冨安健洋(シントトロイデン) インタビュー「Vol.3 これまでに対戦して嫌だった日本人選手は?」
10月12日のパナマ代表戦で日本代表デビューを飾った冨安健洋選手。A代表デビューとは思えないほど落ち着いてプレーしていたのは、恐らく年代別の日本代表で世界と戦った経験や、何より現在ベルギーリーグで開幕から全ての試合に先発フル出場を果たしている自信からくるものだろう。ベルギーの地でじっくり話を聞かせてもらった第3話をお届けする。
菊池 康平
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2018/10/17
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―― 当時(⾼校時代)、⾷事はどうしていましたか?
冨安 家で⾷べていて、⾷事は親が考えてくれていました。ユースの練習は18時からで、練習して疲れて帰ってくると、全然お腹が空いていない時もあるんですよ。
23 時頃からご飯を⾷べ始める時もあるので、全ては⾷べきれない時もありました。
―― ⾝体作りとして筋トレもやっていましたか?
冨安 やっていました。ユースのときは毎週⽕曜⽇が筋トレと⾛りの⽇で、他の⽇も練習が終わってからやっていました。
―― 今はいかがですか?
冨安 今もやっています。体重を増やしてもうちょっと強くならなきゃいけない感じですね。徐々にですが今後は3〜4kgくらい増やしたいです。
©STVV
―― ヨーロッパではより⾁体的な強さも求められますよね。プロになってからの初戦の相⼿はどこでしたっけ?
冨安 リーグ戦でのデビューはFC東京戦です。
―― 何かデビュー戦の思い出はありますか?
冨安 FC東京との試合はホームで勝ちました!当時はJ1で、ずっと勝てていなくて結果が必要な状況だったので「とりあえず勝てて良かった!」とほっとした記憶があります。
―― ヘディングで決めた初ゴールは第3節でしたよね?
冨安 はい、2017年のロアッソ熊本戦です。点を取るまでにけっこうな時間がかかってしまったんです。
―― 試合に出続けて⼿応えはどうでしたか?試合出場を重ねるにつれて余裕が出てきたりしたんじゃないですか?
冨安 ⾊々なポジションでプレーできたことも経験となりました。1年⽬のJ1のときは、4枚のセンターバックをやることはなくて、やっても3枚の左か、もしくはボランチでした。
2017年のアビスパではシーズン途中から4枚の真ん中をやることが多くなりました。
©STVV
―― ディフェンダーとしての経験が豊富な井原正⺒監督から何かアドバイスはありましたか?
冨安 そんなに多くを⾔う⼈じゃないですけど、相⼿の特徴によって対応を変えることだったり、ハードワークするとか、強い気持ちを持って戦うなどのアドバイスを頂きました。
――Jリーグでこの選⼿は嫌だったとか、凄かったな!という選⼿は?
冨安 Jリーグではやっていないんですけれど、リオ五輪にトレーニングパートナーで帯同させてもらった時に練習で対戦した興梠慎三選⼿(浦和レッズ)です。
そのときに嫌だなって思いましたね。動き出しも早いし、味⽅がボールを取りそうになった瞬間から動き出すので、どうしても先を取られちゃいますし。そういう意味では嫌な相⼿でしたね。
―― あのリオ五輪のチームはもったいなかったですよね。中島翔哉選⼿(ポルティモネンセ)や先ほどの興梠選⼿など良い選⼿が沢⼭いたじゃないですか!
あくまで傍から⾒ていた印象ですが、なんか上⼿くかみ合わなかった感じでしたよね?
冨安 あの世代はとても静かでした。こんなに静かなのか!と思うくらい静かでした。
――そうなんですね!!静かに淡々とやってる感じですか?
冨安 淡々とですね。
―― ムードメーカーがいて誰かをいじったりとかあったら、より⼀体感が⽣まれていたのかもしれませんね。
冨安 ⼀体感でいったら僕たちの世代の⽅があったと思います。
©STVV
―― ワールドユースに出た世代ですね!ワールドユースは昨年の5 ⽉くらいですよね。予選リーグはどこと対戦したんでしたっけ?
冨安 南アフリカ、ウルグアイ、イタリアです。
―― ディフェンダーをやっていてどうでしたか?
冨安 ⼤会を通してみても満⾜いくプレーが出来なかったですし、逆に評価を下げた⼤会だったと思っています。
―― ⽇本も個⼈的にも?
冨安 個⼈的にですが、後ろから⾒ていて⽇本は⼗分やれている感はありました。
©STVV
―― どんな課題が⼀番⾒えましたか?
