日本代表を決める「ヘディス チャンピオンシップ日本予選」に元日本代表の秋田豊さんも参戦!!
へディスとは、2006年にドイツの大学生だったレネ・ウェグナーが発案した新スポーツ。卓球台をはさみ、直径約16センチの専用ゴムボールをヘディングのみで打ち合う、いわば「ヘディング卓球」だ!台にボールがバウンドする前に打ち返したり、台に体が触れてもOK。全身を使ってボールを打ち返すダイナミックな競技性が受け、ヨーロッパで人気上昇中だという。そんなへディスの日本代表を決める大会の記者会見が行われた。
菊池 康平
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2018/02/27
ヘディスという競技を知っているだろうか?
物凄く簡単に言うと卓球のヘディング版だ。
足元の技術は無いが顔や身長の長さを活かしたヘディングだったら勝てるかも!と思い、昨夏に大会へ出場してみた。
結果はあっさり敗退。
サッカーやフットサルボールとは違う写真の様なヘディス専用ボールを使用する。
サッカーのイメージで相手のコートに叩きつけようと何度も打ったが、ことごとくコート外に飛びアウトになった。イメージよりもボールが伸びる(よく飛ぶ)のだ。
次の試合から叩きつけずに、まずは優しくでもいいので、確実に相手のコートに返すことに注力した。
作戦通り相手のミスにより何点か稼げたが、強い相手に優しく返すと、回転がかかったレシーブを返され、なす術なくあっさり負けた。また、回転のかかった必殺サーブを繰り出されると、これまたなす術がない。
ただ想像以上に熱くなり、汗だくとなった。日本の競技者は500人くらいなので、日本代表になれるチャンスは倍率的には高いが、たくさん練習しないとまず無理だろう。
ヘディング経験のあるサッカー経験者の方が有利ではあると思うが、コツを掴めば誰にでもチャンスがあるように感じた。
そんな中、今年もヘディスの全国大会が行われるとのことで記者会見があったので、その模様をレポートする。
へディス日本総代理店の株式会社マイヒーローの名越卓也さんから挨拶と「ヘディス チャンピオンシップ日本予選」の説明があった。
続いて「ヘディングで家を一つ建てた」という、ヘディングの名手の秋田豊さんが登場!日本代表でも数々のヘディングゴールで日本を救ったレジェンドだ。
今でもたまに草サッカーなどでご一緒させて頂く機会があるが、何よりヘディング時のインパクトの音が違う!打点の高さもコントロールも超一流のヘディング技術だ。
そんな秋田さんが日本代表を決める「ヘディス チャンピオンシップ日本予選」に参戦するとのこと。かなりの強敵になるはずだ。
秋田さんとへディス日本普及ディレクターの中村元樹さんによるデモンストレーションが行われた。
ペナルティーのワッキーさんと尼神インター・誠子さんによる「変顔へディス対決」も!ヘディングする際に変顔をして、その変顔さを競う。
↑変顔に夢中になり、もはやボールを見ていない模様(笑)
会場が盛り上がり大盛況の中、記者会見が終了。
日本予選を兼ねる「第二回全日本ヘディス選手権」は、3月24日から4月21日にかけて、全国のイオンモール7会場でエリア予選大会が行われ、各予選を勝ち抜いた14名により、6月17日に東京スポーツ・レクリエーション専門学校(東京都江戸川区)で、決勝大会が行われる。さらに、大会優勝者は11月に開催される「ヘディス チャンピオンシップ」に日本代表選手として出場。
【第二回全日本ヘディス選手権(「ヘディス チャンピオンシップ日本予選」) 大会概要】
名称:「第二回全日本ヘディス選手権」
主催:株式会社マイヒーロー
特別協賛:イオンモール株式会社
大会キャッチフレーズ:『でてこい!ヒーロー!!』
日程: 【エリア予選】
3月24日 東北予選 イオンモール盛岡 イーハトーブ広場
3月31日 東海予選 イオンモール常滑 サウスコート
4月1日 北信越予選 イオンモール高岡 セントラルコート
4月7日 九州予選 イオンモール三光 イオンホール
4月14日 関西予選 イオンモール堺鉄砲町 ノースコート
4月15日 中四国予選 イオンモール岡山 未来スクエア
4月21日 関東予選 イオンモール幕張新都心 グランドコート ※秋田氏出場
【決勝大会】
6月17日 東京スポーツ・レクリエーション専門学校 第2校舎アリーナ
参加人数:14名 (出場枠:関東3枠、東海3枠、関西2枠、九州2枠、中四国2枠、東北1枠、北信越1枠)
大会形式:
【エリア予選】参加人数:48名(関東、東海)
(1)グループリーグ:出場48名を4名ごとの12グループに分けリーグ戦を行う。 (2)グループリーグは1セット5点マッチで行う。 (3)決勝トーナメント:グループリーグ上位1名によるトーナメント戦を行う。 (4)決勝トーナメント1回戦・2回戦は11点マッチ1セット先取で行う。 (5)決勝、準決勝は11点マッチ2セット先取で行う。
【エリア予選】参加人数:32名(東北、北信越、関西、中四国、九州)
(1)グループリーグ:出場32名を4名ごとの8グループに分けリーグ戦を行う。 (2)グループリーグは1セット5点マッチで行う。 (3)決勝トーナメント:グループリーグ上位1名によるトーナメント戦を行う。 (4)決勝トーナメント1回戦は11点マッチ1セット先取で行う。 (5)決勝、準決勝は11点マッチ2セット先取で行う。
※決勝大会の大会形式は後日、公式ウェブサイトで発表する。
競技規則:公式ルールによる。http://headis.jp/about/
参加資格:2008年4月1日以前に生まれた日本国籍を有する男女であること。但し、在留外国人のうち日本で生まれ、引き続き現在も日本国内に生活の拠点を有する者は出場できる。
参加方法:各エリア予選にエントリーのこと。2月20日より、公式ウェブサイト(http://headis.jp/)にて事前申し込み予約を実施する。 なお、イオンモール各会場でも体験会を実施ののち、当日エントリー枠を設ける。当日のエントリー方法は後日、公式ウェブサイト(http://headis.jp/)にて発表する。
参加費:無料
表彰: (1)決勝大会の優勝者・準優勝者には表彰状並びにトロフィーを授与する。 (2)決勝大会の第3位には表彰状を授与する。 (3)エリア大会の優勝者には表彰状並びにWINNERポロシャツを授与する。 (4)エリア大会の準優勝者・第3位には表彰状を授与する。
【「ヘディス チャンピオンシップ」および、日本代表枠について】
「ヘディス チャンピオンシップ」は、競技初の世界規模の大会となります。このほど、記念すべき第一回大会が2018年11月2日3日の両日、スロバキアの首都・ブラチスラバで開催されることが決定しました。
2月現在、ドイツ、スロバキア、チェコ、スペイン、スイス、オランダ、ベルギー、日本の8カ国が参加を表明しています。
同大会への参加枠は各国2名で、日本からの代表選手は、日本予選の優勝者ならびに今秋実施予定の「第二回ヘディス全日本オープン」の優勝者となります。なお、優勝者が重複した場合は、日本予選の準優勝者に代表権が与えられます。
写真提供:株式会社マイヒーロー