フットサル日本代表・滝田学と中井健介が語るギア Vol.4「新品のシューズを好む滝田、壊れる手前のシューズを好む中井」
プレースタイルもシューズへのこだわりも対象的な2人の最終話。1足を育てることを大事にしている中井に対して滝田のこだわりは。最後にフットサルシューズの選び方のポイントも語ってもらった。
菊池 康平
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2017/03/25
<前回のVol.1はこちら>
<前回のVol.2はこちら>
<前回のVol.3はこちら>
菊池:シューズに関する思い出などはありますか? このシューズを履いて代表でいいプレーができた!とか。
滝田:シューズで悩んでいた時期があったんです。マメができちゃうとかですが。 そんな時に自分に合うシューズが見つかって、単純にいいプレーができた時は嬉しかったです。 マメも足に合うシューズだとなくなっていくんですよね。
本当にちょっとした事だと思うんですよ。別に足幅が変わったとかそういうわけじゃなく、ちょっとしたシューズの紐の入れ方とかソールの出っ張り具合とか、ちょっとのことでマメが一気になくなっていきました。
ちょっとした問題なのにプレーに影響するって考えたら、物凄くシューズって大事なんだなって思った記憶があります。食事などももちろん大事ですけど、毎日履くシューズは特に大事だと思っています。
菊池:中井選手は?
中井:細かいところで同じシューズでも1足1足若干違う気がするんです。 それは自分の感覚なのか、それとも自分の状態なのか、シューズそのものなのか、わからないですけれど。僕は1足を育てることを凄く大事にしているんです。
例えば、地面を蹴ってしまってつま先部分が削れたらそのシューズはもうベストじゃないわけですよね。
また、僕はスライディングをしてアウトサイドの部分が破れたりするんですけど、その破れる直前というか、ちょっと広がったぐらいがちょうどいいって微妙な感覚を履いていく中でなじませていくんです。
なじませた中で自分が「あ、コレだな!」ってところにもっていくことが本当に好きなんです。
菊池:育てるというか、足にシューズを合わせる感覚ですかね?
中井:そうですね。それで壊れてしまう時もあるし、何度履いてもうまくいかなかったこともあります。 育てていって試合で履いて活躍することがシューズへの思いです。
菊池:だから少ない足数で回しているんですね。
中井:そうですね。その気に入って育てたものを長く履くんです。
菊池:その壊れる手前ぐらいがもしかしたら一番脂がのっている感じなんですかね?
中井:そうですね。
滝田:僕は新品を履くんですよ。
中井:滝田さんとは逆なんですよ!
菊池:試合で新品を履くんですか?
滝田:試合で新品をおろしちゃうんですよ。 中井選手はなじませながら試合を迎えるタイプなんですけど。
菊池:新しいシューズで試合に臨むときもあるということですよね?
滝田:全然ありますよ。
菊池:それでなおかつ前半と後半でシューズを替えるんですよね?
滝田:そうですね。
中井:いやそれは僕にとっては全くイメージがわかないですね。 多分体重も違うし、プレースタイルも違うから、シューズに与える影響力とか圧力が違うんでしょうけど。僕が使っても革はすぐ柔らかくならないですもん。
滝田:僕は多分アップで履けばすぐ柔らかくなると思います。
菊池:シューズが体重やプレースタイルとかに左右されるんですね?
滝田:それもあると思います。
菊池:これはフットサル選手ならではですね。そしてプレースタイルが対照的なお二人だから出る話ですね。
滝田 中井:確かに・・・(笑)
菊池:これからフットサルをやるプレーヤーに向けて、フットサルシューズの選び方のポイントなどを教えてください。
滝田:一つはどういうプレーをしたいかは大事ですね。さっきも言いましたけど「トゥーキックでシュートを決めたい」とか、「強いシュートを打ちたい」とか、「身軽なプレーをしたい」とかは間違いなく選ぶポイントになると思います。
あとは革ですね。合皮がいいのかカンガルーがいいのかの好みは大事で、最初にシューズを履いた感覚がきつくてもそれが履いていくうちに良くなる可能性があるので、そこの感覚は捨てるのではなくて、「こういう感覚なんだ。でも試してみてもいいかな?」って考えてほしいですね。
最初きつくても革によっては履いていくうちに自分の形にフィットして「このぐらいの重さだったらいいのに」という重さがマッチしていれば、一回履きならしてみるとすごくいいシューズになる可能性はあります。
履き方とシューズの種類によってシューズの変化は全然違うので中井選手がシューズを育てるって言ってましたけど、育て方によって全然違うシューズになると思います。だからどんなプレーをしたいのかが凄く大事かなって思います。
菊池:楽しみでフットサルをやっている人はプレーがどうのこうのというより、まずは好きなメーカーから入っちゃったりとか、そういった先入観で選ぶ人も多いと思うのでその考えは深いですね。
滝田:そうですね。でもメーカーで選ぶというのもテンションが上がるポイントだと思うので・・・。 ホントそうですね。あとはGALLERY2で買って頂いて・・・(笑)
菊池:(ペスカドーラ町田の)スポンサー様ですね(笑)
滝田:よろしくお願いします(笑)
菊池:中井選手は?
