カリスマスパイク博士“高橋竜也”が勝ち残ったデンマーク・メキシコを解剖‼︎
グループリーグを1勝2分と手堅い守備で突破したデンマークは、決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦する。前回優勝のドイツを撃破して勝ち進むメキシコは、世界一と言われるブラジルと戦うこととなった。デンマークとメキシコは、果たして勝つことができるのか?カリスマスパイク博士の高橋竜也氏(FUTABA SOCCER WORLD)は、両チームともに押し込まれると予想した。
佐久間秀実
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2018/07/01
ブラジルを解剖‼︎
ロシアを解剖‼︎
ドイツを解剖‼
ポルトガルを解剖‼
ベルギーを解剖‼
イングランドを解剖‼
セネガル・ポーランドを解剖‼
アルゼンチンを解剖‼
フランスを解剖‼
ウルグアイを解剖‼
スペインを解剖‼
クロアチアを解剖‼
――デンマーク注目のストライカー
高橋:デンマークの注目選手は、クリスティアン・エリクセン選手となりますね。トッテナム所属のMFの前めからFWまで、攻撃的なポジションならどこでも脅威を与えれる選手です。
足元の確かな技術はもちろん、割りと長身でもあるのに、繊細なテクニックも持ち合わせています。フリーキックのキッカーでもあり、直接ゴールを狙えるシュートはもちろん、長短をおりまぜたパスも彼の魅力の1つです。
身のこなしもしなやかで、中盤に持ち込みながら、突然のヒールキックでスルーパスを出すなどプレミアリーグでもお墨付きのその技術は、注目できるポイントです。
――NIKEマジスタを着用
高橋:愛用しているスパイクは、NIKEマジスタとなります。NIKEのスパイクの中では、彼を1番サポートできるシューズではないでしょうか?外国の選手では珍しく、固定式のスタッドで試合に出場しているなど、観て楽しむこともできる選手ですね。
――守護神は、英雄の息子シュマイケル
高橋:もう1人は、ゴールキーパーのカスパー・シュマイケル選手。デンマークの英雄、あのピーターシュマイケル選手のお子さんにあたります。キーパーでは、そこまで長身ではないものの、恵まれた体格とどっしりとしたパワーで、デンマークのゴールに立ちはだかっています。
注目は、去年の暮れ位から今年にかけてキーパーグローブもスパイクもnew balanceから adidasに変更した点でしょうか。 個人的な見解なんですが、キーパーは本当に繊細で細やかな気配りが重要なポジションであります。中々ワールドカップなど大切な大会を控える時には、メーカーを変える選手はあまり見ない印象でした。
シュマイケル選手は、かなりスムーズにadidasに変更していたのでシューズにしても、グローブにしても自身にあった選択を出来たのでは?と思っています。
それから、面白いのがスパイクの選択がadidasネメシスであるという点です。アジリティは、キッカーにとってしっかり求められる能力ですから、あえて攻撃的なネメシスを選んでいるのも、注目できるポイントです。
決勝トーナメントで対戦するクロアチアに勝つためには、守って守ってカウンターを仕掛けるしかないと思います。パスを回されて押し込まれるでしょうね。モドリッチ選手をどれだけ潰せるかが鍵となりそうです。
――ドイツを撃破したメキシコ
高橋:メキシコは個人的に好きな選手がハビエル・エルナンデスとなります。表情が豊かで、国家を歌っていて泣いちゃうような可愛い一面を持ち合わせています。小ネタですが、マンチェスターユナイテッド時代に香川真司と非常に仲が良かったみたいですよね。
自分の体1本で勝負をしている選手であると思います。ボールがどこに来てもうまくトラップをしますからね。頭、胸、背中などどこでも。その後のコントロールからのシュートが非常に上手であります。
今回からadidasネメシスを彼は履いています。彼の俊敏性を上手くサポートしていると思います。この辺が見ていて非常に楽しいですよね。
ーーブラジルに勝てるのか?
