眞嶋優出演の映画「あらののはて」絶賛公開中!撮影に欠かせないアンブロ製品の魅力も語る
長年にわたって映像ディレクターとして活躍してきた長谷川朋史 さんが、初の単独監督を務めた映画、『あらののはて』が21日に公開を迎えた。門真国際映画祭では、グランプリを受賞するなど、注目度の高い今作。 マリア役を演じた眞嶋優さんが、作品への想いや、日々の生活でも愛用しているというアンブロ製品へのこだわりについて語った。
白鳥 純一
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2021/08/27
©︎ルネシネマ
25歳フリーターの野々宮風子(舞木ひと美)は、高校時代のクラスメートで、美術部の大谷荒野(髙橋雄祐)に頼まれ、絵画モデルをした時に感じた絶頂感を、8年も忘れられずに過ごしていた。
25歳フリーターの野々宮風子(舞木ひと美)は、高校時代のクラスメートで、美術部の大谷荒野(髙橋雄祐)に頼まれ、絵画モデルをした時に感じた絶頂感を、8年も忘れられずに過ごしていた。
――「絵を描いてもらった時の絶頂感が、8年間忘れられない」というのは、実際の社会にいたら、「変わり者」に分類されると思います。眞嶋さんご自身は、何か「変わったこだわり」などはありますか?
眞嶋: 男性、女性問わずに、細身なアキレス腱とふくらはぎの「シュッとした形」が好きです。サッカー選手は長いソックスを履くので、あまり見えないんですけど、小中学生の時に、ハーフパンツにスニーカーを履いてサッカーをやっている時には、つい、気にしてしまっていましたね。
――「理想の形」をしている選手などは、いらっしゃいました?
眞嶋: 横浜FCの応援リポーターとして、お話させていただいた佐藤謙介選手(現レノファ山口)は綺麗でしたね。インタビューをさせていただくために練習場にお伺いした時には、選手のみなさんがソックスを脱いでいらっしゃる場面に出くわすこともあって…。
――実際に選手にインタビューされてみて、感じられたことはありますか?
眞嶋: やはり「見せる筋肉」ではなく、「本物の筋肉」と言うか…。華奢に見える方でも、実際には太ももにすごい筋肉があったりしましたし…。
選手の皆さんは、「日々トレーニングされているんだな」ということを実感させられました。 あとは、選手の皆さんは本当に面白く、優しくて明るい方ばっかりだったので、楽しく仕事をさせていただきました。
そして、好きな音楽、家族や休日の過ごし方などのお話を聞かせていただいたりしていると、試合の時の厳格な表情とのギャップが垣間見えることもあって…。その辺りも、とても魅力的に感じましたね。
――フリースタイルサッカーの選手としても、JFFAアンバサダーとしてもご活躍されている眞嶋さんですが、日頃はトレーニングを積極的に行っていらっしゃるのでしょうか?
眞嶋: フリースタイルサッカーをプレーしてはいますけども、使っている筋肉は、決まっていると思うので、体幹トレーニングは続けています。
普段動かさない部位に負荷を加えたり、ストレッチをするだけで、だいぶ変わりましたね。代謝やスタイルも良くなりましたし、体感が安定してフリースタイルサッカーの技もやりやすくなった。地味なトレーニングですが、そういうところにも成果が出てきています。
眞嶋さんのリフティングムービーリンク
――「ステイホーム」を強いられるなかでのトレーニングは、どのように行っていましたか?
眞嶋: 「コロナ禍」の前に通っていたジムに行けなくなってしまったので、Youtubeの動画を見ながら、筋トレ、ヨガ、ストレッチなどに取り組みました。
おかげで、ジムに通ってた頃よりも、身体は引き締まりましたね。「格好良い女性」に憧れがあるので、例えば警察官の役とか、もっと演技の幅を広げて「憧れの姿」に近づけるように頑張っていきたいと思います。
――トレーニングの話題が出ましたが、眞嶋さんが日頃の生活や、映画を撮影するときに愛用されていたアイテムはありますか?
眞嶋: 私はスニーカーがとても好きなこともあって、アンブロのスニーカーを履いて過ごしていました。普段から可愛らしいデザインのシューズについて聞かれることも多くて…。「話の掴みになるかな?」という想いもあって、プライベートでも履いて過ごすことが多いアイテムですね。
――アイテムを選ぶ際に重視される点は何でしょうか?
