14歳以下の世界大会「UTLC Cup」に横浜F・マリノスが出場し3位に!技術力と戦術に現地は驚愕
8月20日〜25日にかけて、昨年サッカーW杯が開催されたロシア、モスクワで、U14のサッカー国際大会「UTLC Cup 2019」開催され、日本からは横浜F・マリノスのユースチームが出場。並み居る強豪を抑えて3位という成績を収めた。今回はその様子をレポートする。
白鳥 純一
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2019/09/16
「UTLC Cup」は2017年、世界大手の鉄道会社「JSC Russia Railways」と、ベラルーシとカザフスタンの鉄道会社が共同で株式を保有して経営されている物流会社「JSC United Transport and Logistics Company(Eurasian Rail Alliance)」をメーンスポンサーとして、スポーツによる育成世代の国際交流・強化、スポーツ振興・発展を目的として創設された。
大会の出場選手はU14の選手が対象。若きタレントのレベル向上、国際試合による経験や学習、さらにはコーチ・スタッフ・選手の国際交流の促進を目的としている。
URL:UTL CUP 公式ホームページ
今回大会は、普段はFCロコモティフ・モスクワがユース専用スタジアムとして使っている「スパサン・アリーナ」で行われ、日本の横浜F・マリノスを始め、バルセロナ(スペイン)、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)、インテル(イタリア)、オリンピック・リヨン(フランス)といったヨーロッパを代表する錚々たるクラブ、全10チームによって争われた。
初めてのロシア遠征で慣れない環境のなか、現地での生活にすぐに対応。
「勝利の秘訣はチーム力。みんなで助け合って優勝したい」(大當侑選手)と話す選手の想いを表すかのように、初戦はインテルに1-2で敗れるものの、続くFC アスタナ戦に3-0、さらにはドルトムントにも1-0で勝利。
そして、準決勝進出がかかったCSKAモスクワとのグループ最終戦では、0-2から圧巻の逆転勝ち(スコアは3-2)を収めた。
横浜F・マリノスの選手たちは、試合中は固さから本来の力を発揮出来ない場面も見られたものの、見事1位で準決勝進出。
その後、準決勝でFCロコモティフ・モスクワに3-0で惜しくも破れたものの、インテルとの再戦となった3位決定戦では、2-2で迎えたPK戦を5-3でものにして勝利。大会3位という好成績を残した。
しかし、3位という結果以上に、大会関係者にインパクトを与えたのが、マリノスの個人技術やグループ戦術のレベルの高さだ。
大会関係者や観戦者にも大きな驚きをもたらし、他チームのコーチやロシアのサッカー関係者からは、マリノスの育成システムに関する質問が多く聞かれた。
今大会の決勝戦は、FCロコモティフ・モスクワトップチームのホームスタジアムであるRZDアリーナで行われた。
6000人の観客が見守るなか、ホームチームのFCロコモティフ・モスクワとFCバルセロナが対戦。FCバルセロナがFCロコモティフ・モスクワを破り、優勝を飾った。
この大会は今年で3回目の大会であるものの、育成世代の大会という枠を超えた規模の大きさ、さらにはオーガナイズのレベルの高さから、既にヨーロッパの多くのビッククラブから来年の参加オファーが届いていいる。
来年も同時期に「UTLC Cup 2020」は開催され、大会の模様は、全試合YouTubeにてライブ配信が予定されることとなっている。
ぜひこの機会に、将来の世界的大スターの活躍を、いち早くご覧になられてみてはいかがでしょうか。
【協力】一般社団法人EU JAPAN SPORTS
大会の出場選手はU14の選手が対象。若きタレントのレベル向上、国際試合による経験や学習、さらにはコーチ・スタッフ・選手の国際交流の促進を目的としている。
URL:UTL CUP 公式ホームページ
今回大会は、普段はFCロコモティフ・モスクワがユース専用スタジアムとして使っている「スパサン・アリーナ」で行われ、日本の横浜F・マリノスを始め、バルセロナ(スペイン)、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)、インテル(イタリア)、オリンピック・リヨン(フランス)といったヨーロッパを代表する錚々たるクラブ、全10チームによって争われた。
初めてのロシア遠征で慣れない環境のなか、現地での生活にすぐに対応。
「勝利の秘訣はチーム力。みんなで助け合って優勝したい」(大當侑選手)と話す選手の想いを表すかのように、初戦はインテルに1-2で敗れるものの、続くFC アスタナ戦に3-0、さらにはドルトムントにも1-0で勝利。
そして、準決勝進出がかかったCSKAモスクワとのグループ最終戦では、0-2から圧巻の逆転勝ち(スコアは3-2)を収めた。
横浜F・マリノスの選手たちは、試合中は固さから本来の力を発揮出来ない場面も見られたものの、見事1位で準決勝進出。
その後、準決勝でFCロコモティフ・モスクワに3-0で惜しくも破れたものの、インテルとの再戦となった3位決定戦では、2-2で迎えたPK戦を5-3でものにして勝利。大会3位という好成績を残した。
しかし、3位という結果以上に、大会関係者にインパクトを与えたのが、マリノスの個人技術やグループ戦術のレベルの高さだ。
大会関係者や観戦者にも大きな驚きをもたらし、他チームのコーチやロシアのサッカー関係者からは、マリノスの育成システムに関する質問が多く聞かれた。
今大会の決勝戦は、FCロコモティフ・モスクワトップチームのホームスタジアムであるRZDアリーナで行われた。
6000人の観客が見守るなか、ホームチームのFCロコモティフ・モスクワとFCバルセロナが対戦。FCバルセロナがFCロコモティフ・モスクワを破り、優勝を飾った。
この大会は今年で3回目の大会であるものの、育成世代の大会という枠を超えた規模の大きさ、さらにはオーガナイズのレベルの高さから、既にヨーロッパの多くのビッククラブから来年の参加オファーが届いていいる。
来年も同時期に「UTLC Cup 2020」は開催され、大会の模様は、全試合YouTubeにてライブ配信が予定されることとなっている。
ぜひこの機会に、将来の世界的大スターの活躍を、いち早くご覧になられてみてはいかがでしょうか。
【協力】一般社団法人EU JAPAN SPORTS