中井:1つでも2つでも何かこだわりを見つけてもらったらと思います。 外国人はこだわりを持っていないと話してましたけど、僕はこだわりを持った方がシューズ選びが面白くなると思います。
僕にはシューズを育てて自分に合った軽さと、地面との距離感とフィット感というこだわりがあって、滝田選手にはまた違うこだわりがあって、こだわりを見つけることによって色々なシューズを履いた時に様々な部分で違いを見つけられますし面白いと思います。
菊池:もちろん床のピッチと人工芝のピッチとではまた違いますよね?
滝田:違いますね。僕は人工芝でもポイントのないフラットなシューズを履きたいですね。
菊池:普通、人工芝だとポイントがついているシューズを履きますよね?
滝田:そうですね。芝が長いとトレーニングシューズの方がいいですね。
菊池:滑りすぎちゃいますからね。でもポイントがついているシューズだとまた足の裏の使い方が変わってきますよね?
滝田:そうですね。
菊池:アマチュアの選手でもこれ(ソールが飴色)を履いてロングパイルでプレーする人もいるし、ポイントつきの止まるシューズでプレーする人もいます。プレースタイルとか好みですよね。床でプレーする際はシューズの裏に滑り止めとかつけるんですか?
滝田:ソールにはつけないですね。ただ海外などでスポーツコートがやたら滑るとことかは、競技規則に違反しているっぽいんですけど、松ヤニをつけているみたいです。 ワールドカップなんかでも松ヤニをつけている国があったみたいです。
個人的にはインソールには滑り止めを入れるときはありますよ。新しいソックスの時とかは滑りやすいのでシューズの中ですれて滑らないようにすることはありますね。
菊池:ソックスはサッカーと同じなんですか?
滝田:同じですね。でもソックスも気にしている人もいるよね?
中井:ソックスだけでも全然違います。
滝田:だからソックスをくるぶしあたりでカットして、自分の履きたいソックスを履いてテーピングで止める選手は多いですね。
菊池:最後になにかありますか?
滝田:是非GALLERY2で買ってください(笑) でもホントにGALLERY2の店員さんのシューズのアドバイス力は物凄く高いです。
菊池:対照的な二人の話は面白かったです。ありがとうございました!(了)
取材協力/T-BALANCE(スポーツジム)
写真/㈱カルーテ 菅優樹、プレイ写真(ASV PESCADOLA MACHIDA)
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菊池:シューズに関する思い出などはありますか? このシューズを履いて代表でいいプレーができた!とか。
滝田:シューズで悩んでいた時期があったんです。マメができちゃうとかですが。 そんな時に自分に合うシューズが見つかって、単純にいいプレーができた時は嬉しかったです。 マメも足に合うシューズだとなくなっていくんですよね。
本当にちょっとした事だと思うんですよ。別に足幅が変わったとかそういうわけじゃなく、ちょっとしたシューズの紐の入れ方とかソールの出っ張り具合とか、ちょっとのことでマメが一気になくなっていきました。
ちょっとした問題なのにプレーに影響するって考えたら、物凄くシューズって大事なんだなって思った記憶があります。食事などももちろん大事ですけど、毎日履くシューズは特に大事だと思っています。
菊池:中井選手は?
中井:細かいところで同じシューズでも1足1足若干違う気がするんです。 それは自分の感覚なのか、それとも自分の状態なのか、シューズそのものなのか、わからないですけれど。僕は1足を育てることを凄く大事にしているんです。
例えば、地面を蹴ってしまってつま先部分が削れたらそのシューズはもうベストじゃないわけですよね。
また、僕はスライディングをしてアウトサイドの部分が破れたりするんですけど、その破れる直前というか、ちょっと広がったぐらいがちょうどいいって微妙な感覚を履いていく中でなじませていくんです。
なじませた中で自分が「あ、コレだな!」ってところにもっていくことが本当に好きなんです。
菊池:育てるというか、足にシューズを合わせる感覚ですかね?
中井:そうですね。それで壊れてしまう時もあるし、何度履いてもうまくいかなかったこともあります。 育てていって試合で履いて活躍することがシューズへの思いです。
菊池:だから少ない足数で回しているんですね。
中井:そうですね。その気に入って育てたものを長く履くんです。
菊池:その壊れる手前ぐらいがもしかしたら一番脂がのっている感じなんですかね?
中井:そうですね。
滝田:僕は新品を履くんですよ。
中井:滝田さんとは逆なんですよ!
菊池:試合で新品を履くんですか?
