オリンピック銀メダリスト『竹内智香』選手に、モデル『ケリー』がインタビューvol.4「金メダルを獲れるかどうかは本当に神様のいたずら」
2014年ソチオリンピックで銀メダルを獲得し、来年の平昌オリンピックで金メダルを獲得するために調整中のスノーボードアルペン竹内智香選手に、健康的な美と明るさに溢れるモデルとして活躍するモデル・ケリーさんが、今後に向けた想いなどをうかがった。
佐久間秀実
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2017/11/08
<vol.1は、こちらから。>
<vol.2は、こちらから。>
<vol.3は、こちらから。>
ケリー:アンダーアーマーと、どうやって出会ったの?私は、ずっとかっこいいなと憧れていて去年から契約することができたの。
竹内:私は、アンダーアーマーと契約するアルペンスキー選手と仲良くなって、紹介をしてもらったんだ。着心地と肌触りが良くて、デザインが良くて、サイズも私に合ってるものがあるのが魅力だよ。
ケリー:オシャレでサイズも合うし、良いよね。
竹内:靴も履きやすくて、いいよね。
ケリー:そうだよね。洗う時は、洗濯機に入れちゃってる。
竹内:本当に?洗濯機に入れてるの?
ケリー:入れちゃうの(笑)。
竹内:靴を入れるのは、初めて聞いた(笑)。
ケリー:え、入れないの?(笑)。特に、白のスニーカーとか、すぐに汚れちゃうから。
竹内:洗濯機は壊れない?
ケリー:壊れないよ(笑)。お母さんから教わったの(笑)。楽だからね。
竹内:ふーん、凄い(笑)。
ケリー:今後のスケジュールは?
竹内:10月中旬からアメリカに1ヶ月間行って、帰国して国内で調整して、次はフィンランドに行ってからワールドカップの開幕戦でイタリアに行く。
ケリー:世界一になりたいとのことだけど、ワールドカップで優勝したよね。
竹内:うーん、優勝するまでに時間がかかったし、ずっと2位が多かったから、やっと世界一を手に入れることができたという喜びもあったよね。その時は満足したけれど、日本人の人達は、2位や3位でも凄く評価してもらえるから、私はあまり優勝に執着してなかったのかなと思う。
前回のソチ五輪で2番目だったから、今度は平昌で優勝したいっていう想いが強くなったし、きっと次勝てたら今までにない感情を味わえるんだろうな。
ケリー:優勝するための課題とかあるの?
竹内:持っている技術やフィジカルについては、やり尽して準備はできているから、あとはオリンピックには運が必要だし、そういう星の下にいないと獲れないのが金メダルだからね。
ケリー:どういう所で運が必要と思う?
竹内:それって、凄く難しいけど、私が勝手に思っているのは、本当に沢山の人達がその人の優勝を願ったりしてくれたりとか、そういう1人1人の想いが金メダルを引き寄せてくれるのかなと。私を応援してくれる人達に対しても胸を張っていられるように、トレーニングも頑張り切りたいから、1つ1つやるべきことをしっかりとやっていったら自然と応援してくれる人も増えて、金メダルも自分のところに舞い込んでくるのかなと思っているよ。
ケリー:緊張することはある?
竹内:ないかな。本当に応援してくれている人達は、この4年間の努力も過程も見てくれているから、どんな結果でも受け入れてくれるんだろうと思っている。でも、もちろん勝つつもりでいるし、勝ちたいよ。
ケリー:緊張するのは仕方ないし、イベントや撮影でかなり緊張してて、手が震えたりして、どこを見ればいいのか分からないことがあったよね。緊張は毎回あるし、準備が必要なのかな。
智香ちゃんのように、私も勝つことが好きだし、悔しい想いをすると諦めたくないよね。勝つまでが大変だけど、勝てることにより人間的にも成長すると思えるよ。
竹内:ケリーと出会ってから、食事やファッションとか今まであまり関心なかったことに興味を持てるようになったし、感謝してる。私も女性としても磨けるようになりたいし、オリンピックで表彰台に立った時にアスリートとしてだけではなく1人の女性としてもありたいなとケリーを見てて思うし、私にないものをケリーから少しでも吸収したいね。
ケリー:ありがとう。最後に、平昌オリンピックに向けた想いを教えてくれる?
