鎌田大地(シント=トロイデンVV)インタビュー 後編 「ベルギーで得点を量産できている理由」
ドイツのフランクフルトから期限付き移籍でシント=トロイデンVV に加入した鎌田大地が得点を量産している。遂には日本代表にも選ばれた。スパイクの話はもちろん、なぜゴールという結果を出せているのか知りたく3 月上旬に現地に渡り、練習後に話を聞かせてもらった。
菊池 康平
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2019/04/26
前編はこちらから
ーーリーグのレベル自体はベルギーよりブンデスリーガの方が上と言われてますが、実際に練習や試合に出てみて感じるものはありました?
鎌田:もちろん全然違うと思います。みんなブンデスリーガのような上のレベルのリーグを目指しながらやっていると思うので。
ーーでも、鳥栖から直接ベルギーに来るのではなく、フランクフルトを経てから来たことは強みになってるんじゃないですか?
鎌田:そうですね。ドイツとベルギーではサッカー自体も違いますし、ベルギーは若くていい選手が多いというイメージはありますが、フランクフルトでの経験は間違いなく活きていると思います。
ーーシント=トロイデンVVに移籍してから、すぐに得点を量産されたじゃないですか。その要因は何だったんでしょうか?(現時点で29 試合出場・15 得点)*4/26現在
鎌田:フランクフルトではあまり試合に出れなかったので、ゴールすることにこだわりを持って練習をしていました。それがこっちに来てから形にになったんだと思います。
あと移籍当初は誰もまだ僕のことを知らなかったので、マークも少なく、上手く点が取れていたと思います。
©STVV
ーー最近は、相手チームからも少し研究されてきたんですね?
鎌田:冬の移籍期間でメンバーが抜けて、僕のポジションも変わったし、さらにマークも以前より厳しくなってきました。ここ最近(取材時:3 月8 日)は点が取れてないというよりは、チャンス自体を作れていない状況です。
ーーチーム全体としてもということですよね?
鎌田:いや、チームは勝っているんで別に悪くないんです。僕自身もチャンスが来れば決められるでしょうけど、やり方が変わってシュートを打つところまで最近はいけてないんです。
ーー具体的にどの辺が変わったんですか?
鎌田:これまでツートップの一角をやってましたが、スタメンだった選手が2人抜けて、今はひとつ下がって中盤になっている感じです。
ーーFW のポジションからMFに変わりゴールに直結するチャンスが減ったんですね。ベルギーに来て、スパイクで何か変えたことはありますか?
©STVV
鎌田:日本では練習も試合も固定式のスパイクでしたが、海外に来てからは、練習からミックスソールのスパイクでやるようになりました。シント=トロイデンVV のホームスタジアムが人工芝ではじめは戸惑いました。ドイツでは人工芝のスタジアムでのプレーは無かったので。
ーー今までも年代別の代表には入っていますが、A代表への想いとかはありますか?
鎌田:入れればもちろん入りたいと思っていますし、そこは目指しながらずっとサッカーをしています。*3月のキリンチャレンジカップで日本代表初選出。3月22日のコロンビア戦に途中出場。
ーー海外で活躍する選手になることを目指している少年たちに、アドバイスをお願いします。
鎌田:こういう練習をしておけばいいとか、そういうのは無いですけど、毎日頑張って練習することが大事です。
――楽しんで取り組むことも⼤切ですよね?
鎌田:本当に楽しいと思ってサッカーをやるのは、小学校6年生くらいまでじゃないですかね。僕はそうでした。上を目指せば目指すほど、やはり精神的にしんどくなるし、難しくもなってくる面もあると思います。
ーー確かに。厳しい競争を勝ち抜いてきた鎌田さんが言うので説得力があります。ところで今履いているナイキのスパイクのモデルは何ですか?
©STVV
鎌田:ファントムというモデルです。
ーーこのスパイクの良さを教えてください。
鎌田:これまでは靴擦れをすることもあったんですけど、今のスパイクになってからはいっさい靴擦れがなくなったというのが一番いいところですね。自分の足に合っているのかなと思います。
ーー足に合う良きスパイクに出会えて良かったですよね。もしあれば、海外生活の中でこだわっていることを教えてください。
鎌田:よく寝ることですかね。
ーー1日何時間くらい寝るんですか?
鎌田:基本10時間は寝ます。
ーーそれは長いですね!そのおかげで怪我が少ないとかあるんですかね?
鎌田:しっかり回復できていると思います。オフの日などは12時間くらい寝たりしてますよ。
©STVV
ーー枕やマットレスにこだわったりしてるんですか?
鎌田:昔からずっと西川のマットレスを使っています。
ーー良い寝具でしっかり回復することが怪我をしない秘訣のひとつでもあるんですね。これまでヨーロッパでプレーしてきて得たものは何ですか?
