スポーツサプリメント『DNS』マーケティング担当者は言うvol.3「身体作りをベースに変わった選手が何人もいます」
『DNS』を運営する株式会社ドームには、現及び元アスリートが沢山在籍し、仕事の合間に社内併設のトレーニングジム(ドームアスリートハウス)で鍛えてサプリメントを補給できる環境が整えられている。同社は、スポーツチームへの栄養指導を行い、チームの大躍進に欠かせない貴重な存在となっている。
佐久間秀実
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2017/10/13
<vol.1は、こちらから。>
<vol.2は、こちらから。>
――御社には、アスリートの方が非常に多いですよね。皆さん、ただ者ならぬオーラを放っていますし、お会いするたびに圧倒されます。
梶原:元アスリートの方も多いですからね。
岡先:この前インタビューされた、ベースボールハウス川崎久地の齋籐店長は元広島カープの選手でしたし、松坂も野球をやっていましたね。アメフト、ラグビー、野球、サッカーなど、大学まで本格的にやっていた人間が多いですよね。 社内にトレーニングルームがあるので、朝トレーニングをしてデスクでプロテインを飲んでいる社員は、普通にいますからね。
梶原:仕事の合間にプロテインを飲んでいる人もいますね。やり出したら気になってしまうんですよね。
岡先:大体、朝組と夜組みに分かれてトレーニングをしていますよね。多い時で20名位が集まっています。ウチには鍛える人間が多いですし、ヨガをやる人間も増えてきたり、ランニングする人間もいます。
我々の事業部は、サプリメントに直結していますので、鍛えて摂ってみてどうなるか体感しなければなりません。
梶原:自分で使ってみると、気が付くような感覚的なところもありますからね。
――普段、社外にいることは多いのですか。
岡先:私は、最近オフィスにいることが多くなりましたね。梶原は、選手達に栄養の講習会をすることもあります。また、部内には実際にスポーツチームに入り込んでサポートする担当者もいます。
梶原:先日は、Bリーグのリンク栃木に行ってきました。
――そうなのですね。見事Bリーグ初代チャンピオンに輝きましたよね。また、サッカーのいわきFCが物凄く話題になっているので気になります。
岡先:そうですね。会社全体として我々が昔から言い続けてきたことを体現する存在として頑張ってもらってます。DNSには自社メディアがあり、そこで出した記事で1度炎上したことがありました。「日本のサッカー選手は、これでいいのか」と。
ブラジルワールドカップの時に、ニュースで日本代表選手の身長と体重について取り上げられていたんですよね。それを見て、社内では「ちょっと貧弱過ぎねえか」という声があがり、海外のサッカー選手、選手を見ているトレーナーさん、選手にインタビューをしてみて、結果、「少し貧弱だし、このままでいいのか!?」ということを記事として発信したら、結構炎上しましたよね。
――確かに、サッカー選手は細い方が多いですよね。
岡先:ブラジルワールドカップの時に、日本の選手が、相手が普通に走っているのを止められない場面を見て、「これはダメだな」と思いましたよね。「あんなんで倒れるんじゃねえよ」と言う人間もいましたよ(笑)。
梶原:ラグビーをやってる人間からすると、倒れてPKを取りにいくでけではなくて、倒れてもう一度起き上がってプレーに参加したほうが良いのではないかと思います。いつまでも倒れていたらチームは一人足りない状況になってしまうので。確かにPKを貰えれば良いですけど、毎回PKになるわけでもありませんからね。
岡先:アスリートとして貧弱ですよね。いわきFCは2016年に立ち上がって、今年天皇杯でコンサドーレ札幌に勝ちましたからね。彼らは決してエリートサッカー選手ではありませんし、もともとすごく細かった。
それでも、フィジカルを鍛えて強くて走れるトレーニングをしていけば、「上手さはなくても何とかなるんだ」というところは今の所見せてくれているので、日本代表として定着してくると面白いかなと思いますね。
――そうですね。いわきFCから代表選手が誕生してほしいです。
梶原:身体を鍛えるとプレーに余裕が出るというか、今までぎりぎりでやっていたところに肉体的なアドバンテージが付くので、差を付けるには身体作りだよねという話をずっとしてきました。身体作りをベースにパフォーマンスが改善した選手が何人もいますから、非常に大事だと思います。