高橋:メキシコでは、ビックネームはエルナンデス選手ぐらいですかね。
どのような相手に対してもプレッシャーをかけて国をかけて戦う姿勢に感銘を受けます。ゴール前でとことん体を張ってディフェンスをしますからね。
ブラジル相手にどこまでやるか?かなり押し込まれるでしょうが、ドイツ戦のように跳ね返して点を奪いにいって欲しいですね。非常に注目です。 (了)
FUTABA SOCCER WORLD
http://www.futaba-sp.com/author/oomiya
取材写真/佐久間秀実
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ウルグアイを解剖‼
スペインを解剖‼
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――デンマーク注目のストライカー
高橋:デンマークの注目選手は、クリスティアン・エリクセン選手となりますね。トッテナム所属のMFの前めからFWまで、攻撃的なポジションならどこでも脅威を与えれる選手です。
足元の確かな技術はもちろん、割りと長身でもあるのに、繊細なテクニックも持ち合わせています。フリーキックのキッカーでもあり、直接ゴールを狙えるシュートはもちろん、長短をおりまぜたパスも彼の魅力の1つです。
身のこなしもしなやかで、中盤に持ち込みながら、突然のヒールキックでスルーパスを出すなどプレミアリーグでもお墨付きのその技術は、注目できるポイントです。
――NIKEマジスタを着用
高橋:愛用しているスパイクは、NIKEマジスタとなります。NIKEのスパイクの中では、彼を1番サポートできるシューズではないでしょうか?外国の選手では珍しく、固定式のスタッドで試合に出場しているなど、観て楽しむこともできる選手ですね。
――守護神は、英雄の息子シュマイケル
高橋:もう1人は、ゴールキーパーのカスパー・シュマイケル選手。デンマークの英雄、あのピーターシュマイケル選手のお子さんにあたります。キーパーでは、そこまで長身ではないものの、恵まれた体格とどっしりとしたパワーで、デンマークのゴールに立ちはだかっています。
注目は、去年の暮れ位から今年にかけてキーパーグローブもスパイクもnew balanceから adidasに変更した点でしょうか。 個人的な見解なんですが、キーパーは本当に繊細で細やかな気配りが重要なポジションであります。中々ワールドカップなど大切な大会を控える時には、メーカーを変える選手はあまり見ない印象でした。
シュマイケル選手は、かなりスムーズにadidasに変更していたのでシューズにしても、グローブにしても自身にあった選択を出来たのでは?と思っています。
それから、面白いのがスパイクの選択がadidasネメシスであるという点です。アジリティは、キッカーにとってしっかり求められる能力ですから、あえて攻撃的なネメシスを選んでいるのも、注目できるポイントです。
決勝トーナメントで対戦するクロアチアに勝つためには、守って守ってカウンターを仕掛けるしかないと思います。パスを回されて押し込まれるでしょうね。モドリッチ選手をどれだけ潰せるかが鍵となりそうです。
――ドイツを撃破したメキシコ
高橋:メキシコは個人的に好きな選手がハビエル・エルナンデスとなります。表情が豊かで、国家を歌っていて泣いちゃうような可愛い一面を持ち合わせています。小ネタですが、マンチェスターユナイテッド時代に香川真司と非常に仲が良かったみたいですよね。
自分の体1本で勝負をしている選手であると思います。ボールがどこに来てもうまくトラップをしますからね。頭、胸、背中などどこでも。その後のコントロールからのシュートが非常に上手であります。
今回からadidasネメシスを彼は履いています。彼の俊敏性を上手くサポートしていると思います。この辺が見ていて非常に楽しいですよね。
ーーブラジルに勝てるのか?
高橋:メキシコでは、ビックネームはエルナンデス選手ぐらいですかね。
どのような相手に対してもプレッシャーをかけて国をかけて戦う姿勢に感銘を受けます。ゴール前でとことん体を張ってディフェンスをしますからね。
ブラジル相手にどこまでやるか?かなり押し込まれるでしょうが、ドイツ戦のように跳ね返して点を奪いにいって欲しいですね。非常に注目です。 (了)
FUTABA SOCCER WORLD
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取材写真/佐久間秀実