楽しく軽快に歩けるウォーキングシューズ!ミズノ『Tx Walk』とは。
ウォーキングを「スポーツ」として位置付けているミズノは、これまで数多くのウォーキングシューズを展開している。今回は、ミズノ株式会社(代表取締役社長:水野明人) でデザインを一新したウォーキングシューズの企画開発に携わる吉村氏に、機能面等について語っていただいた。
佐久間秀実
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2018/04/17
普段から、歩きやすくて足に負担の少ない靴や体に優しい服装で楽しくすごせるために。
スポーツ庁は、2017年から「FUN+WALK PROJECT」を掲げ、日々楽しく歩いて健康的になることを推進している。
2018年2月、健康増進をテーマにウォーキングシューズの開発に力を入れているミズノから、日常生活の様々なシーンで楽しく軽快に歩くことができるウォーキングシューズが誕生した。
ミズノ株式会社
グローバルフットウエアプロダクト本部 企画部
ウエルネス・ゴルフ企画課
吉村憲彦氏
――Tx Walkが誕生したワケ
吉村:現在、ミズノのウォーキングシューズの購入者の大半が60代以上を占めています。 弊社のウォーキングに関するインターネット調査で次のような質問をしてみまして、回答から開発のヒントを得ることができました。
質問1:この1年間で20分以上継続してウォーキングを行いましたか。
アンケートの結果、ウォーキングを行う方は75%にも達しました。インターネットの利用者の特性を考えると、3、40代の方からの回答が多くなっています。着替えてウォーキングをする人だけでなく、会社帰りやお買い物をしながらウォーキングする人たちなど様々なケースがあることが分かりました。
質問2:ウォーキング中に、どのようなシューズを履いていますか。
9割の方がウォーキングシューズ以外のものを履いているということが分かりました。シューズに関しては、デザインと軽さが重要視されていますね。また、ラン二ングシューズでウォーキングをされる方が非常に多くなっています。
――Tx Walkの特長について
吉村:ミズノのシューズには種目や用途にあわせて靴底に波形の「ミズノウエーブ」というプレートを搭載しています。今回Tx Walkを企画するにあたり、ウォーキングの動きに合わせた膝や腰に優しい新しいミズノウエーブを開発しました。これにより屈曲性と反発性が出て高まり、ストレスが少ない足の運びが出来、非常に楽に歩けます。
踵から爪先に向かってスムーズに体重移動ができる設計にしています。
①踵の部分は、クッション性を高めながらも着地時のブレを少なくするよう安定性を発揮
②中足部は、着地した力をそのまま前に伝えられる靴底・ミズノウエーブの設計で、体重移動をスムーズにし
③前足部は、指先がしっかり使えて前後左右の動きにも対応できるようにし、母趾の下まで伸びたミズノウエーブで、反発性を高め、蹴り出しをサポートします。
履き口から足甲部にかけて、伸縮性を高めた素材を採用し、足当たりを柔らかくしました。さらに、シューズ本体とベロ部を一体化した『インナーソック構造』を採用し、靴下を履いているような一体感を追求しています。
ターゲットは、主に30〜50代の方々となります。
――ソールについて
吉村:従来のモデルは、ソール全体にラバーが配置されていて耐久性はあるが硬くて重いというお声もありました。今回は、軽さと屈曲性を追求し、歩く時に磨り減りやすい部分にはラバーを、それ以外の箇所には新しく開発したより耐久性があるEVAを取り付けています。
――デザインについて
吉村:デザインがかなりカジュアルになり、アッパー部分には敢えて大きなロゴは入れずに、さりげない外観に仕上げています。
――今後の展望について
吉村:2月から発売になりましたが、これまでのミズノにないデザインでお客様にも好評です。
今後もデザインと機能性を両立させたシューズを展開していきます。 (了)
ミズノ Tx Walk
https://www.mizuno.jp/walking/txwalk/
取材協力/ミズノ株式会社
写真提供/ミズノ株式会社
取材写真/佐久間秀実
スポーツ庁は、2017年から「FUN+WALK PROJECT」を掲げ、日々楽しく歩いて健康的になることを推進している。
2018年2月、健康増進をテーマにウォーキングシューズの開発に力を入れているミズノから、日常生活の様々なシーンで楽しく軽快に歩くことができるウォーキングシューズが誕生した。
ミズノ株式会社
グローバルフットウエアプロダクト本部 企画部
ウエルネス・ゴルフ企画課
吉村憲彦氏
――Tx Walkが誕生したワケ
吉村:現在、ミズノのウォーキングシューズの購入者の大半が60代以上を占めています。 弊社のウォーキングに関するインターネット調査で次のような質問をしてみまして、回答から開発のヒントを得ることができました。
質問1:この1年間で20分以上継続してウォーキングを行いましたか。
アンケートの結果、ウォーキングを行う方は75%にも達しました。インターネットの利用者の特性を考えると、3、40代の方からの回答が多くなっています。着替えてウォーキングをする人だけでなく、会社帰りやお買い物をしながらウォーキングする人たちなど様々なケースがあることが分かりました。
質問2:ウォーキング中に、どのようなシューズを履いていますか。
9割の方がウォーキングシューズ以外のものを履いているということが分かりました。シューズに関しては、デザインと軽さが重要視されていますね。また、ラン二ングシューズでウォーキングをされる方が非常に多くなっています。
――Tx Walkの特長について
吉村:ミズノのシューズには種目や用途にあわせて靴底に波形の「ミズノウエーブ」というプレートを搭載しています。今回Tx Walkを企画するにあたり、ウォーキングの動きに合わせた膝や腰に優しい新しいミズノウエーブを開発しました。これにより屈曲性と反発性が出て高まり、ストレスが少ない足の運びが出来、非常に楽に歩けます。
踵から爪先に向かってスムーズに体重移動ができる設計にしています。
①踵の部分は、クッション性を高めながらも着地時のブレを少なくするよう安定性を発揮
②中足部は、着地した力をそのまま前に伝えられる靴底・ミズノウエーブの設計で、体重移動をスムーズにし
③前足部は、指先がしっかり使えて前後左右の動きにも対応できるようにし、母趾の下まで伸びたミズノウエーブで、反発性を高め、蹴り出しをサポートします。
履き口から足甲部にかけて、伸縮性を高めた素材を採用し、足当たりを柔らかくしました。さらに、シューズ本体とベロ部を一体化した『インナーソック構造』を採用し、靴下を履いているような一体感を追求しています。
ターゲットは、主に30〜50代の方々となります。
――ソールについて
吉村:従来のモデルは、ソール全体にラバーが配置されていて耐久性はあるが硬くて重いというお声もありました。今回は、軽さと屈曲性を追求し、歩く時に磨り減りやすい部分にはラバーを、それ以外の箇所には新しく開発したより耐久性があるEVAを取り付けています。
――デザインについて
吉村:デザインがかなりカジュアルになり、アッパー部分には敢えて大きなロゴは入れずに、さりげない外観に仕上げています。
――今後の展望について
吉村:2月から発売になりましたが、これまでのミズノにないデザインでお客様にも好評です。
今後もデザインと機能性を両立させたシューズを展開していきます。 (了)
ミズノ Tx Walk
https://www.mizuno.jp/walking/txwalk/
取材協力/ミズノ株式会社
写真提供/ミズノ株式会社
取材写真/佐久間秀実