フィリップ・ブラン監督の星から読み解くバレーボール男子日本代表

世界ランキングが2位に上がり、盛り上がりを見せているバレーボール男子日本代表。自力では16年ぶりに出場権を獲得したパリオリンピックでのメダル獲得も期待されている中、出場メンバー12名が発表されました。

今回は、そんなバレーボール男子日本代表の力を就任から約3年間で押し上げてきた、フィリップ・ブラン監督の本質、そしてパリオリンピックを占星術の観点から予想していきたいと思います。

フィリップ・ブラン監督の星座を紐解くと、興味深い特徴が浮かび上がってきます。牡牛座の忍耐強さと、エネルギッシュな牡羊座の影響が彼の指導スタイルに表れているようです。以前行っていたインタビューでも「自分は忍耐強い性格だ」と語っていましたが、星から読み解ける彼の性格と同様で、長期的な視点でチームを育てながらも、重要な場面では大胆な決断を下す可能性を示唆しています。

そんな彼がバレーボール男子日本代表の監督になったのは2017年10月14日。大きな変化を求められやすい雰囲気の中で、彼の中で重要だと感じていたのは「コミュニケーション」、そして先述した彼の生まれつき持つ「堅実さと継続力」を日本のチームで確立させることだったのではないでしょうか。

彼の生まれた時の星の配置を見ると、プレイヤーとしての資質だけではなく、監督としての資質が生まれながらに備わっていたことがわかります。土台をしっかり固め、情報を吸収する能力が高いという特徴は、チームを段階的に成長させる上で大きな強みになるでしょう。また、様々な情報をバランスよく取り入れることが得意で、奇抜な戦術よりも安定した戦略で確実に結果を出せる可能性が高いようです。

今回のオリンピック選手選考にも、彼のそういった影響が見られるかもしれません。選ばれた12名の選手の多くが9月〜3月生まれという興味深い傾向があります。この時期に生まれた選手は、4月から8月生まれのプレイヤーと比較して、占星術的にはチームワークを重視する傾向があるとされています。

これはブラン監督の星回りが、個人の才能よりもチーム全体の調和を重視する方向に動いていることを示唆しているかもしれません。一人のスター選手に頼るのではなく、チーム全体の力を結集してメダル獲得を目指す戦略が、彼の特徴とぴったり重なっています。

オリンピックが始まる7月後半には、彼のこれまで積み上げてきたチームワークに情報戦略やデータ活用が重なり、より彼の得意分野としての後押しが期待されるでしょう。

予選ラウンドの組み合わせも決まり、アメリカ、アルゼンチン、ドイツと同じ組み合わせになった日本。初戦の相手は世界ランキング11位のドイツと対戦となります。

初戦であるドイツ戦は7月27日。この時期は火星が双子座に入り、ブラン監督の本質的な強みである忍耐力と堅実さに対して、上手く状況判断を行いながら柔軟に試合に臨むことができそうです。同時に、選手とのコミュニケーションが活発になりそうな星回りなので、ドイツの攻撃的なプレースタイルに対して、日本の粘り強い守備と冷静な情報共有が効果を発揮する可能性が高いでしょう。

今後ますます大きく飛躍するフィリップ・ブラン監督が作り上げたバレーボール男子日本代表。パリオリンピックの金メダル獲得にますます期待が高まりますね。

Illustration by これ松えむ