“選手権準優勝”前橋育英の選手がスパイクへのこだわりを語りつくす! Vol.4 FW飯島陸、DF渡邊泰基、FW高橋尚紀 編
高校サッカー強豪校の選手は、どんなスパイクを、どんな理由で履いているのか? スパイク選びの参考になる、キングギアならではの連続インタビュー。好評企画の二回目は、昨年度の高校選手権で準優勝に輝いた、前橋育英の登場です。
安藤隆人
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2017/08/04
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⑩飯島陸(FW、3年、プーマ・エヴォスピード)
今年のチームの10番を背負う小柄なドリブラーは、昨年の選手権準優勝メンバーであり、日本高校選抜にも名を連ねた。
彼の持ち味は鋭いアジリティーから繰り出される、シャープなドリブル。ゴール前の密集地帯で一瞬の動きでマークを外し、ボールを受けると、相手の懐に潜り込むようなドリブルで突破を仕掛け、ゴールをこじ開ける。
昨年はツートップの一角だったが、今年はチーム事情で左サイドハーフを任されている。左サイドからのカットインからのドリブルに磨きを掛けるだけでなく、仕掛けてからの正確なスルーパスも彼の武器になりつつあり、更なる進化を遂げようとしている。
<飯島選手が語るスパイクの動画をご覧ください>
飯島:エヴォスピードにしたのは、僕は俊敏性や裏への抜け出しなど、一瞬のスピードが生命線なので、スパイクはこれにしました。エヴォタッチも考えましたが、軽さとフィット感がエヴォスピードが合っていました。
僕の中で軽い方が凄く足運びの面でやりやすいんです。あとはポイントもエヴォスピードだと鋭くて、凄くピッチに刺さりやすいので、よりグリップが効くと言うか、初速で一気に前に出ることが出来るんです。今履いているのは取り替え式なのですが、固定式だともっと軽いんです。
⑪渡邊泰基(DF、3年、アディダス・エックス)
181cmの左サイドバックは、精度の高い左足のキックとスピードに乗った突破力が魅力の彼は、空中戦も強く、守備面での貢献度も高い。
中学時代はアルビレックス新潟U-15で過ごし、U-18の昇格オファーももらっていたが、「アルビレックスはとても居心地が良いところなので、逆にそこを抜け出して、自分のことを知らない環境でイチからやりたいと思ったんです。その方が自分のためになると思いました」と、より厳しい環境に身を置くために、自ら決断した。
昨年度は選手権準優勝を経験するなど、「来て良かった。多くのものを吸収しています」と、充実の表情を見せる。
今年7月、古巣であるアルビレックス新潟に入団が内定したことを発表。
「やっぱりアルビレックス新潟は僕が幼稚園のスクールからずっと育ててもらった場所。高校3年間は群馬に来たけど、やっぱり戻りたい場所でした。プロとして新潟に戻って、新潟のために全力を尽くしたい」と、決意を新たに高校最後の半年を過ごそうとしている。
<渡邊選手が語るスパイクの動画はをご覧ください>
渡邊:今履いているのは、アディダスのエックスの一番新しいヴァージョンです。ぼくはずっとアディダスを履いていて、エースも持っているのですが、スピードやフィット感がエックスの方が良いんです。
ーオール白色のかっこいいモデルですね
渡邊:色も形もかっこいいし、凄く僕の足にフィットしています。エックスはスピード型なので、凄くプレーしやすいです。
それにつま先部分が天然皮革で足先を包み込んでくれて、真ん中から後ろが人工皮革なので、がっちりとガードしてくれる。凄く気に入っています。
⑫高橋尚紀(2年、FW、プーマ・エヴォスピード)
成長著しい2年生FW。テクニックとアジリティーに優れ、素早い攻守の切り替えで攻撃面だけでなく、守備面でも貢献度が高い。相手ボールになった瞬間に、鋭い読みと寄せで前線からプレスを仕掛けることで、2列目以降の負担を軽くする。
シュートセンスもあり、攻守に関わり続けられること能力は、名将・山田耕介監督から高く評価をされている。
高橋:プーマのエヴォスピードのHGは人工芝用でちょっと重くて、天然芝用のFGは物凄く軽い。僕的にはFGの方が僕の中であっていて、凄く走りやすいんです。
僕は前線からのプレスや攻守の切り替えの速さを得意としているので、軽い方がスムーズに移動出来るし、踏み込めるんです。
―踏み込みに一番こだわりを持っている?
