E5cc4c8f 0a81 4f57 b03f 8743ca1a3ce8

KING GEAR FC Jrs 仙台へ!!

ネイマールジュニアファイブの関東大会で準優勝に終わり全国大会進出が出来なかったKING GEAR FC Jrs。オーバーエイジの選手に仙台に縁のある伊藤壇を招き必勝体制で仙台で行われる東北大会へ参戦する。

Icon 16466945 810048175800857 1247399717 n 菊池 康平 | 2018/04/14
ネイマールジュニアファイブの関東大会が終わってからこう聞かれた。

「KING GEAR FC Jrs はどうするの?」

関東大会で優勝したKING GEAR FCしか全国大会に進めないのだ。 文字通り 2位じゃダメなんです ということだ。 

Thumb be743df5 8198 4787 8913 8fc12443360f

Thumb 737992b0 2ba4 4666 bdb7 08efabfc622c

今年はブラジルの世界大会に行くのを諦めるのか? 

いや諦めないでしょ!

ということで私は今、仙台にいる。

明日4月15日に行われるネイマールジュニアファイブ東北大会に参戦する為だ。特に学生を含む25歳以下のメンバーは、なけなしのお金(交通費)を使ってこの地に来た。

負ける訳にはいかない。 

そして私の他のオーバーエイジ枠の選手として「アジアの渡り鳥」伊藤壇さんに参戦頂くことになった。

Thumb 21d6c586 1b35 479e 9ef4 b3bd4bc46584 
東ティモールでプレーした後に、アジアの渡り鳥は故郷の札幌の地で羽を休めていたのだ。

キングギアにも出てもらっていたので、縁もストーリーもある。ただ、負けられないというプレッシャーも共に背負ってもらうことになる。
 
せっかくなので、伊藤壇さんに話を聞いてみよう。

ーー東ティモールでプレーした後に札幌に戻っていたと思いますが、今の状況や活動を教えてください。
 
伊藤 今年1年でチームが見つかったとしても2018年で引退することは決めているので、セカンドキャリアの準備もチーム探しと共にしている状況です。

地元に英語を使うサッカー教室の「チャレンジャスキッズ」というチームを作り指導しています。 

そして、小学校高学年のスクールと中学生のプロを目指すスクールをそれぞれ「チャレンジャスゴールド」「チャレンジャスプラチナ」と名付けてスタートさせました。
 
10年後にこのスクールからプロサッカー選手を誕生させることが目標でもあります。 

自身のチーム探しの件ですが、中央アジアで最後はプレーしたくて色々と探してはいますが、年齢的に(今年43歳を迎える)チャンスさえももらえない状況です。

ただ今年いっぱいは諦めないで練習とチーム探しを継続させていきます。 

Thumb b1f6071f 1e34 4605 a021 1c0fc50bb934

ーー明日は25歳以下の選手がメインの大会です。ひとまわり以上違う選手とプレーすることについてどう感じますか?

伊藤 地元で色んな年齢の人たちと練習したり指導したりしているので、特に年齢にこだわりなどはありません。

明日は夢やブラジルで開催される世界大会に行きたいという野心を持ってやってる選手から刺激を受けることもあると思うし、今後のヒントになることもあるかもしれない。

何をするにしても肌で感じないといけないですよね。一緒にプレーして色々と感じることはあると思うので楽しみです。 

ーー明日の大会への意気込みをお願いします。
 
伊藤 実際にネイマールジュニアファイブはやったことがないので想像が出来ない部分があります。オリジナルなルールでKING GEARの戦術もあると思うのでそこは合わせていきたい。
 
ただフットボールには変わらないので、自分の経験からアドバイスしたりすることは出来ると思います。大会の中でコツを理解してフィットしていきたいです。
 
ーーKING GEAR FCはネイマールジュニアファイブの国内大会では優勝しかしたことがありません。必勝でお願いします。

伊藤 俺が入って負けたら嫌だし、2位は嫌なので。一回戦負けも2位も同じと考えてます。勝たないと全国大会へ行けないし、ブラジルにも行けないので。
 
ブラジルで勝つという目標がチームにあると聞いているので、とにかく結果のみだと考えてます。極端な話ですが、醜い戦い方でも勝てばいい。何度も言いますが結果にこだわりたい。 

ーー最後に仙台との関わり合いは深いと思います。仙台への想いを教えてください。 

伊藤 仙台大学で4年間、ベガルタ仙台で2年間プレーしました。今でもベガルタのサポーターの方からメッセージをもらいますし、今回はカテゴリーは違えど元気にやってる姿を見てもらいたい。

青春時代を育った第2の故郷なので、ここ仙台でプレーできることは嬉しいです。

ーーありがとうございます!絶対に勝ちましょう!! 

明日は優勝したら牛タン屋で打ち上げ、優勝出来なかったら牛タン屋で麦飯3杯のみ食べながら反省会だ。 

ブラジルへの道を切り拓く為にも、牛タンにありつく為にも、勝つしかないのだ。