そのベースの部分で栄養というモノが非常に大切となってきますよね。DNSですとサプリメントだけでなく、トレーニングの方法やその他色々な身体作りの情報を発信したり、ちょっとマニアなネタも掲載しています(笑)。
――ホームページを拝見しましたが、物凄く見やすく分かりやすいですよね。
岡先:ありがとうございます。頑張って作っています。身体を鍛えて強くなると自信もついてくるんですね。これは一般の人にも言えますし、これから始めてみようとしている人も含めてモチベートするような情報も出しています。あとは実際に、ウチの若手を鍛えてどうなるかということをやっていますね。
――モニターとしてですか。
岡先:まず、「シーズン1」として弊社の新卒入社社員を3か月間肉体改造したら、DNSのSNSで結構な反響がありました。年齢が若くてトレーニングをしても、何らかの理由で始められない人の背中を押してあげようということで、実際試験的に鍛えてもらった結果、体重が8㎏増え、ベンチプレスが10kg伸びました。スクワットとデッドリフトは50㎏伸びたので、我々も驚きました。現在、「シーズン2」が進行中で、どのような結果となるのか楽しみですね。
――何かスポーツをやっていた人なのですか。
梶原:剣道をやっていて、これまであまりトレーニングをやってきていなかったんですよね。目標のベンチプレス100㎏が上がらなかったので上がるまでやろうとしています。
朝のニュース番組で、「ベンチプレス100㎏上がる人が、一体何人いるのか?」と、街角でアンケートを取ると、100人中3人しか上がらないということでした。そこで、弊社に何人いるんだろうとアンケートをすると、135人から回答があり35人もいたんですよね。25%位ですからね(笑)。
――凄過ぎです。
岡先:そういう会社なんですよね。100kg上げるということは、自然とジムにおけるヒエラルキーの入口に立つことになるんじゃないかということでやらせています(笑)。トレーニングは結構きついと思いますよ。
梶原:はい。私が見ていますが、多分相当しんどいと思いますね。そうでないと、あのような身体を実際に作れないですからね。
岡先:そういったことをSNSで発信しながらマーケティングに繋げて、リアルな所を出しながらということになりますよね。
vol.4続く。
DNS
http://www.dnszone.jp/
株式会社ドーム
http://www.domecorp.com/
取材協力/株式会社ドーム
取材写真/佐久間秀実
<vol.2は、こちらから。>
――御社には、アスリートの方が非常に多いですよね。皆さん、ただ者ならぬオーラを放っていますし、お会いするたびに圧倒されます。
梶原:元アスリートの方も多いですからね。
岡先:この前インタビューされた、ベースボールハウス川崎久地の齋籐店長は元広島カープの選手でしたし、松坂も野球をやっていましたね。アメフト、ラグビー、野球、サッカーなど、大学まで本格的にやっていた人間が多いですよね。 社内にトレーニングルームがあるので、朝トレーニングをしてデスクでプロテインを飲んでいる社員は、普通にいますからね。
梶原:仕事の合間にプロテインを飲んでいる人もいますね。やり出したら気になってしまうんですよね。
岡先:大体、朝組と夜組みに分かれてトレーニングをしていますよね。多い時で20名位が集まっています。ウチには鍛える人間が多いですし、ヨガをやる人間も増えてきたり、ランニングする人間もいます。
我々の事業部は、サプリメントに直結していますので、鍛えて摂ってみてどうなるか体感しなければなりません。
梶原:自分で使ってみると、気が付くような感覚的なところもありますからね。
――普段、社外にいることは多いのですか。
岡先:私は、最近オフィスにいることが多くなりましたね。梶原は、選手達に栄養の講習会をすることもあります。また、部内には実際にスポーツチームに入り込んでサポートする担当者もいます。
梶原:先日は、Bリーグのリンク栃木に行ってきました。
――そうなのですね。見事Bリーグ初代チャンピオンに輝きましたよね。また、サッカーのいわきFCが物凄く話題になっているので気になります。
岡先:そうですね。会社全体として我々が昔から言い続けてきたことを体現する存在として頑張ってもらってます。DNSには自社メディアがあり、そこで出した記事で1度炎上したことがありました。「日本のサッカー選手は、これでいいのか」と。