高橋:そうですね、踏み込みが一番大事で、踏み込めないとパスカットや良い寄せが出来ないので、そこは凄く重要視しています。
―自分のプレースタイルを理解しているからこその選択ですよね。
高橋:はい、そこは自分のプレーの生命線だと思うので。一瞬の判断で足運びがうまく行かないと、僕の良さがうまく出せなくなってしまう危険性があるので、そこは大事にしています。
あと、僕は足首が弱いんです。小学校のときに足をひねって靭帯をちょっと痛めてから、ねん挫癖がついてしまって、そこからずっと足首にバンテージを巻くようになったんです。
それでずっとナイキのハイパーヴェノムを履いていたのですが、最近のヴェノムは履き口の部分がスパイクにくっついたタイプになってしまって、それだと足首にバンテージを巻いている僕の足では入らないんです。
エヴォスピードはそのタイプではないし、一番軽かったので、ずっとこれを履いています。
Vol.5に続く。 FW榎本樹、DF松田陸 編
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⑩飯島陸(FW、3年、プーマ・エヴォスピード)
今年のチームの10番を背負う小柄なドリブラーは、昨年の選手権準優勝メンバーであり、日本高校選抜にも名を連ねた。
彼の持ち味は鋭いアジリティーから繰り出される、シャープなドリブル。ゴール前の密集地帯で一瞬の動きでマークを外し、ボールを受けると、相手の懐に潜り込むようなドリブルで突破を仕掛け、ゴールをこじ開ける。
昨年はツートップの一角だったが、今年はチーム事情で左サイドハーフを任されている。左サイドからのカットインからのドリブルに磨きを掛けるだけでなく、仕掛けてからの正確なスルーパスも彼の武器になりつつあり、更なる進化を遂げようとしている。
<飯島選手が語るスパイクの動画をご覧ください>
飯島:エヴォスピードにしたのは、僕は俊敏性や裏への抜け出しなど、一瞬のスピードが生命線なので、スパイクはこれにしました。エヴォタッチも考えましたが、軽さとフィット感がエヴォスピードが合っていました。
僕の中で軽い方が凄く足運びの面でやりやすいんです。あとはポイントもエヴォスピードだと鋭くて、凄くピッチに刺さりやすいので、よりグリップが効くと言うか、初速で一気に前に出ることが出来るんです。今履いているのは取り替え式なのですが、固定式だともっと軽いんです。
⑪渡邊泰基(DF、3年、アディダス・エックス)
181cmの左サイドバックは、精度の高い左足のキックとスピードに乗った突破力が魅力の彼は、空中戦も強く、守備面での貢献度も高い。
中学時代はアルビレックス新潟U-15で過ごし、U-18の昇格オファーももらっていたが、「アルビレックスはとても居心地が良いところなので、逆にそこを抜け出して、自分のことを知らない環境でイチからやりたいと思ったんです。その方が自分のためになると思いました」と、より厳しい環境に身を置くために、自ら決断した。
昨年度は選手権準優勝を経験するなど、「来て良かった。多くのものを吸収しています」と、充実の表情を見せる。
今年7月、古巣であるアルビレックス新潟に入団が内定したことを発表。
「やっぱりアルビレックス新潟は僕が幼稚園のスクールからずっと育ててもらった場所。高校3年間は群馬に来たけど、やっぱり戻りたい場所でした。プロとして新潟に戻って、新潟のために全力を尽くしたい」と、決意を新たに高校最後の半年を過ごそうとしている。
<渡邊選手が語るスパイクの動画はをご覧ください>
渡邊:今履いているのは、アディダスのエックスの一番新しいヴァージョンです。ぼくはずっとアディダスを履いていて、エースも持っているのですが、スピードやフィット感がエックスの方が良いんです。
ーオール白色のかっこいいモデルですね
渡邊:色も形もかっこいいし、凄く僕の足にフィットしています。エックスはスピード型なので、凄くプレーしやすいです。
それにつま先部分が天然皮革で足先を包み込んでくれて、真ん中から後ろが人工皮革なので、がっちりとガードしてくれる。凄く気に入っています。
⑫高橋尚紀(2年、FW、プーマ・エヴォスピード)
成長著しい2年生FW。テクニックとアジリティーに優れ、素早い攻守の切り替えで攻撃面だけでなく、守備面でも貢献度が高い。相手ボールになった瞬間に、鋭い読みと寄せで前線からプレスを仕掛けることで、2列目以降の負担を軽くする。
シュートセンスもあり、攻守に関わり続けられること能力は、名将・山田耕介監督から高く評価をされている。
高橋:プーマのエヴォスピードのHGは人工芝用でちょっと重くて、天然芝用のFGは物凄く軽い。僕的にはFGの方が僕の中であっていて、凄く走りやすいんです。
僕は前線からのプレスや攻守の切り替えの速さを得意としているので、軽い方がスムーズに移動出来るし、踏み込めるんです。
―踏み込みに一番こだわりを持っている?
高橋:そうですね、踏み込みが一番大事で、踏み込めないとパスカットや良い寄せが出来ないので、そこは凄く重要視しています。
―自分のプレースタイルを理解しているからこその選択ですよね。
高橋:はい、そこは自分のプレーの生命線だと思うので。一瞬の判断で足運びがうまく行かないと、僕の良さがうまく出せなくなってしまう危険性があるので、そこは大事にしています。
あと、僕は足首が弱いんです。小学校のときに足をひねって靭帯をちょっと痛めてから、ねん挫癖がついてしまって、そこからずっと足首にバンテージを巻くようになったんです。
それでずっとナイキのハイパーヴェノムを履いていたのですが、最近のヴェノムは履き口の部分がスパイクにくっついたタイプになってしまって、それだと足首にバンテージを巻いている僕の足では入らないんです。
エヴォスピードはそのタイプではないし、一番軽かったので、ずっとこれを履いています。
Vol.5に続く。 FW榎本樹、DF松田陸 編