竹内:やる事はやった、それがレースでスタートに立つための全てだから、やる事をやっても必ず金メダルに結び付くわけではないし、金メダルを獲れるかどうかは本当に神様のいたずらのように起きてくるものだと思うよね。
自分に対して過大な評価や期待をしないようにとも考えてるし、もし良くない方向に転がって結果が出なくて上手くいかなかったとしても、それは必ず起こるべくして起きたんだ、必然なんだと思って、良い結果も悪い結果も全部受け入れようと思っているね。
ソチオリンピックの時もやる事はやったし、あの結果に対しても受け入れているので、それだけでちょっとは気持ちが少しは楽になるし、最後に究極に達する時は吐きそうになるほど緊張する時もあるけど、その時は「命はある。生きていられるんだから大丈夫。」って考えているよ。
ケリー:応援してるし、観に行くので楽しみにしてるよ。
竹内:ありがとう! (了)
■プロフィール
竹内智香(たけうち ともか)
出身地 北海道旭川市
出身校 クラーク記念国際高等学校
所属 広島ガス 女子スノーボードアルペンの第一人者として4度のオリンピックに出場。
2006-2007シーズン全日本選手権優勝。2006冬季トリノ五輪9位。2008-2009シーズンワールドカップランキング3位。2010冬季バンクーバー五輪13位。 2014冬季ソチ五輪2位。
Website http://www.tomoka-t.net/
Blog http://blog.tomoka-t.net/
Twitter https://twitter.com/blackpearljp
Instagaram https://www.instagram.com/tomoka_takeuchi/
ケリー http://tencarat-plume.jp/models/details/kelly.shtml
ブラジル・サンパウロ出身。健康的な明るさが魅力のモデルとして、女性ファッション誌「CLASSY.」、「BAILA」のレギュラーモデルの他、数々のファッション誌、ファッションショー、広告、TV等で活躍中。スーパーフードやローフード、ヨガにも造詣が深く、そのヘルシーなライフスタイルも多くの女性から高い支持を受けている。
Blog https://lineblog.me/kelly_official/
Instagram https://www.instagram.com/kellymisawa/?hl=ja
Twitter https://twitter.com/kellymisawa
取材協力/株式会社ドーム テンカラットプリューム
取材写真/佐久間秀実
<vol.2は、こちらから。>
<vol.3は、こちらから。>
ケリー:アンダーアーマーと、どうやって出会ったの?私は、ずっとかっこいいなと憧れていて去年から契約することができたの。
竹内:私は、アンダーアーマーと契約するアルペンスキー選手と仲良くなって、紹介をしてもらったんだ。着心地と肌触りが良くて、デザインが良くて、サイズも私に合ってるものがあるのが魅力だよ。
ケリー:オシャレでサイズも合うし、良いよね。
竹内:靴も履きやすくて、いいよね。
ケリー:そうだよね。洗う時は、洗濯機に入れちゃってる。
竹内:本当に?洗濯機に入れてるの?
ケリー:入れちゃうの(笑)。
竹内:靴を入れるのは、初めて聞いた(笑)。
ケリー:え、入れないの?(笑)。特に、白のスニーカーとか、すぐに汚れちゃうから。
竹内:洗濯機は壊れない?
ケリー:壊れないよ(笑)。お母さんから教わったの(笑)。楽だからね。
竹内:ふーん、凄い(笑)。
ケリー:今後のスケジュールは?
竹内:10月中旬からアメリカに1ヶ月間行って、帰国して国内で調整して、次はフィンランドに行ってからワールドカップの開幕戦でイタリアに行く。
ケリー:世界一になりたいとのことだけど、ワールドカップで優勝したよね。
竹内:うーん、優勝するまでに時間がかかったし、ずっと2位が多かったから、やっと世界一を手に入れることができたという喜びもあったよね。その時は満足したけれど、日本人の人達は、2位や3位でも凄く評価してもらえるから、私はあまり優勝に執着してなかったのかなと思う。
前回のソチ五輪で2番目だったから、今度は平昌で優勝したいっていう想いが強くなったし、きっと次勝てたら今までにない感情を味わえるんだろうな。
ケリー:優勝するための課題とかあるの?
