは、あまり馴染みのない卓球に苦戦し、なかなか相手の台に打ち返すことができない子が多かった。

しかし、コーチが「ちょっと力入ってるよ」「あまり大振りにならないように」とアドバイスを送れば、その言葉を頭に置いて、真剣に卓球に取り組む子供たちの姿がそこにはあった。

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何度も何度も繰り返していくうちに、参加者全員が少しずつラリーを続けられるようになっていく。

子供たちの笑顔からは、本当に「心から卓球を楽しんでいる」。そんな気持ちが伝わってくるようだった。

そして最後には、時吉さんと参加者全員でラリーを続けるという企画が行われた。

時吉さんが打つボールを返したら、次は後ろの人に交代。それを1球ごとに繰り返し、4月6日にちなんで「4+6」の計10回ラリーを続けられたらクリアというもの。

なかなか続けることができず、一時は「クリアできるのだろうか…」と不安がよぎったが、最後の最後に奇跡が起こった。



9人が繋ぎ終え、10人目の子が放った打球は卓球台の角に当たり、エッジボールとなって計10回ラリーに成功。

決まった瞬間、会場全体が歓喜にあふれた。

その光景は、卓球を通じて人々の心が1つになった瞬間でもあった。

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今回のイベントは、「スポーツは国境、人種、宗教、政治の壁を超え、人と人が対等に向き合うことができる“人類共通のコミュニケーションツール”」。まさにそれを実感できるものだった。

4月6日は『卓球の日』。

日本だけでなく、世界中の人たちが卓球に触れ合える。この日が、そんなきっかけとなるような1日になっていくのではないだろうか。


<取材協力>

◆ニッタク
http://www.nittaku.com/

◆Akiba卓球スタイル
http://takkyustyle.com/