滝田:試合で新品をおろしちゃうんですよ。 中井選手はなじませながら試合を迎えるタイプなんですけど。
菊池:新しいシューズで試合に臨むときもあるということですよね?
滝田:全然ありますよ。
菊池:それでなおかつ前半と後半でシューズを替えるんですよね?
滝田:そうですね。
中井:いやそれは僕にとっては全くイメージがわかないですね。 多分体重も違うし、プレースタイルも違うから、シューズに与える影響力とか圧力が違うんでしょうけど。僕が使っても革はすぐ柔らかくならないですもん。
滝田:僕は多分アップで履けばすぐ柔らかくなると思います。
菊池:シューズが体重やプレースタイルとかに左右されるんですね?
滝田:それもあると思います。
菊池:これはフットサル選手ならではですね。そしてプレースタイルが対照的なお二人だから出る話ですね。
滝田 中井:確かに・・・(笑)
菊池:これからフットサルをやるプレーヤーに向けて、フットサルシューズの選び方のポイントなどを教えてください。
滝田:一つはどういうプレーをしたいかは大事ですね。さっきも言いましたけど「トゥーキックでシュートを決めたい」とか、「強いシュートを打ちたい」とか、「身軽なプレーをしたい」とかは間違いなく選ぶポイントになると思います。
あとは革ですね。合皮がいいのかカンガルーがいいのかの好みは大事で、最初にシューズを履いた感覚がきつくてもそれが履いていくうちに良くなる可能性があるので、そこの感覚は捨てるのではなくて、「こういう感覚なんだ。でも試してみてもいいかな?」って考えてほしいですね。
最初きつくても革によっては履いていくうちに自分の形にフィットして「このぐらいの重さだったらいいのに」という重さがマッチしていれば、一回履きならしてみるとすごくいいシューズになる可能性はあります。
履き方とシューズの種類によってシューズの変化は全然違うので中井選手がシューズを育てるって言ってましたけど、育て方によって全然違うシューズになると思います。だからどんなプレーをしたいのかが凄く大事かなって思います。
菊池:楽しみでフットサルをやっている人はプレーがどうのこうのというより、まずは好きなメーカーから入っちゃったりとか、そういった先入観で選ぶ人も多いと思うのでその考えは深いですね。
滝田:そうですね。でもメーカーで選ぶというのもテンションが上がるポイントだと思うので・・・。 ホントそうですね。あとはGALLERY2で買って頂いて・・・(笑)
菊池:(ペスカドーラ町田の)スポンサー様ですね(笑)
滝田:よろしくお願いします(笑)
菊池:中井選手は?
中井:1つでも2つでも何かこだわりを見つけてもらったらと思います。 外国人はこだわりを持っていないと話してましたけど、僕はこだわりを持った方がシューズ選びが面白くなると思います。
僕にはシューズを育てて自分に合った軽さと、地面との距離感とフィット感というこだわりがあって、滝田選手にはまた違うこだわりがあって、こだわりを見つけることによって色々なシューズを履いた時に様々な部分で違いを見つけられますし面白いと思います。
菊池:もちろん床のピッチと人工芝のピッチとではまた違いますよね?
滝田:違いますね。僕は人工芝でもポイントのないフラットなシューズを履きたいですね。
菊池:普通、人工芝だとポイントがついているシューズを履きますよね?
滝田:そうですね。芝が長いとトレーニングシューズの方がいいですね。
菊池:滑りすぎちゃいますからね。でもポイントがついているシューズだとまた足の裏の使い方が変わってきますよね?
滝田:そうですね。
菊池:アマチュアの選手でもこれ(ソールが飴色)を履いてロングパイルでプレーする人もいるし、ポイントつきの止まるシューズでプレーする人もいます。プレースタイルとか好みですよね。床でプレーする際はシューズの裏に滑り止めとかつけるんですか?
滝田:ソールにはつけないですね。ただ海外などでスポーツコートがやたら滑るとことかは、競技規則に違反しているっぽいんですけど、松ヤニをつけているみたいです。 ワールドカップなんかでも松ヤニをつけている国があったみたいです。
個人的にはインソールには滑り止めを入れるときはありますよ。新しいソックスの時とかは滑りやすいのでシューズの中ですれて滑らないようにすることはありますね。
菊池:ソックスはサッカーと同じなんですか?
滝田:同じですね。でもソックスも気にしている人もいるよね?
中井:ソックスだけでも全然違います。
滝田:だからソックスをくるぶしあたりでカットして、自分の履きたいソックスを履いてテーピングで止める選手は多いですね。
菊池:最後になにかありますか?
滝田:是非GALLERY2で買ってください(笑) でもホントにGALLERY2の店員さんのシューズのアドバイス力は物凄く高いです。
菊池:対照的な二人の話は面白かったです。ありがとうございました!(了)
取材協力/T-BALANCE(スポーツジム)
写真/㈱カルーテ 菅優樹、プレイ写真(ASV PESCADOLA MACHIDA)
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