大迫勇也インタビューVol.3 「“大迫半端ない”は、悪い気はしないけど、いい気もしない(笑)」
日本代表のエース候補・大迫勇也選手のインタビュー最終回は、スパイク選びのポイントや禁断の(?)“大迫半端ない”について、どう思っているのかを直撃した。
菊池 康平
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2017/02/20
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――シーズンを通して、スパイクは何足ぐらい履きますか?
大迫:2016年から人工皮革のスパイクを履いているので、半年で固定式のスパイクを二足、取り替え式を二足しか使っていません。手入れにしても、人工皮革なので練習が終わって芝を落として、ちょっと拭くぐらいです。基本的に一足を履き続けて、壊れたら替えます。シンプルです。
――人工皮革と天然皮革の違いはどんなところに感じますか?
大迫:ドイツは天気が悪い日が多いので、天然皮革の場合、革が伸びちゃうんです。ドイツに来てから、スパイクは蹴りやすい、蹴りにくいではなく、動くときにロスが出ないことを重視しています。滑らないこと、ターンなど動く時に、革が伸びずにしっかりフィットする点を大事にしています。
――ケルンは1回、何時間ぐらいトレーニングをするのですか?
大迫: 2時間ぐらいですね。試合に良いコンディションで臨むため、週の初めはきつい練習ですけど、試合が近くなるにつれて強度を落としていきます。ずっと強度の高い練習という訳ではなく、やるときはやるみたいな感じです。
――なるほど。試合ではフォワードとして、チームが勝っても自分が点を取らないと満足しないという気持ちはありますか?
大迫:そうですね。チームが勝つことが一番で、勝てば嬉しいですけど、点を取っていないと心の底から喜べないのはありますね。ただ、一番は勝つためにやっているので、そのためにゴールを取りたいですね。
――キングギアの読者に、スパイク選びのアドバイスをお願いします。
大迫:やっぱり、足に合う物を履いてほしいですよね。派手なのとか、見た目を気にせず、足にフィットする物を選んでほしいです。
――今のスパイクは見た目も進化していますよね。
大迫:見た目も大事かもしれませんが、怪我をしないことが一番なので、無理して足に合わない物を履かないで欲しいです。見た目の良いスパイクを履いたからといって、点が取れるわけではないですから。足にフィットして動きやすいスパイクの方が、絶対いいですよ!
――大迫さんが履いているアシックスは履きやすいですか?
大迫:おそらく、日本人の足に一番合っていると思います。ランニングシューズもスパイク同様、履きやすいです。履いていて、違和感がないんですよね。
――スパイクの話と同じぐらい聞きたい質問なのですが、高校時代、滝川第二の中西選手から「大迫半端ない」って言われた時、どう思いました?
大迫:最初は、何を言ってんだと思いましたよ(笑)
――日本代表のサウジアラビア戦(2016年11月)でも「大迫半端ない」というフラッグが観客席に掲げられていましたね。
大迫:このことを機に、覚えてくれたらいいんですけど(笑)
――キャッチフレーズ的な! 悪い気はしないですよね?
大迫:悪い気もしないですが、いい気もしないです(笑)
――なるほど(笑)。最後に2017年の目標を聞かせてください。
大迫:クラブで結果を出すことが一番なので、今年はクラブでしっかりと結果を出したいと思います。その先に代表があるという感じです。まずはクラブで結果を出して、成長して、代表でも良いプレーをして、点を取る姿を見せることができればいいなと思います。(了)
取材協力/株式会社SARCLE
写真/瀬川泰祐、清水知良(日本代表)
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――シーズンを通して、スパイクは何足ぐらい履きますか?
大迫:2016年から人工皮革のスパイクを履いているので、半年で固定式のスパイクを二足、取り替え式を二足しか使っていません。手入れにしても、人工皮革なので練習が終わって芝を落として、ちょっと拭くぐらいです。基本的に一足を履き続けて、壊れたら替えます。シンプルです。
――人工皮革と天然皮革の違いはどんなところに感じますか?
大迫:ドイツは天気が悪い日が多いので、天然皮革の場合、革が伸びちゃうんです。ドイツに来てから、スパイクは蹴りやすい、蹴りにくいではなく、動くときにロスが出ないことを重視しています。滑らないこと、ターンなど動く時に、革が伸びずにしっかりフィットする点を大事にしています。
――ケルンは1回、何時間ぐらいトレーニングをするのですか?
大迫: 2時間ぐらいですね。試合に良いコンディションで臨むため、週の初めはきつい練習ですけど、試合が近くなるにつれて強度を落としていきます。ずっと強度の高い練習という訳ではなく、やるときはやるみたいな感じです。
――なるほど。試合ではフォワードとして、チームが勝っても自分が点を取らないと満足しないという気持ちはありますか?
大迫:そうですね。チームが勝つことが一番で、勝てば嬉しいですけど、点を取っていないと心の底から喜べないのはありますね。ただ、一番は勝つためにやっているので、そのためにゴールを取りたいですね。
――キングギアの読者に、スパイク選びのアドバイスをお願いします。
大迫:やっぱり、足に合う物を履いてほしいですよね。派手なのとか、見た目を気にせず、足にフィットする物を選んでほしいです。
――今のスパイクは見た目も進化していますよね。
大迫:見た目も大事かもしれませんが、怪我をしないことが一番なので、無理して足に合わない物を履かないで欲しいです。見た目の良いスパイクを履いたからといって、点が取れるわけではないですから。足にフィットして動きやすいスパイクの方が、絶対いいですよ!
――大迫さんが履いているアシックスは履きやすいですか?
大迫:おそらく、日本人の足に一番合っていると思います。ランニングシューズもスパイク同様、履きやすいです。履いていて、違和感がないんですよね。
――スパイクの話と同じぐらい聞きたい質問なのですが、高校時代、滝川第二の中西選手から「大迫半端ない」って言われた時、どう思いました?
大迫:最初は、何を言ってんだと思いましたよ(笑)
――日本代表のサウジアラビア戦(2016年11月)でも「大迫半端ない」というフラッグが観客席に掲げられていましたね。
大迫:このことを機に、覚えてくれたらいいんですけど(笑)
――キャッチフレーズ的な! 悪い気はしないですよね?
大迫:悪い気もしないですが、いい気もしないです(笑)
――なるほど(笑)。最後に2017年の目標を聞かせてください。
大迫:クラブで結果を出すことが一番なので、今年はクラブでしっかりと結果を出したいと思います。その先に代表があるという感じです。まずはクラブで結果を出して、成長して、代表でも良いプレーをして、点を取る姿を見せることができればいいなと思います。(了)
取材協力/株式会社SARCLE
写真/瀬川泰祐、清水知良(日本代表)
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