「街を元気で笑顔にしたい」田中将斗&グレートサスケらが千葉県多古町でチャリティプロレスを開催
「街を元気で笑顔にしたい」を目標にした多古町チャリティプロレス(千葉県・多古町コミュニティプラザ文化ホール)が、9月10日に2度目の開催を迎える。 イベントの実施に先立ち、プロモーターの荒井英夫氏を始め、田中将斗選手、ザ・グレート・サスケ選手、ウクライナ難民のコリエスニコヴァ・クセーニャ氏らが会見を行った。
KING GEAR編集部
|
2022/09/06
写真は、多古町のマスコットキャラクタ「ふっくらたまこ」
千葉県多古町は、成田空港に程近い県の北東部に位置する豊かな田園風景が広がる街で、特産品の多古米は、皇室献上米になるほどの高い品質で、人気を博している。
主催する荒井英夫会長(真ん中)は「多古町は人口14,000人の小さな街。水がきれいで多古米がおいしいところです。多古町に来たとき食べた多古米がおいしくて、多古町で何かできないかということで去年やりました。今年は去年より素晴らしいものにしたい」と意気込みを口にする。
多古町の活性化以外にも、復活を目指す大谷晋二郎選手が提唱しているイジメ撲滅運動(ピンクTシャツ運動)、そしてウクライナ人道支援など、多古町チャリティプロレスの開催趣旨を説明した。
メインマッチとして、田中将斗選手、ザ・グレート・サスケ選手による世界ヘビー級選手権が行われることが決定した。 「最高の試合を多古町の皆さんにお見せしたい。地方で組まれることは今までになかったような素晴らしい試合を楽しみにしてほしいですし、(頚髄の怪我からの復活を目指す)大谷選手に「俺たちはやってるんだよ」というのを見せていければうれしい」と荒井氏が抱負を語った。
王者の田中将斗選手は、「この話を聞き、“多古町を元気にしたい”と2つ返事でやらしていただくことになりました。入場は無料なので、多古町の皆さんに来ていただいて、第1試合から堪能してもらい、募金活動に協力していただければと。杉浦(貴)さんから、ベルト獲って、初の防衛戦になるので大事な試合です。大先輩であるサスケさんの挑戦受ける緊張やプレッシャーもありますが、最高のカードで多古町を盛り上げます!」と力を込めた。
続けて挑戦者のサスケは、「1つは多古町の皆さまが歓迎してくださる。多古米はおいしいし、水もおいしい。“第2の東北”が見つかったような気持ちです。多古町をもっと知りたい、お邪魔したい、プロレスをやってみたい。昨年大好評だったので、趣旨に賛同して出ることになりました。
それと、大谷選手が頚髄に大ケガをして戦っている大谷選手も、戦禍にあるウクライナも、不可能な戦いをしています。勝てないかもしれない、でも勝たなきゃいけない。ウクライナの男性の気持ちを思うと、私も不可能にチャレンジしたいということで、田中選手に挑戦させていただきたい。
私はジュニアですが、あえてヘビー級のタイトルに挑戦します、私の中での戦いです。大谷選手、ウクライナの皆さん、頑張って!という思いで挑んでみたいと思います」と意気込んだ。
会見には、5月に日本に避難してきたとういうウクライナ人女性のコリエスニコヴァ・クセーニャさんも同席。 「ウクライナの7倍ほどの武器や弾薬を持っているといわれるロシアは、今も豊富な弾薬をウクライナ領に放っています。ウクライナへの援助はありがたい。情報が少なかろうとも、我々のために立ち上がってくれてありがたいことだと思います」と話した。
「まだまだ多古町のみならず、地域の皆様を巻き込める余地があると確信している」と意気込む荒井氏は、クラウドファンディングも実施している。
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/617179?list=fresh
タコマツリ2022多古町チャリティプロレス&ウクライナ人道支援イベント
日時:2022年9月10日(土)10:00~18:00
場所:多古町コミュニティプラザ文化ホール&多古町保健福祉センター駐車場
住所:千葉県香取郡多古町多古2855
※ウクライナ人道支援募金として、500円以上の募金をお願いします。
詳細はこちら:https://www.z-1.co.jp/event/detail_20220910.html