反骨心で勝ち取った信頼を自信に変えて J1の舞台に挑む町田也真人の覚悟 【前編】
「本当にいろんなことがありました。ジェフでは、ドン底も味わったけど、最後は10番を背負わせてもらい、成長を実感することができました。唯一の心残りは、J1に昇格できなかったことですね。」
こう語るのは、今季よりJ1松本山雅FC(以下、松本山雅)でプレーすることが決まっている町田也真人(29)だ。
2018年12月17日、ジェフユナイテッド千葉(以下、ジェフ)より、松本山雅へ移籍することが公式発表されると、SNS上は、惜しみつつも町田の新たなチャレンジを後押しするサポーターたちのコメントが溢れた。しかも、驚くべきことに、この移籍発表に際して、サポーターからの批判の声が町田の耳に入ることはなかったという。
中心選手としての立場を確立し、これほどまでにサポーターから愛されながらも、なぜ町田は、新たな挑戦をすることを選んだのか。彼のこれまでのジェフでのキャリアを振り返りながら、来季から新天地・松本山雅へ移籍するに至った決意の真相に迫る。
もっと読む