冨安 勝負を決めるパワーの必要性を1 番感じました。ゴール前の攻防のところですね。細かいところはビルドアップなど⾊々な課題がありました。
Vol.4へ続く
写真提供:STVV
STVV(シント=トロイデン日本公式サイト)
https://stvv.jp/
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―― 当時(⾼校時代)、⾷事はどうしていましたか?
冨安 家で⾷べていて、⾷事は親が考えてくれていました。ユースの練習は18時からで、練習して疲れて帰ってくると、全然お腹が空いていない時もあるんですよ。
23 時頃からご飯を⾷べ始める時もあるので、全ては⾷べきれない時もありました。
―― ⾝体作りとして筋トレもやっていましたか?
冨安 やっていました。ユースのときは毎週⽕曜⽇が筋トレと⾛りの⽇で、他の⽇も練習が終わってからやっていました。
―― 今はいかがですか?
冨安 今もやっています。体重を増やしてもうちょっと強くならなきゃいけない感じですね。徐々にですが今後は3〜4kgくらい増やしたいです。
©STVV
―― ヨーロッパではより⾁体的な強さも求められますよね。プロになってからの初戦の相⼿はどこでしたっけ?
冨安 リーグ戦でのデビューはFC東京戦です。
―― 何かデビュー戦の思い出はありますか?
冨安 FC東京との試合はホームで勝ちました!当時はJ1で、ずっと勝てていなくて結果が必要な状況だったので「とりあえず勝てて良かった!」とほっとした記憶があります。
―― ヘディングで決めた初ゴールは第3節でしたよね?
冨安 はい、2017年のロアッソ熊本戦です。点を取るまでにけっこうな時間がかかってしまったんです。
―― 試合に出続けて⼿応えはどうでしたか?試合出場を重ねるにつれて余裕が出てきたりしたんじゃないですか?
冨安 ⾊々なポジションでプレーできたことも経験となりました。1年⽬のJ1のときは、4枚のセンターバックをやることはなくて、やっても3枚の左か、もしくはボランチでした。
2017年のアビスパではシーズン途中から4枚の真ん中をやることが多くなりました。
©STVV
―― ディフェンダーとしての経験が豊富な井原正⺒監督から何かアドバイスはありましたか?
冨安 そんなに多くを⾔う⼈じゃないですけど、相⼿の特徴によって対応を変えることだったり、ハードワークするとか、強い気持ちを持って戦うなどのアドバイスを頂きました。
――Jリーグでこの選⼿は嫌だったとか、凄かったな!という選⼿は?
冨安 Jリーグではやっていないんですけれど、リオ五輪にトレーニングパートナーで帯同させてもらった時に練習で対戦した興梠慎三選⼿(浦和レッズ)です。
そのときに嫌だなって思いましたね。動き出しも早いし、味⽅がボールを取りそうになった瞬間から動き出すので、どうしても先を取られちゃいますし。そういう意味では嫌な相⼿でしたね。
―― あのリオ五輪のチームはもったいなかったですよね。中島翔哉選⼿(ポルティモネンセ)や先ほどの興梠選⼿など良い選⼿が沢⼭いたじゃないですか!
あくまで傍から⾒ていた印象ですが、なんか上⼿くかみ合わなかった感じでしたよね?
冨安 あの世代はとても静かでした。こんなに静かなのか!と思うくらい静かでした。
――そうなんですね!!静かに淡々とやってる感じですか?
冨安 淡々とですね。
―― ムードメーカーがいて誰かをいじったりとかあったら、より⼀体感が⽣まれていたのかもしれませんね。
冨安 ⼀体感でいったら僕たちの世代の⽅があったと思います。
©STVV
―― ワールドユースに出た世代ですね!ワールドユースは昨年の5 ⽉くらいですよね。予選リーグはどこと対戦したんでしたっけ?
冨安 南アフリカ、ウルグアイ、イタリアです。
―― ディフェンダーをやっていてどうでしたか?
冨安 ⼤会を通してみても満⾜いくプレーが出来なかったですし、逆に評価を下げた⼤会だったと思っています。
―― ⽇本も個⼈的にも?
冨安 個⼈的にですが、後ろから⾒ていて⽇本は⼗分やれている感はありました。
©STVV
―― どんな課題が⼀番⾒えましたか?
冨安 勝負を決めるパワーの必要性を1 番感じました。ゴール前の攻防のところですね。細かいところはビルドアップなど⾊々な課題がありました。
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写真提供:STVV
STVV(シント=トロイデン日本公式サイト)