ブラジルワールドカップの時に、ニュースで日本代表選手の身長と体重について取り上げられていたんですよね。それを見て、社内では「ちょっと貧弱過ぎねえか」という声があがり、海外のサッカー選手、選手を見ているトレーナーさん、選手にインタビューをしてみて、結果、「少し貧弱だし、このままでいいのか!?」ということを記事として発信したら、結構炎上しましたよね。
――確かに、サッカー選手は細い方が多いですよね。
岡先:ブラジルワールドカップの時に、日本の選手が、相手が普通に走っているのを止められない場面を見て、「これはダメだな」と思いましたよね。「あんなんで倒れるんじゃねえよ」と言う人間もいましたよ(笑)。
梶原:ラグビーをやってる人間からすると、倒れてPKを取りにいくでけではなくて、倒れてもう一度起き上がってプレーに参加したほうが良いのではないかと思います。いつまでも倒れていたらチームは一人足りない状況になってしまうので。確かにPKを貰えれば良いですけど、毎回PKになるわけでもありませんからね。
岡先:アスリートとして貧弱ですよね。いわきFCは2016年に立ち上がって、今年天皇杯でコンサドーレ札幌に勝ちましたからね。彼らは決してエリートサッカー選手ではありませんし、もともとすごく細かった。
それでも、フィジカルを鍛えて強くて走れるトレーニングをしていけば、「上手さはなくても何とかなるんだ」というところは今の所見せてくれているので、日本代表として定着してくると面白いかなと思いますね。
――そうですね。いわきFCから代表選手が誕生してほしいです。
梶原:身体を鍛えるとプレーに余裕が出るというか、今までぎりぎりでやっていたところに肉体的なアドバンテージが付くので、差を付けるには身体作りだよねという話をずっとしてきました。身体作りをベースにパフォーマンスが改善した選手が何人もいますから、非常に大事だと思います。
そのベースの部分で栄養というモノが非常に大切となってきますよね。DNSですとサプリメントだけでなく、トレーニングの方法やその他色々な身体作りの情報を発信したり、ちょっとマニアなネタも掲載しています(笑)。
――ホームページを拝見しましたが、物凄く見やすく分かりやすいですよね。
岡先:ありがとうございます。頑張って作っています。身体を鍛えて強くなると自信もついてくるんですね。これは一般の人にも言えますし、これから始めてみようとしている人も含めてモチベートするような情報も出しています。あとは実際に、ウチの若手を鍛えてどうなるかということをやっていますね。
――モニターとしてですか。
岡先:まず、「シーズン1」として弊社の新卒入社社員を3か月間肉体改造したら、DNSのSNSで結構な反響がありました。年齢が若くてトレーニングをしても、何らかの理由で始められない人の背中を押してあげようということで、実際試験的に鍛えてもらった結果、体重が8㎏増え、ベンチプレスが10kg伸びました。スクワットとデッドリフトは50㎏伸びたので、我々も驚きました。現在、「シーズン2」が進行中で、どのような結果となるのか楽しみですね。
――何かスポーツをやっていた人なのですか。
梶原:剣道をやっていて、これまであまりトレーニングをやってきていなかったんですよね。目標のベンチプレス100㎏が上がらなかったので上がるまでやろうとしています。
朝のニュース番組で、「ベンチプレス100㎏上がる人が、一体何人いるのか?」と、街角でアンケートを取ると、100人中3人しか上がらないということでした。そこで、弊社に何人いるんだろうとアンケートをすると、135人から回答があり35人もいたんですよね。25%位ですからね(笑)。
――凄過ぎです。
岡先:そういう会社なんですよね。100kg上げるということは、自然とジムにおけるヒエラルキーの入口に立つことになるんじゃないかということでやらせています(笑)。トレーニングは結構きついと思いますよ。
梶原:はい。私が見ていますが、多分相当しんどいと思いますね。そうでないと、あのような身体を実際に作れないですからね。
岡先:そういったことをSNSで発信しながらマーケティングに繋げて、リアルな所を出しながらということになりますよね。
vol.4続く。
DNS
http://www.dnszone.jp/
株式会社ドーム
http://www.domecorp.com/
取材協力/株式会社ドーム
取材写真/佐久間秀実