鎌田:サッカー以外にも色々なことを知れて人として大きくなったと思います。日本は島国なので日本独特の文化などはありますが、ベルギーはたくさんの人種がいて、人間的な部分で色々知ることができ、感覚は変わりました。
ーー最後に直近の目標を教えてください。
鎌田:近い目標は、やはりチャンピオンズリーグで優勝を狙えるようなチームに行きたいというのが一番です。残りのシーズン、ここでどれだけ自分が良いプレーをできるかだと思います。
写真提供:STVV
STVV(シント=トロイデン日本公式サイト)
https://stvv.jp/
ーーリーグのレベル自体はベルギーよりブンデスリーガの方が上と言われてますが、実際に練習や試合に出てみて感じるものはありました?
鎌田:もちろん全然違うと思います。みんなブンデスリーガのような上のレベルのリーグを目指しながらやっていると思うので。
ーーでも、鳥栖から直接ベルギーに来るのではなく、フランクフルトを経てから来たことは強みになってるんじゃないですか?
鎌田:そうですね。ドイツとベルギーではサッカー自体も違いますし、ベルギーは若くていい選手が多いというイメージはありますが、フランクフルトでの経験は間違いなく活きていると思います。
ーーシント=トロイデンVVに移籍してから、すぐに得点を量産されたじゃないですか。その要因は何だったんでしょうか?(現時点で29 試合出場・15 得点)*4/26現在
鎌田:フランクフルトではあまり試合に出れなかったので、ゴールすることにこだわりを持って練習をしていました。それがこっちに来てから形にになったんだと思います。
あと移籍当初は誰もまだ僕のことを知らなかったので、マークも少なく、上手く点が取れていたと思います。
©STVV
ーー最近は、相手チームからも少し研究されてきたんですね?
鎌田:冬の移籍期間でメンバーが抜けて、僕のポジションも変わったし、さらにマークも以前より厳しくなってきました。ここ最近(取材時:3 月8 日)は点が取れてないというよりは、チャンス自体を作れていない状況です。
ーーチーム全体としてもということですよね?
鎌田:いや、チームは勝っているんで別に悪くないんです。僕自身もチャンスが来れば決められるでしょうけど、やり方が変わってシュートを打つところまで最近はいけてないんです。
ーー具体的にどの辺が変わったんですか?
鎌田:これまでツートップの一角をやってましたが、スタメンだった選手が2人抜けて、今はひとつ下がって中盤になっている感じです。
ーーFW のポジションからMFに変わりゴールに直結するチャンスが減ったんですね。ベルギーに来て、スパイクで何か変えたことはありますか?
©STVV
鎌田:日本では練習も試合も固定式のスパイクでしたが、海外に来てからは、練習からミックスソールのスパイクでやるようになりました。シント=トロイデンVV のホームスタジアムが人工芝ではじめは戸惑いました。ドイツでは人工芝のスタジアムでのプレーは無かったので。
ーー今までも年代別の代表には入っていますが、A代表への想いとかはありますか?
鎌田:入れればもちろん入りたいと思っていますし、そこは目指しながらずっとサッカーをしています。*3月のキリンチャレンジカップで日本代表初選出。3月22日のコロンビア戦に途中出場。
ーー海外で活躍する選手になることを目指している少年たちに、アドバイスをお願いします。
鎌田:こういう練習をしておけばいいとか、そういうのは無いですけど、毎日頑張って練習することが大事です。
――楽しんで取り組むことも⼤切ですよね?
鎌田:本当に楽しいと思ってサッカーをやるのは、小学校6年生くらいまでじゃないですかね。僕はそうでした。上を目指せば目指すほど、やはり精神的にしんどくなるし、難しくもなってくる面もあると思います。
ーー確かに。厳しい競争を勝ち抜いてきた鎌田さんが言うので説得力があります。ところで今履いているナイキのスパイクのモデルは何ですか?
©STVV
鎌田:ファントムというモデルです。
ーーこのスパイクの良さを教えてください。
鎌田:これまでは靴擦れをすることもあったんですけど、今のスパイクになってからはいっさい靴擦れがなくなったというのが一番いいところですね。自分の足に合っているのかなと思います。
ーー足に合う良きスパイクに出会えて良かったですよね。もしあれば、海外生活の中でこだわっていることを教えてください。
鎌田:よく寝ることですかね。
ーー1日何時間くらい寝るんですか?
鎌田:基本10時間は寝ます。
ーーそれは長いですね!そのおかげで怪我が少ないとかあるんですかね?
鎌田:しっかり回復できていると思います。オフの日などは12時間くらい寝たりしてますよ。
©STVV
ーー枕やマットレスにこだわったりしてるんですか?
鎌田:昔からずっと西川のマットレスを使っています。
ーー良い寝具でしっかり回復することが怪我をしない秘訣のひとつでもあるんですね。これまでヨーロッパでプレーしてきて得たものは何ですか?
鎌田:サッカー以外にも色々なことを知れて人として大きくなったと思います。日本は島国なので日本独特の文化などはありますが、ベルギーはたくさんの人種がいて、人間的な部分で色々知ることができ、感覚は変わりました。
ーー最後に直近の目標を教えてください。
鎌田:近い目標は、やはりチャンピオンズリーグで優勝を狙えるようなチームに行きたいというのが一番です。残りのシーズン、ここでどれだけ自分が良いプレーをできるかだと思います。
写真提供:STVV
STVV(シント=トロイデン日本公式サイト)