眞嶋:デザイン性は重視しますね。あと私は「一目惚れで買うタイプ」なんですよ。気に入った商品を見つけると、一瞬で「これだ!」ってなりますね。
――アンブロの魅力を教えてください
眞嶋: 中学生のときに、アンブロ製の練習着やユニフォームを使っていたことが、最初の出会いです。
その後、サッカー関連以外でも、私生活で使えるようなTシャツやシューズなども販売されていることを知りまして…。デザイン性はもちろんながら、機能性にも優れ、性別や場面を問わずに使える点も魅力的だなと感じました。
スポーツウェアは速乾性に優れていますし、グローブやマスクなどの商品も、生地の肌触りがとてもいい。フリースタイルフットボールをする時もアンブロのトレーニングシューズを使っていますが、すぐに汚れが落ちるので助かっていますよ。
――今夏は、1年延期となった東京五輪も開催されました。サッカー日本代表の戦いぶりも話題になりましたね?
眞嶋: サッカー日本代表は惜しくも4位に終わり、メダルを逃してしまいましたが、視聴者目線で見ていても、「本当に良いチームワーク」のあるチームというのが伝わってきていて…。
メキシコ戦の終了後に、号泣する久保建英選手の肩を叩く吉田麻也選手の様子とか、まるで家族のようなチームに感動させられました。
――眞嶋さんは、日頃から試合結果を気にされていたり、応援されているようなチームはありますか?
眞嶋: 「すごく熱心なファン」というわけではないのですが、小さい時は浦和に住んでいたので、浦和レッズの試合はよく観戦に行っていました。
五輪のニュージーランド戦では、累積警告で出場停止になった酒井宏樹選手の代わりに、橋岡大樹選手(シント=トロイデン)が出場。フランス戦の途中には、二人が交代するシーンも見られました。
浦和レッズから海外移籍した選手から、五輪後から浦和レッズに加入する酒井選手のバトンタッチは、本当に感動しましたね。
――五輪は無観客での開催となりました。映画業界も、以前のようにはイベントができない状況が続いていると思うのですが?
眞嶋:短編映画の「I AM I」が公開された今年6月には、大塚の劇場で舞台挨拶をさせていただきました。普段から、SNSを通じてコメントくださる方と直接お会いする機会が本当に限られていたので嬉しかったですね。作品の感想をお聞きしたり、人と会って会話をすることの大切さに改めて気付かされました。
――昨年春頃の映画館が閉まっている期間は、どのような気持ちで過ごされていましたか?
眞嶋: 映画館は全部が閉まっていたので、配信やDVDで作品を観たり、部屋を暗くしてロウソクを焚き、本を読んだりしながら過ごしました。
でも、久しぶりに映画館で映画を観た時には、作品に集中しながら見られる映画館の快適さや、素晴らしさを感じずにはいられませんでした。これは「ステイホーム」の期間があってこそ、見つけられたことかもしれませんね。
©ルネシネマ
眞嶋: この作品は一言で「恋愛映画」、「青春映画」などのジャンルで分けられる作品ではないのですが、8年前の経験を忘れられない気持ちから、1人の女性が行動を起こしていく様子が、とても繊細に丁寧に描かれています。是非、不思議な空間を劇場で味わっていただきたいです。
マリア役:眞嶋優(Yu Mashima)
1997年8月30日生まれ。群馬県出身。リフティング1000回以上という特技を持ち、一般社団法人日本フリースタイルフットボール協会公認の「フリースタイルフットボールアンバサダー」に就任。代表作に、ヒロインを務めた『花火』(’16)、主演を務め、ハンブルグ日本映画祭で正式上映されたオムニバス映画『SHOUT』内の『Echoes』がある。
■公開情報
門真国際映画祭2020 最優秀作品賞、優秀助演男優賞、優秀助演女優賞 三冠
うえだ城下町映画祭 第18回自主映画コンテスト 審査員特別賞(古廐智之賞) 受賞
出演 舞木ひと美 髙橋雄祐 眞嶋優 成瀬美希 藤田健彦 しゅはまはるみ
監督・脚本:長谷川朋史
配給:Cinemago 配給協力:Giggly Box/Cinemaangel
<2020年/日本/カラー/16:9/DCP/69分> ルネシネマ
あらののはて公式サイト
8月21日(土)〜9月10日(金)池袋シネマ・ロサにてレイトショーほか全国順次公開
眞嶋さんのリフティングムービーリンク
池袋シネマ・ロサにご来場された方には、眞嶋優さんと『あらののはて』主演の舞木ひと美さんのリフティング&ダンスのスペシャルコラボムービーが見られるQRコードがプレゼントされる。
■あらすじ
25歳フリーターの野々宮風子(ふうこ)(舞木ひと美)は、高校2年の冬にクラスメートで美術部の大谷荒野(髙橋雄祐)に頼まれ、絵画モデルをした時に感じた理由のわからない絶頂感が今も忘れられない。絶頂の末に失神した風子を見つけた担任教師(藤田健彦)の誤解により荒野は退学となり、以来、風子は荒野と会っていない。8年の月日が流れた。
あの日以来感じたことがない風子は、友人の珠美(しゅはまはるみ)にそそのかされ、マリア(眞嶋優)と同棲している荒野を訪ね、もう一度自分をモデルに絵を描けと迫るが…