竹内:持っている技術やフィジカルについては、やり尽して準備はできているから、あとはオリンピックには運が必要だし、そういう星の下にいないと獲れないのが金メダルだからね。
ケリー:どういう所で運が必要と思う?
竹内:それって、凄く難しいけど、私が勝手に思っているのは、本当に沢山の人達がその人の優勝を願ったりしてくれたりとか、そういう1人1人の想いが金メダルを引き寄せてくれるのかなと。私を応援してくれる人達に対しても胸を張っていられるように、トレーニングも頑張り切りたいから、1つ1つやるべきことをしっかりとやっていったら自然と応援してくれる人も増えて、金メダルも自分のところに舞い込んでくるのかなと思っているよ。
ケリー:緊張することはある?
竹内:ないかな。本当に応援してくれている人達は、この4年間の努力も過程も見てくれているから、どんな結果でも受け入れてくれるんだろうと思っている。でも、もちろん勝つつもりでいるし、勝ちたいよ。
ケリー:緊張するのは仕方ないし、イベントや撮影でかなり緊張してて、手が震えたりして、どこを見ればいいのか分からないことがあったよね。緊張は毎回あるし、準備が必要なのかな。
智香ちゃんのように、私も勝つことが好きだし、悔しい想いをすると諦めたくないよね。勝つまでが大変だけど、勝てることにより人間的にも成長すると思えるよ。
竹内:ケリーと出会ってから、食事やファッションとか今まであまり関心なかったことに興味を持てるようになったし、感謝してる。私も女性としても磨けるようになりたいし、オリンピックで表彰台に立った時にアスリートとしてだけではなく1人の女性としてもありたいなとケリーを見てて思うし、私にないものをケリーから少しでも吸収したいね。
ケリー:ありがとう。最後に、平昌オリンピックに向けた想いを教えてくれる?
竹内:やる事はやった、それがレースでスタートに立つための全てだから、やる事をやっても必ず金メダルに結び付くわけではないし、金メダルを獲れるかどうかは本当に神様のいたずらのように起きてくるものだと思うよね。
自分に対して過大な評価や期待をしないようにとも考えてるし、もし良くない方向に転がって結果が出なくて上手くいかなかったとしても、それは必ず起こるべくして起きたんだ、必然なんだと思って、良い結果も悪い結果も全部受け入れようと思っているね。
ソチオリンピックの時もやる事はやったし、あの結果に対しても受け入れているので、それだけでちょっとは気持ちが少しは楽になるし、最後に究極に達する時は吐きそうになるほど緊張する時もあるけど、その時は「命はある。生きていられるんだから大丈夫。」って考えているよ。
ケリー:応援してるし、観に行くので楽しみにしてるよ。
竹内:ありがとう! (了)
■プロフィール
竹内智香(たけうち ともか)
出身地 北海道旭川市
出身校 クラーク記念国際高等学校
所属 広島ガス 女子スノーボードアルペンの第一人者として4度のオリンピックに出場。
2006-2007シーズン全日本選手権優勝。2006冬季トリノ五輪9位。2008-2009シーズンワールドカップランキング3位。2010冬季バンクーバー五輪13位。 2014冬季ソチ五輪2位。
Website http://www.tomoka-t.net/
Blog http://blog.tomoka-t.net/
Twitter https://twitter.com/blackpearljp
Instagaram https://www.instagram.com/tomoka_takeuchi/
ケリー http://tencarat-plume.jp/models/details/kelly.shtml
ブラジル・サンパウロ出身。健康的な明るさが魅力のモデルとして、女性ファッション誌「CLASSY.」、「BAILA」のレギュラーモデルの他、数々のファッション誌、ファッションショー、広告、TV等で活躍中。スーパーフードやローフード、ヨガにも造詣が深く、そのヘルシーなライフスタイルも多くの女性から高い支持を受けている。
Blog https://lineblog.me/kelly_official/
Instagram https://www.instagram.com/kellymisawa/?hl=ja
Twitter https://twitter.com/kellymisawa
取材協力/株式会社ドーム テンカラットプリューム
取材写真/佐久間秀実